古本虫がさまよう 「針小棒大」の緊急地震速報と、フランスのパリ「大虐殺」テロニュースのあとに、遺品整理で古本珍本を発見
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「針小棒大」の緊急地震速報と、フランスのパリ「大虐殺」テロニュースのあとに、遺品整理で古本珍本を発見
(2015・11・15・日曜日)






昨日(2015・11・14・土曜日)は、朝から、結果としてはいささか「針小棒大」の緊急地震速報と、フランスのパリ「大虐殺」テロニュースが飛び込んできたが‥‥ともあれ、首都圏はちょっと寒い一日。小雨も降り続けた(一瞬晴れ間もあったが)。この秋(冬)初めてセーターを着た。

本来なら、上諏訪駅近くでやっている「くらもと古本市」に行く手もあったのだが‥。ここは、以前一度寄ったことがある。一箱古本市的な雰囲気もあり、まずまず。高遠よりはちょっと賑やかで、距離的にも新宿から一直線で手前だから、行き来は各停を利用しても楽ちんだが、あいにく安い切符(青春18など)がこの時期ないのが‥‥。

ならば、「休日おでかけパス」(2670円)にて、反町、高円寺、神田の古書会館の古本市、つちうら古書倶楽部の古本市に出掛ければとも思ったが‥。
そうもいかない。というのも、知人の遺品整理のために、土浦に行く用事があったため。ついでに古本の整理も頼まれ‥。

行ってみると、ざっと4000冊程度。いささか紙(頁)も茶色になったり、文庫などはもう売り物にはならない感じ。それでも整理して古本屋に売れる程度のものと資源ゴミ行きと分類。結構時間がかかり、つちうら古書倶楽部の古本市に出掛ける時間的余裕もなくなった。まぁ、あそこは疑惑の(?)税抜き価格古本市だから、まぁいいか? 来週までやっているみたいだからと。

整理整頓の謝礼ではないが、ちょっと珍しそうな本を二冊ほどもらった。
水上勉氏の『ヨルダンの蒼いつぼ』 (朝日ソノラマ文庫)と、ジョージ・マイクスの『貧乏学入門』 (ダイヤモンド社)。亡くなった人は、ちょっと水上勉が好きだったようだ。僕はあまり読んだことがないのだが‥‥。朝日ソノラマ文庫の本はちょっと珍しいなと。帰宅して「日本の古本屋」でみると、おお、1800円から5940円となっている(1800円のは貸本あがりで状態がかなり悪いようだ。相場は一冊3000円か?)。

ジョージ・マイクス(ジョージ・ミケシュ名義もあり)は、ハンガリーからの亡命者。反共リベラル派。ケストラーに関する評伝や、政治ものやら、小説(『スパイになりたかったスパイ』講談社文庫)やらいろいろと訳出されている。この『貧乏学入門』はもっていなかったかと。加藤秀俊さんの訳。「日本の古本屋」には出てなかったが‥‥。 『自由への舞踏 バレリーナの恋』 (時事新書)も書いていたかと。この本は持っていたかと思うが‥‥。

ともあれ、古本屋に行かず、行けずとも、ちょっと珍しい古本を二冊ゲットした次第。

高円寺と反町は日曜日もやっているがさて行けるかどうか。
本日開催予定の雑司ヶ谷の「みちくさ市」は青空型なので天気次第だが‥。この古本市の開催は、「日本の古本屋」の「古本まつりに行こう」には掲載されていないようだ。たまたま、 「古本屋ツアーインジャパン」を見ていて気づいた次第。セクショナリズムなのか、「日本の古本屋」に加盟しているところが主催者に入っていないからなのか? せっかくなんだから掲載すればいいのに‥‥。気づかない人だっているのだから。そこそこの規模の古本市の催しものは掲載すれば、その古本市会場周辺の「日本の古本屋」加盟店にも足を伸ばす人だっているのだから‥。やれやれ。

車中では、辻田真佐憲氏の『たのしいプロパガンダ』 (イースト新書Q)を読んだ。この人の前著『愛国とレコード 幻の大名古屋軍歌とアサヒ蓄音器商会』 (えにし書房)、 『世界軍歌全集 歌詞で読むナショナリズムとイデオロギーの時代』 (社会評論社)は紹介ずみ。

本当に恐ろしい大衆扇動は、
娯楽(エンタメ)の顔をしてやってくる!
戦中につくられた戦意高揚のための勇ましい軍歌や映画は枚挙に暇ない。しかし、最も効果的なプロパガンダは、官製の押しつけではない、大衆がこぞって消費したくなる「娯楽」にこそあった。本書ではそれらを「楽しいプロパガンダ」と位置づけ、大日本帝国、ナチ・ドイツ、ソ連、中国、北朝鮮、イスラム国などの豊富な事例とともに検証する。さらに現代日本における「右傾エンタメ」「政策芸術」にも言及。画期的なプロパガンダ研究。



百田尚樹氏の『永遠の0』 (講談社文庫)の「プロパガンダ」についても「右傾エンタメ」にからめて言及している。戦時中の「わらわし隊」なども。もちろん、ナチスや北朝鮮のプロパガンダなども。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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