古本虫がさまよう 左にいると真ん中も右に見える? 多様な価値観は「容共リベラル」止まり?
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左にいると真ん中も右に見える? 多様な価値観は「容共リベラル」止まり?
(2015・12・10・木曜日)




「多様な意見」「多様な生き方」「多様な価値観」を尊重しようというのはリベラルや性同一障害者でなくても、普遍的な真理に近いと思う。ところが、そういうことを否定したがる人や組織があるようだ。

朝日新聞(「海外へ歴史本波紋呼ぶ」12・7朝刊)、東京新聞(12・8日付け「消しきれない修正主義」「米研究者らに歴史本ばらまき」「不毛な執着」)といった不可解な記事が出ている。猪口邦子氏が、呉善花氏の『なぜ『反日韓国に未来はない」のか』(小学館)と、 『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』 (産経新聞出版)の英訳されたものをアメリカの議員や研究者に送ったことを、批判的に報じている。日頃は「多様な価値観」を-というリベラルな新聞社が、それを否定し、レッテル貼りをするかのような(とりわけ東京は酷い)「修正主義」などの見出しで報じている(朝日はまだ客観的報道)。

拓殖大学教授の呉善花さんの本は、積んどくしているが、 『侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか』『韓国併合への道 完全版』 (文春新書)など、多くの本を出している。半藤一利氏と同じく山本七平賞を受賞もしている人だ。
産経新聞社著の『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』 (産経新聞社)は本欄でも紹介しているが、朝日の植村隆元記者の記事をはじめ、朝日の慰安婦報道を徹底検証した本。また、反日団体のアメリカなどに於ける世論工作の実態なども分析されている。「針小棒大」ともいうべき「勇み足」(若宮啓文氏)的な慰安婦報道が、これだけ拡散拡大され、日本国の名誉を侵害していることは憂うしかない。それへの反撃反論の書として貴重な一冊だ。

慰安婦はいなかったと言っているわけではない。未成年の少女などを国家指令に基づいて強制連行して無理やり慰安婦にした例は韓国ではなかったなどといった指摘をすることは、事実の例示であり、一つの見解であろう。

諸外国では、研究者を含めて、そういう形の強制連行があったと信じ込んでいる人もいるようだし、意見交換もかねて、そういう本を献本して何が悪いのだろう?
東京記事では「歴史修正・嫌韓本を送っても、あきれられるばかりで逆効果」「世界から孤立していくのではないか」と語る識者なども出てくる。受取った人の中には啓蒙される識者もいるかもしれないけど、そういう人を紹介する気にはなれないようだ。

呉善花氏は、身内の行事のために、訪韓したところ、麻薬犯罪者並みに扱われて入国を拒否されたことがあった。イデオロギーのみでそうした超法規的措置を取る韓国政府こそ、そのあとも産経支局長への「裁判」や、中庸な朴裕河さんへの「在宅起訴」など、発展途上国並みの言論感覚を発信している。これこそ「世界から孤立していく」道であろう。

それに引き換え、ささやかな英訳書を二冊、研究者に送って、こういう事実があることを知ってほしいと提案するのは、「言論の自由」の行使でしかない。それに対して、こういう記事を載せるのも、また言論の自由ではあろうが、一読者として読む限り、ちょっと一方的ではないかと感じさせるものがあった。

身内の恥(日本の一部マスコミの誤報虚報が世界に知られる?)をさらすことになるからなのか? リベラルだと思われた猪口邦子議員が、安保法制にも賛成し、こんなことまでするのをなんとか翻意させようとする狙いからの「(逆)ヨイショ記事」なのか。
東京新聞の原発批判報道には、「なるほど」と思うことも多いが、この手の記事にはいささか未熟さを感じる。「二冊」送った程度で「ばらまき」とは? 針小棒大報道もほどほどにすべきだろう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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