古本虫がさまよう ピンク色のない「007(デーブ)スペクター」に用はない?
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ピンク色のない「007(デーブ)スペクター」に用はない?
(2015・12・5・土曜日)




昨日(金曜日)、古女房は映画のポイントがたまって一回タダで見られるからといって、007スペクター最新作を一人で見に行った。映画の中では「オーウェル」の警句が出てきたりしたそうな。ふうむ‥。帰宅してきたら、今度はテレビで、これまた地上波では初めてという、007の旧作をソファに寝ころがって見ていた(もちろん劇場で見ていたのを再度。その間、僕は具のないインスタントラーメンを造り、キムチを入れて食べて、アイルオブジュラを飲み、家人が日帰りで名古屋に出掛けていたおみやげに買ってきた「赤福」をつまみにして食べた。なんと優雅な夕食よ?)。

映画のほうは、ボンドガールならぬ50代のボンドウーマンということで、裸はどうだったのだろうか?という程度の関心はあるのだが‥‥。
「あんたの好きそうなエロスシーンも少しだけあったわよ」
「乳首は見えたのか?」
「‥‥‥アホ」

まぁ、007といえば、やはりパロディ版の清水正二郎「訳」の、イヤーン・フラミンゴの『女体のルーレット』(浪速書房)、『俺は女に弱いんだ』(浪速書房)、『ピンク07号の好色作戦』 (浪速書房)などが懐かしい。

清水氏は、アメリカの某古本屋で、フレミングの007のパロディ版を見つけたという。その古本屋には、トム・コネリーの『006号秘密作戦シリーズ』、ショーン・オコーナーの『07間諜冒険物語集』、イアン・アンブラーの『ダブル8は殺しの番号シリーズ』があったそうな。いずれもどっかで聞いた「名前」のパロディでもある。
そして、イヤーン・フラミンゴのピンク07号シリーズもあって、50冊ぐらいを日本に持ち帰り、比較検討した結果、面白さでは、このピンク07号シリーズが抜群ということでイヤーンを訳出することにしたという。
イヤーンは、ペンネーム? 実は、マサチューセッツ州立大学の修士課程の学生で27歳、ジョーン・リーヴイスが本名であるという。これも聞いたことのある「名前」だが、もちろんフィクションであろう。

また、清水正二郎氏の著作として『桃色のフインガー』『ドクトル悩殺博士』『桃色7号はベッドで死ぬ』(圭文館)などという本もあり購読したことがある。

これらの一部は胡桃沢耕史名義で、ケイブンシャ文庫にも収録されているが、007のパロディ版としてはそれなりに貴重な作品といえようか。ケイブンシャ文庫はもう刊行されていないが、この本はブックオフでも時々見かける。

「住めば都はるみ」なんて秀逸なジョーク(ダジャレ?)を創るデーブ・スペクターなら、名前改め「007スペクター」と名乗るかも? そして彼主演の『ピンク07号の好色作戦』なんて映画を創るといいかもしれない。監督は、マイケル・ムーアがいいかも?

でも、『アホでマヌケなマイケル・ムーア』 (白夜書房・著者・ デヴィッド・T. ハーディ& ジェイソン クラーク)の本の中で、デーブさんは、ムーア批判をしていたからなぁ。
この批判はなるほどと思った記憶がある。もっとも、ムーアの映画は見ていないのでなんともいえないが。でも、ノンフィクション・ドキュメント映画(「ボウリングフォーコロンバイン」)で、ああいう「切り貼り」をするのは、某NHKの「台湾番組」の手法と同じで(?)あまりフェアとはいえまい。それって007映画が「ノンフィクション」と銘打つようなものだから。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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