古本虫がさまよう 宅配会社の末端はブラックなのか?
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宅配会社の末端はブラックなのか?
(2015・12・12・土曜日)




横田増生氏の『仁義なき宅配 ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』 (小学館)を読んだ。

宅配便会社(ヤマト、佐川、日本郵便など)の競争世界を垣間見ることのできるノンフィクション。宅配便なしには成り立たないアマゾンなんか、時々嫌がらせに(?)文庫一冊(送料無料)を購入することも? 知らないうちにプライム会員にさせられ、高い年会費をふんだくられ、来年某月まで「有効」だから?

とはいえ、本書を読むと、そんなことをすると、宅配業者いじめになりかねない構図もあるようだ。

山本夏彦氏のエッセイだったか、郵便小包だったか、国鉄の荷物配送だったか、その仕組みの官僚主義的な対応を批判していたかと。そのころに比べれば、郵便小包だって、「ゆうパック」になって「改善」はされてきた。それも佐川やヤマトの民間企業の宅配に関する「起業」「競争」があったからこそであろうか。電話の電信電話公社・NTTに対するソフトバンクのような構図か。

とはいえ‥‥。みんな大きくなると、そこそこ傲慢にもなるのが世のならわし? 初心、初志を忘れていく? ヤマト宅急便は「クール便」でのごまかしが以前発覚。そのあたりの事情は、本書でも詳述されている。

本から少し離れて、宅配便に関する個人的な感想を……。

ゆうパックは、荷物を運ぶ小型トラックの中には、運転席と荷台とが「分離」していないものがあるようだ? 下請け、孫請けなどがあるのか、契約・個人ドライバーがやっている例もあるのではないか。だからか、そんな小型トラックだと、運転席と荷台がつながっているために、運転席で運転手がタバコを吸うとその悪臭が荷物台に流れていき、荷物の箱に悪臭が染みついていることがある。そのため、荷物を受け取るとき、果物などの小包からしてタバコ臭いことがあって、局にクレームをつけたことがあった(やってくるオジサン自体が、服にタバコが染みついているから臭いのにも閉口する時もあるが…。吸うなとはいいにくいが、臭い消しをもって、荷物運びの時はシューシューするぐらいの配慮をしても罰は当たるまい?。そして少なくとも運転席の悪臭が荷台に流れないようにすることは肝要だ。それができないなら、少なくとも運転席で喫煙するのは御法度にすべきでは。あぁ、それにしても早くタバコ税、上がらないかな? ガンバレ、公明党? 敵の敵は味方? いやいや、財務省や日本たばこは、増税分の一部で、ちゃんとした二重ドアの喫煙ルームを人口密度の高いところに設営するようにすればいいのに‥‥。汚染者自己負担の原則という理念が欠けている)。

ヤマトの車は、その点、普通だと運転席と荷台は完全分離しているものが多いように思える。こういうところも宅配会社は注意すべきだと思うけど。ミカンなど食べられる生ものの荷物を扱う時に、タバコ臭い箱にして、それを持ち運ぶなんてサイテーだと僕と思う。

ともあれ、著者は、宅配便のトラック運転手の「助手」や、荷物の選別をする工場のようなところでバイトとして仕事をし潜入ルポもし(?)、また関係者への取材も行ない、宅配業者の建前と本音、内幕、ブラックな部分など、さまざまな視点から、この業界の問題点を解剖している。

こちらは、利用者であるから、料金は安いほうがいいし、アマゾンもたしか最初は送料無料本は定価1500円以上の本だったと思うが、最近はあまりそういう制限はなくなったかのようである。

靴を買ったりする時でも「送料無料」といううたい文句がある。本屋や靴屋でモノを買う時、近所ならばともかく、また出かけついでならともかく、交通費もかかり、荷物がかさばることを思えば、通販のメリット(自宅まで配送)の上に、昔ならかかった「送料」もかからないとるなると……。実際、通販などの宅配利用は増えているとのこと。靴なんかもアマゾンではそこそこ「値引き」もされている。特定メーカーの靴なら、ABCマートで買うより手っとり早いかもしれない。

世の中、ジキルとハイド。宅配も便利の陰にいろいろとマイナス要因も発生しているようだ。そのあたりの宅配業界のジキルとハイド的状況を知る上で大変参考になる本だった。

定年後のバイト先としては、僕は体力的にもちょっと宅配業界は無理か? ベトナム人など外国人もかなりそうした荷分けセンターのようなところでは働いているそうな。

そういえば、ゆうパックって、よく「ドライバー」から、「〇〇時~▲▲時の配達指定ですが、少し早めに行っていいですかね」とよく電話がかかってくる。まぁ、都合がいい時もあって、「はいはい、それでいいですよ」となることもある。「いや、いまから出かけるから…」ということも。

ヤマトからはそういう電話がかかってきたことはないが、ヤマトも不可思議な会社で、クロネコのタントカ会員になっている。そうすると、荷物の配達などをメールで知らせてくれるというのだ。でも、それって、きたりこなかったり。メールでいまセンターのあたりに…とか例示し、パソコンで、こちらの都合で時間を変更したり近くのコンビニや職場で受け取りが変更可能なように指図ができることもあるのだが…。これって、どうなっているのやら。繁忙時にはしないということなのかしら? 杜撰でいい加減というしかない。

靴やらなんやら職場で受け取ることもアマゾンなどは簡単にできる。本など軽い荷物なら、家での受け取りより便利かもしれない(家で受取らないようにしていれば、古女房にまた読みもしない本を買ったわねと怒鳴られないし? 「アマゾン隠し」?)。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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