古本虫がさまよう 高円寺商店街のような電柱からの煩い騒音もない。ハロウィンの「ハ」もない。雨対策、寒さ対策もない。だからこそというか、それでもというか、神田神保町の青空古本まつりより、根津千駄ヶ谷の数軒の古本屋の通りを散策するほうが楽しい?
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高円寺商店街のような電柱からの煩い騒音もない。ハロウィンの「ハ」もない。雨対策、寒さ対策もない。だからこそというか、それでもというか、神田神保町の青空古本まつりより、根津千駄ヶ谷の数軒の古本屋の通りを散策するほうが楽しい?(2015・10・31・土曜日)






今朝(2015・10・31)の朝刊によると、東京は最高気温20度で、晴天とのことだったが、雲も多かった。ネットで見ると、今日の最高気温は17度のようだ。これでは天気予想は外れでは? 20度あるならということで、シャツは厚めにしたが、夏の薄いジャケットに、合い期間程度のズボンを履いていたので外を歩くときは結構肌寒かった(とはいえ、地下鉄車内では丁度いい程度。中には除湿か冷房か、ちょっと空調を入れている車両もあった)。
天気も、晴天というよりは結構曇天。あと一歩で雨が降るかもしれないと思いつつ、薄日も結構さしていた。残念?

だが、ここ一週間の日中に比べると、寒さを感じた分、外歩きはイマイチ? 神保町の賑わいはどうだっただろうか?

御茶の水駅で下車して、神田古書会館にちょっと寄って、「洋書市」では、某外国雑誌を一冊購入。1956年のハンガリー「動乱」の時の自由のために戦ったハンガリー特集号。96頁の写真中心のレポートだ。 「君の涙ドナウに流れ」(映画)で見たシーンと同様のものが収録されている感じだ。
こうした戦いを冷笑した当時の進歩的文化人の「巨頭(虚頭)」の大内兵衛や日共の輩たちほど、反知性主義を示すものはあるまい。そのあと、日米安保改定に、彼らが反対を叫んだのは、日本が、ハンガリーのようになることを祈願してのものだったというしかあるまい。

古書会館を出てから、すずらん通りなど中心街には行かずに、地下鉄丸ノ内線の御茶の水駅にすぐ戻る(雨対策、寒さ対策ゼロ?のすずらん通り周辺のブックフェスティバルには寄らず)。中目黒に所要があって移動する。

中目黒駅は、駅はやっとまぁまぁきれいになったが、駅出てからの道筋は相変わらずゴミゴミ。人も多い。青空喫煙所を駅チカの人が行き来する通路の真ん前に設置もしている。区長の見識を疑う? 何の遮蔽物もないのだ。今時、「枯れ木」ではないが、木々やら何か置いて、喫煙者の汚い風情が見えないように、また悪臭が少しは遮断できるようにするものだが、そんな措置も何もないから呆れるしかない。

用事をすませて、近くにブックオフがあったよなと見に行くが見当たらない。住友不動産のマンションが建設しているあたりにあったような気がするが?(帰宅してネットでみたら、2015年3月31日に閉店していたようだ)。

その先にある古本屋「カウブックス」に移動。しっかりと値付けしている古本屋。軒先コーナーの横尾忠則氏の『ぼくは閃きを味方に生きてきた』 (光文社文庫)を324円(税込)で購入。
横尾さんって、将来、田中小実昌さんみたいに古書価格が値上がりするんじゃないだろうか? というわけで購入しているわけではなくて、それなりに面白いから、積んどく本も含めてたまっているこの頃。ここから少し上り坂を北上すれば、 代官山のツタヤに数分程度で行けるが、もちろん、そんな面倒臭いことはしない。
「カウブックス」のあと、洋服屋があったので、手頃なジャッケットがないかと物色するものの好みのものがなく何も買わず。

さらに所要があるため、中目黒駅から新宿御苑駅に移動。

ふと思ったのだが、パスモで移動すると、この料金はどうなるのか? 

東横線&日比谷線の共通駅である「中目黒駅」から日比谷線で恵比寿や六本木方面に行き、どっかで乗り換えて丸ノ内線を利用して新宿御苑駅で下車したとなると、メトロしか利用していないことになり、料金は割安になるのでは。しかし、実際は、中目黒駅から東横線を経由し、渋谷から副都心線(メトロ)に乗入れ、新宿三丁目駅で下車し、同じメトロの丸ノ内線に乗り換えて新宿御苑駅で下車すると、「東横線(中目黒→渋谷)&メトロ(渋谷→新宿御苑)」で割高料金になるはずだ。
でも、実際にその路線を乗車していたら、その料金を取られるのは当然だが、コンピューター・機械的には、そう判断せずに、メトロオンリーの料金になるのだろうか? だが、それは「キセル」になるのではないのか? 一度窓口で聞いてみたいものだ?

新宿御苑に寄ったついでに、いつものように「いなば」でつけ麺を食べようと思ったが、そこそこ混んでいるので止めた。

新宿御苑で所要をすませてから、神保町に戻るという手もあったのだが、どうせ混み合っているだろうし‥と思い、久しぶりに根津千駄ヶ谷の古本屋へ行くことにした。これは正解だった。

高円寺商店街のような電柱からの煩い騒音もない。ハロウィンの「ハ」もない。もちろん、雨対策、寒さ対策もないけど、高円寺や中目黒や神田神保町と違って、至って静寂。そこそこの人出はあれども‥‥。
図書館も通りに二つある。なんと土曜日だというのに、午後9時まで開館しているという。どっかの図書館なんか、土曜日は午後5時閉館が当たり前‥。それに比べて、なんと立派なことよ。

ともあれ、まずは根津駅チカの「タナカホンヤ」から。ちょっと欲しい本はなし‥‥。駅と「タナカホンヤ」の中間にあった「オヨヨ書林」ははるか昔に、表参道を経由して金沢へ‥‥。

テクテク歩いて行く。赤札堂前で売っていた焼鳥が美味しそうだったが‥‥。次回は買って帰ろうと決意。

その先の「古書バンゴブックス」へ。ここは狭いけど、なかなかの「古本」多し。この前寄った時もたしか何冊か買った。

ちょっと面白そうな本があったが、定価を書いていないようだったので問い合わせる。1800円とのこと。ううむ‥‥。ちょっと考えて、一端外の棚の古本などを眺め直し、また店内を物色し、結局、その本ともう一冊を購入。
高橋郁郎氏の『果実と共に半世紀』 (静岡県柑橘農業協同組合連合会)、細谷源二氏の『泥んこ一代』 (春秋社)を購入。

そのあと、近くにある「謎の古本屋」の軒先を覗くものの中には入らず? 
その先の新刊書店「往来堂書店」には入る。個性的な新刊書店。インコのカレンダーがあったら買ったのだが、ネコでは‥‥。天敵だからなぁ。

さらに千駄木駅を過ぎて、「古書ほうろう」へ。
広めの古本屋だが、あいにくと買いたいものはなし。店内に流れている音楽が、個人的にはとても好みではない代物で、ちょっと精神的苦痛を感じた? CDも多々発売しているので、商売の一環ではあろうが‥‥。古本屋は静寂なのが一番だが‥‥。

少し戻ってブックオフへ。ここは狭いブックオフ。 「いらっしゃいませ」の合唱もある、ありふれたブックオフ。本などの構成も同様。この前、読了した百田尚樹氏の『大放言』 (新潮新書)が560円で売っていた(定価821円)。ううむ。定価の6割より上で7割弱? 安いか? 高いか? 図書館だと人気だろうし。

ともあれ、いささか夏の恰好程度なので寒く感じたが、電柱からの煩い騒音はないし、ハロウィンの恰好して歩くバカそうな若者もいないし、根津千駄ヶ谷界隈は静かないいところと感じた次第。
一年前の今頃、日暮里駅からそちら方面の古本屋に寄りつつ、千駄木から根津に向かった記憶がある。今日は逆コースで、日暮里方面にも行かず、千駄木から帰宅。

ホークスが第五戦で敗れていたら、本日は、福岡で第六戦が行なわれていたであろうが‥‥それもないので、帰宅して、家でニュースを見ていると、まぁ、渋谷ではハロウィンごっこをしているそうな。着替える場所やゴミ袋を行政当局が用意しているとのこと。その費用は「税金」であろうに‥‥。バレンタイン同様、どっかのメーカーなどが仕掛けての流行現象であろうが、キリスト教徒でもないくせに、なんでそんなことに時間とお金を費やすのだろう? 

雨対策寒さ対策なしの神田神保町の青空古本まつりに「背」を向けて、中目黒、根津、千駄ヶ谷を楽しく一人でゆっくりと歩いた次第。二万歩。
投手の「百球」ではないが、歳を取ると、「二万歩」以上歩くと、逆に歩きすぎて危険であろうか? この通り(ストリート)、もう2~3軒、実店舗としての古本屋があれば尚いいのだが‥‥。「高遠」で開業するのもいいけど、このあたりにお店を開ければいいのに‥‥。文京区も、少し支援(?)して、公的スペースを安い家賃で提供し、古本屋を募るといいのでは?

車中では、横尾忠則氏の『言葉を離れる』 (青土社)を読んだ。本・読書にまつわる自叙伝的な内容。

内容紹介
小説と画家宣言、少年文学の生と死、映画の手がかり……観念ではなく肉体や感覚の力を信じ続けてきた画家が、言葉の世界との間で揺れ動きながら、自伝的記憶も交えて思考を紡ぎ出す。



なんだかとっても抽象的な紹介文だが、要は面白い。
あまり本を読まなかった時があったようだが、大学受験やら就職やら、なんとなく、あやふやなというか、回りに流されて推移しているように見えつつ、おさまるところにおさまりながら、たまたまた手にした本に触発されつつ、前進していくあたりが、飄々としていて面白い。
なるようになるのが人生だなとも。才能と出会いと運と引きと……。いろいろと人生、なるようになるというものか。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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