古本虫がさまよう 「地球温暖化危険論」は、旭化成子会社も真っ青の捏造データに基づくものなのか?「原子力ムラ」「せんみつや・千三つ屋ムラ」より怖い「温暖化ムラ」?
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「地球温暖化危険論」は、旭化成子会社も真っ青の捏造データに基づくものなのか?「原子力ムラ」「せんみつや・千三つ屋ムラ」より怖い「温暖化ムラ」?
(2015・11・4・水曜日)


深井有氏の『地球はもう温暖化していない 科学と政治の大転換へ』 (平凡社新書)が出たので手にした。
まだ読み始めたところ。題名通りの本。


われわれは、二酸化炭素によって地球温暖化が進んでいることはもはや常識中の常識だと思っている。しかし、データ上では温暖化は20年近く進んでおらず、世界各国では温暖化二酸化炭素原因説への疑念が相次いでいる。では、これから地球はどうなるのか? 最新の太陽学や古気候学の知見から見ると、今後太陽の活動が弱まり、地球は寒冷化に向かう可能性すらある。あまりに政治化されてしまった地球温暖化という問題。タブー視される「温暖化のウソ」に物理学者が警鐘を鳴らす。





まえがき
第1章 CO2温暖化論が破綻するまで
1 変わりつつある「地球温暖化」
日本の常識は世界の非常識/聞こえてきた寒冷化の足音
2 温暖化とCO2は関係ない?
気温は18年前から頭打ち/過去の気温変化はCO2と無関係
3 IPCCは何をしてきたのか
IPCCの見解の変遷──現実との乖離は進む
4 IPCC第5次報告書を読み直す
気候モデルへの過信──大きすぎる気候感度/気候モデルの弱点① 水蒸気の作用/気候モデルの弱点② 雲の作用/隠された根本的欠陥
5 気温データは正しいのか
クライメートゲート事件/流出メールから読み取れること
6 俗説を排すために

第2章 太陽が主役、新しい気候変動の科学
1 地球の平均気温を正しく知ろう
体験的温暖化は都市化によるもの/本当に信頼できるのは海水温と衛星測定
2 地球気温の温故知新
古気候学から学ぶ小氷河期の気候
3 地球を知るために太陽を知ろう
太陽のかたち/太陽風と太陽磁場/宇宙線の振る舞い/今後の太陽活動はどうなるのか
4 太陽はこうして気候を決めている
太陽活動と気候の密接な関係/気候と銀河系との関わり/雲はどのようにできるのか
5 太陽は200年ぶりの大変身──気温は頭打ちから寒冷化へ
過去160年の気温変化を解析する/今後100年の気温を予測する

第3章 あまりに政治化された「地球温暖化」
1 政治化された経緯をたどる
IPCCはCO2による温暖化前提の組織/京都議定書のもたらしたもの──エスカレートする途上国の主張
2 「地球温暖化」政策の背景
「地球温暖化」問題は国連が作り出した/金儲けの種にされた「地球温暖化」問題/世界の意識調査から見る「地球温暖化」
3 物理学者が見る「地球温暖化」問題
米国に見る物理学者の行動

第4章 今後とるべき政策を考える
1 国内政策
CO2を減らすより、利用することを考えよう/エネルギー問題を考え直そう/温暖化対策一辺倒を止めよう/「地球温暖化」教育を改めよう
2 外交政策
リオ宣言から逸脱した気候変動枠組条約/温暖化外交戦略は「守り」に徹すべし/「地球温暖化」対策からエネルギー対策へ
3 これからとるべき道
地球環境とエネルギー問題の現状/生き残るために

付録1 気候感度と温室効果
付録2 気候科学の半世紀
国際地球観測年/日本の状況/チャールス・キーリングのこと/真鍋淑郎のこと



うっかりしていたが、この人の前著『気候変動とエネルギー問題 CO2温暖化論争を超えて』 (中公新書)は積んどくしたままだった。中公新書は、書名が中立的であるし、帯(表)にも「時間がない。」と大文字。
これだけだと、著者が地球温暖化危険論を批判していることが伝わらない? 

もっとも帯の「時間がない。」の左脇に小さく「IPCCが捏造した地球温暖化CO2原因説。『温暖化対策』で、日本は莫大な損害をこうむることになる」と書かれているから、分かる人には伝わるようにはなっていたけれど‥‥。

平凡社新書のほうでも、冒頭、IPCCのデータ捏造、クライメートゲート事件について詳述されている。

理系オンチの人間は、こういうのを読んでも「なるほど、その通り」とは断言できないが、まぁ、旭化成子会社の面々のやっていることを思えば(これは社内での聞き取りや、国交省の調査レベルではなく、さっさと警察による捜査・逮捕、起訴の次元ではないのか? 捏造した輩が「自殺」しても困るし。また、旭化成やその子会社ばかりが表に出ているけど、三井の親玉も出てこい?)、IPCCや気象庁の言っている「温暖化予想」もアテにはならないと考えたほうがいいのかもしれない。

日本版でいいから「ニューズウィーク」あたりが、この真贋について大特集を組んでほしいものだ。もっとも、少し前に温暖化危機論を肯定的に特集していたかのように記憶しているが。いやいや、そのはるか前には、アメリカの学者が、温暖化危険論を批判しているコラムを掲載していたこともあったかと。

「慰安婦」論争同様、さまざまな「発見」によって、その価値基準が変動するということはありうる。「慰安婦強制連行」説同様、「温暖化危険」説も、眉唾物かも?

本や雑誌記事などを読んでいろいろと勉強しなくちゃ?

ビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』 (文藝春秋)も深井氏と似た論考。
小松左京氏も、1974年に、編著として『異常気象 地球が冷える』 (旭屋出版)という本を刊行している。このころは地球寒冷化論が「流行」していたのだ?

ところで、話を戻すが、1934年生まれの深井氏は、平凡社新書の「あとがき」で、実は中公新書の「まえがき」で、こういう一文を書いたと記している。

「齢70代の半ばを過ぎて、近頃しきりに戦時中のことを思い出す。なぜかと考えてみると、どうやら雰囲気がそっくりなのだ。先の見えない閉塞感の中で、『地球温暖化防止』という大義の下で人々が」「CO2削減に励んでいるさまは、アジアから鬼畜米英を追放して大東亜共栄圏を構築するという大義の下、国を挙げて戦っていた姿にぴったり重なる。その頃、巷には『八紘一宇』や『聖戦』などという標語が飛び交っていたものだ。その雰囲気は、理屈抜きで小学生だった私の体に染み付いている。このような雰囲気、集団パラノイアがまたぞろこの国を覆い始めていることに、限りない不安と胡散臭さを覚えずにいられない」

ところが、「大多数の読者には共感されないのではないかという指摘」を出版社側から受けたために「取り下げた」とのこと。ううむ、ゆゆしき「言論弾圧」?

ともあれ、著者は、「あとがき」で、世界が寒冷化に向かうことが誰の目にも明らかになる時がやがてやってくるとして、そう遠い先ではないから、 「そのとき、100兆円もの人類の富を浪費させた人たちは、どうやって贖罪するつもりなのか聞きたいものである」と結語している。なるほど。さて、どうなるか。ネバーセイネバーの原則からすると‥‥?


なお、平凡社新書は、中公新書の本を「全面的に更新したものであるが、過去の経緯については、前著から再録した部分がある」とのこと。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

2012/04/19(木) 05:46:46
4月18日付毎日夕刊一面トップには「台風凶暴化」「今世紀末シミュレーション」「最強級襲来10~20年ごと」「温暖化影響850ヘクトパスカル発達も」という見出しの記事が掲載されていた。

「現在の気候条件では70~100年に1回程度しか本州沿岸に接近しない最大風速54メートル超の最強クラスの台風が、今世紀末には10~20年に1回程度接近する可能性があることが、気象庁気象研究所と海洋研究開発機構の共同研究チームによるシミュレーションで分かった。地球温暖化の影響で、中心気圧が850ヘクトパスカルを下回る史上最強の台風が発生する恐れがあるという」……。

ふうん?

だが、国立天文台の常田佐久教授によると、今本当に危惧すべきは地球寒冷化の危機だという(「文藝春秋」2012年5月号の立花隆氏エッセイ参照)。常田氏は日本の太陽観測衛星「ひので」プロジェクトのリーダーでもあり、この「ひので」が太陽の黒点が生まれてから消滅するまでの全過程を詳細に観察して数々の発見をなしとげているとのこと。すると太陽黒点活動が激減しているそうな。そのために、地球寒冷化もささやかれているこのごろだが、旧来のような、なんでも温暖化が進めばこんなになるといったノストラダムス的「予測」記事に一喜一憂しても仕方ないだろう。

たまたま毎日の夕刊記事の出る前に読了した渡辺正氏の『「地球温暖化」神話 終わりの始まり』 (丸善出版)』は、題名通りの本。著者は一貫して地球温暖化危険論に懐疑的な立場から発言している。C O 2を「誤認逮捕された善良な市民」と見ており、二酸化炭素を一方的な悪者にみなす風潮に反論している。あのクライメートゲート事件に関しても詳述している。ダイオキシン、環境ホルモン騒動など、作られる危機、エコ騒動の数々も論評されている。
この本の言い分が100パ-セント正しいかどうかは理系オンチには判断できないけれど、人為的理由によって地球温暖化が進行し、その効果は、マイナスしかないという類の本はあふれるほど出ているが、こういう本は少数派であろうか。どちらにせよ、異なる立場の本を読み、ふうむ? ふ~ん、なるほど、そうかも、いやしかし…と思案しながら考えをまとめていくしかない。
ただ、毎日の記事と渡辺氏の本を読み比べると、どっちが冷静であるかは言うまでもあるまい!


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