古本虫がさまよう リゾートマンションの次は都心のタワーマンションも大崩壊?
2017 08 / 07 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09 next month






リゾートマンションの次は都心のタワーマンションも大崩壊?
(2015・8・21・金曜日)




牧野知弘氏の『2020年 マンション大崩壊』 (文春新書)を読んだ。
一時、もてはやされた新潟の越後湯沢のリゾートマンションが、スキー人口の急減などもあって、スラム化し、一部屋10万円でも買い手がつかない状態である事実の指摘から本文が始まっている。

以前、青春18切符か北海道&東日本パスで、長岡の古本屋に出かけたことがあり、このあたりを通過した記憶がある。夏ということもあったが、高層のマンションがあちこちに立っているのを見て、特に奇異に感じることもなかったが、いろいろと大変なようだ。

一軒家の別荘地などで朽ち果てた「別荘」を見かけることもある。これは、所有者が半ば放棄したままなら、固定資産税などの負担をする、しないの問題であるが、マンションだと、放棄しようとて、固定資産税はむろんのこと、管理費や共益費などの負担をしないでいると、集合住宅の「質」の維持は困難になっていく。

本書はそのあたりを踏まえつつ、首都圏でさえ、タワーマンションも含めて、崩壊、スラム化する危険性があると指摘している。

マンションの老朽化による建て直しの困難、そういうマンションを「遺産」として子供に渡そうとしても、かえって負担になり、拒否される可能性も高まりつつある。

人口減により、住宅供給も減っていくはずなのに、新規分譲はせっせと続けられている。賃貸のほうがむしろ、これからのライフスタイルに合っているかもしれない……。

たしかに、普通のサラリーマンとて、読書好きで、蔵書の保存のために、マンションでは無理、広めの一軒家、さもなくば、田舎暮らしもかねて、平日は都心のマンション、週末は田舎暮らしの一軒家という生活もありえただろう。

電子本の普及や図書館ネットワークの充実によって、蔵書という「所有権」「スペース」に関して、意識改革も余儀なくされつつあるようにも思える。

昨今の両親死亡後などの「空き家」問題も、田舎のみならず首都圏でも発生しており、その管理やらいろいろと頭の痛いところであろう。

そうした「空き家」を、介護施設や外国人臨時宿泊所として活用する動きもあるようだが……。家賃で儲けようとまでいかず、維持管理費を賃貸でまかない、若干の小遣い銭が出る程度の「三方一両得」になる構図が必要になってくるのかもしれない。

本書を読みながら、いろいろと思案。所詮は持つ者の悩み? 持たざる者には無縁? まぁ、なるようになる?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 経済  | TB(1)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/2191-8e7a4678

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ