古本虫がさまよう なぜ、新聞記者たちは「未成年者虐待の甲子園」の非をあまり考えないのか? 阪神は「死の商人」なのか?心ある国内の人権団体、弁護士集団よ、「慰安婦強制連行」の次は、「未成年球児強制運動」の残酷さを訴えるべきだ?
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なぜ、新聞記者たちは「未成年者虐待の甲子園」の非をあまり考えないのか? 阪神は「死の商人」なのか? 心ある国内の人権団体、弁護士集団よ、「慰安婦強制連行」の次は、「未成年球児強制運動」の残酷さを訴えるべきだ?
(2015・8・19・水曜日)




東京周辺はこの前(8・17)、やっと最高気温30度を割った。
7月18日以来、約1か月ぶりに30度に届かず、真夏日にはならなかったものの、真夏日は29日間続いたことになる。だが、昨日(8・18)、また30度を超えた。
どうやら、今夏は日本全国、気象庁の「冷夏」予想を笑うかのような「猛暑」だったとなるのはほぼ間違いなかろう。

そんな「猛暑」の中、真っ昼間、未成年を虐待するかのような甲子園がまだ続いている。

この前、神宮球場に、主に未成年者ではない、職業野球であるヤクルト-阪神戦を見に行った。この日は、日中30度を超えていたが、日曜日(8・16)ということもあり、開始は午後5時。帰りの電車を気にする人もいるから、ドームではない球場としてはギリギリの開始時間だろう。

とはいえ、もちろんプロ野球といえども、正午前後に試合開始にするわけはない。大人がやるプロの試合とて、野球にせよ、サッカーにせよ、猛暑の中、日中、外のグラウンドで競技するわけがない。にもかかわらず、未成年の高校生の野球大会が、真っ昼間やっているのは、どう考えても、「朝日新聞的日頃何でも人権侵害的報道基準」からすれば、人権侵害ではないのか?

日曜の野球試合も、開始時間の少し前に球場に入ったが、一塁側は西日も強く、いささか辛かった。妻はせっせと日除けクリームを塗っていた。午後6時をすぎて、やっと日がかけてきて少しはしのぎやすくなった。

ともあれ、こんな暑い日本で、8月にオリンピックをやるのはいかがなものかという記事が最近、新聞に出ていた。この前の東京五輪は10月にやった(だからこそ、10月10日が体育の日だった)。しかし、記事によると、五輪中継が、他国のスポーツ大会の日程などと重ならないように、8月を外せないような日程が五輪に課せられているとのこと。要は商業主義?だという風に記事は書いていた。

その記事は、朝日に出ていた(東京新聞にも)。ならば、なぜ、その視点を甲子園大会にも当てはめようとしないのだろうか? 自社主催の競技大会のマイナスになることは書かない、記事にしないということだろうか? 情けない?


ちなみに記事は以下のようなもの。


蒸すぞ暑いぞ、東京五輪 秋開催、困難な理由は…

中小路徹、畑中謙一郎、榊原一生
2015年8月10日20時58分

 うだるような暑さが続く今夏の東京。35度を超える「猛暑日」は、過去最長の8日連続を記録した。5年後の2020年東京五輪の開催期間は、7月24日から8月9日まで。ちょうど猛暑の時期と重なる。世界各国から集まる選手たちの健康を守り、力を発揮してもらうには、どうすればいいのか。関係者は奔走する。

 「(東京五輪は)熱中症の問題がある時期の開催。あと5年しかない中で、暑さ対策を詰めていくことが必要だ」。7月3日、出場選手と観客の暑さ対策を検討する連絡会議の冒頭だった。約1週間前に就任したばかりの遠藤利明五輪相が発破を掛け、国土交通省、環境省、総務省消防庁、東京都、大会組織委員会などからの出席メンバーが聴き入った。

 5月に発足した連絡会議では、すでにいくつかの対策案が出ている。マラソンや競歩の暑さ対策では、国交省や東京都が路面温度を下げる「遮熱性舗装」などの導入を目指す。太陽の赤外線を反射させ、路面の温度上昇を抑える舗装だ。

 東京都は、街路樹を保護したりして木陰づくりをしていく方針。ヒートアイランド現象の防止を掲げ、競技会場の屋上や壁面を緑化することも構想中だ。厚生労働省は熱中症にかかった外国人の観客らを受け入れるよう、医療機関に通訳を派遣する態勢も整えるという。

 各国から集まる外国人選手を悩ませるのは、日本特有の蒸し暑さだ。

 7月20日に新潟市であった国際ユースサッカー大会。セルビアの選手2人が、前半とハーフタイムに相次いで熱中症で倒れた。

 気象庁によると、南東ヨーロッパにあるセルビアの首都ベオグラードは、7月の平均気温は22度。この日の新潟市は午後2時10分のキックオフ時で気温30・6度、湿度56%だった。セルビアの監督は「選手の健康を優先したい」と後半を辞退した。

 最近の夏季五輪開催都市と比べても、東京はじめじめと暑い。米国企業によると、8月の平均気温は東京の27度に対し、12年のロンドンは15度とかなり低く、08年の北京も25度とやや低め。04年のアテネは27度と気温は高いが、平均湿度が東京の71%に対し、47%と低い。

 東京都が五輪招致時に国際オリンピック委員会(IOC)に示した立候補ファイルでは、屋外競技の開催時間をなるべく日中から外すよう配慮している。陸上競技やホッケーは午前中や夕方、サッカーは全試合を午後5時以降に開催するとしている。

 だが、自転車のロードレースや来年のリオデジャネイロ五輪で復活するゴルフなどは試合時間が長く、日中にかからざるを得ない。

 東京大会のゴルフ会場は、埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部(くらぶ)(CC)。4日間の競技では、練習を含めると1日6~7時間は炎天下でプレーする。気象庁の観測地点で比較すると、川越市と江東区にそれぞれ近い、さいたま市と江戸川区の今年7月下旬~8月上旬の最高気温は、さいたま市が4~5度高い。元賞金王のある選手は「欧州の選手は高温多湿の気候に慣れておらず、倒れる人も出るのでは」と心配する。日本ゴルフ協会も「海外選手は早めに来日してもらい、プレー中の日傘の使用を呼びかける」と暑さ対策を挙げる。

 朝7時半にスタートする予定のマラソンはどうか。1984年のロサンゼルス五輪に出場した元マラソン選手の増田明美さんは「コースには、体に吹きかけるミストが多くあるといい。給水のドリンクも、ぎりぎりまで冷やしておく細やかさが求められる。スタート時間も午前6時前にしたらどうか」と提案する。さらに五輪全体について「選手に競技以外の負担をかけないよう、てきぱきとした運営が求められる」と話す。

 東京パラリンピックの開催も8月25日~9月6日と、残暑が厳しい時期だ。陸上の佐藤真海選手は「少しでも多く日陰ができる仕組みがあれば、選手にとってありがたい」と、遠藤五輪相に要望している。

■なぜ猛暑の時期に開催?

 では、なぜ東京五輪は猛暑の時期に開催しないといけないのか。朝日新聞にはこういった読者からの問い合わせが少なくない。1964年の東京五輪が10月10日の開会だったことから、「秋に開けないのか」という意見もある。
 だが、現実的には秋の開催は難しいのが現状だ。IOCが、最大の収入源であるテレビ放映権料を維持するため、7月15日~8月31日での開催を求めているからだ。
 背景には、テレビの放映枠を十分確保するには、米国の大リーグの優勝争いや欧州サッカーの開幕直後の注目時期と重なる秋を避けたいという思惑がある。20年五輪には中東カタールの首都ドーハが10月開催で立候補したが、1次選考で落選した。IOCは「テレビ放送時間を確保しづらい」と正直だった。(中小路徹、畑中謙一郎、榊原一生)



当然、五輪関係者以上に、甲子園を管轄する会社からすれば、真夏の昼間、どこも借りたがらないような時に、甲子園大会をやり、観客も集まればロスがなくて笑いが止まらないだろう。未成年者を虐待してあこぎに儲ける。まさに「死の商人」ではないか。その「死の商人」に迎合し、何ら批判的精神を持たずに、感動の大会…亡き父親のために……などと提灯記事を配信するのが、NHKや朝日新聞ではないか。あまりの紋切り型報道には反吐が出る?

とはいえ、ヤフーのネットニュースによると、高校野球の甲子園使用料ゼロだという。

THE PAGE 8月18日(火)12時0分配信
高校野球の甲子園使用料ゼロのなぜ?
 清宮、オコエ、小笠原ら注目のスター選手がベスト4へと勝ち進んだことで、阪神甲子園球場で行われている第97回全国高校野球選手権は、お盆明けの17日こそ4万人を切ったが、ほぼ連日のように満員が続いている。

 40000人を超えた試合は、すでに45試合中27試合を数えた。さぞ、主催者側の朝日新聞、日本高野連、阪神甲子園球場はホクホクだろうと、その財布の中身を羨ましがる方も多いと思うが、実は甲子園の使用料はゼロ。球場内の飲食などの収入は球場側に入るが、使用料は無料。阪神甲子園球場を持っている阪急阪神ホールディングス側は、高校野球ビジネスで儲けているわけではないのだ(以下略)。



そうはいっても、何万人もの人が、球場に向かって阪神電車などを利用し、売店などの飲食費が入るとなれば、やはりウハウハだろう。ナイター照明も延長などがない限り不要だし、ドームのようなエアコン代も不要。やはり、これで選手や観客から熱中症で死亡者が出れば、阪急阪神ホールディングスは文字通り「死の商人」となり、批判されることになるだろう?その覚悟はあるのか?

「なぜ東京五輪は猛暑の時期に開催しないといけないのか。朝日新聞にはこういった読者からの問い合わせが少なくない」というなら、当然、「なぜ夏の高校野球大会は猛暑の時期に甲子園で開催しないといけないのか。朝日新聞にはこういった読者からの問い合わせが少なくない」に違いないと思うけど、記事にはならないのか?(なっていたらゴメンあそばせ?)。

新聞を隅から隅まで読んでいるわけでもなく、テレビも四六時中みているわけではないから見落としているかもしれないが、真夏の甲子園大会の、こうした「非」を大きく扱った記事やニュースを見た記憶がさほどない。

しかし、やっと、そうした暑さに関してちょっとだけ触れる記事を発見した8・18の毎日新聞夕刊で、冨重圭以子専門編集委員が「甲子園を考える」と題したコラムを書いていたのだ。

寝ても覚めても:甲子園を考える=冨重圭以子
毎日新聞 2015年08月18日 東京夕刊

 この夏の高校野球は、もっぱらテレビ観戦だ。猛暑の中に出ていく元気は、もはやない。涼しい部屋で、二つのことを考えた。
 一つは、大会をこの時期、甲子園でやり続けていいのか、ということ。手足をつる選手が続出しているという。観客席も大変で、炎天下のネット裏で弁当を食べている年配の方を見ると、気になって仕方がない。連日、熱中症を訴える観客が、医務室に殺到したとも聞く。
 時期を移すか、球場を変えるか。そろそろ本気で考えないといけないタイミングだと思う。選手からは反対されそうだが、私は甲子園をあきらめてドーム球場に移すべきだと思っている。
 2週間にわたる大会は、夏休みを外したらできない、ということもあるが、それ以上に、この時期が重要だ。8月6日、9日、15日。戦時下の生活や同年代に思いをはせ、スポーツがいまここにある幸せを、選手も観客も一緒にかみしめるには、真夏しかないように思うのだ。(以下略)。



毎日新聞による甲子園大会は春の開催だから、猛暑とは無関係なので言いやすいのかもしれない。後段の「反戦」世論を盛り上げるために、甲子園を8月にやるべきだというのにはいささか疑問もあるが、前段の暑さ故にドーム球場に移すべきだというのは「正論」であろう(もっとも、かつての五輪同様、甲子園を「秋」の五連休などに設定するという手はあるだろう)。

ただ、そういう「熱中症」で不具合になっている事実を毎日もちゃんと報道しているのだろうか?   この前、産経新聞が報じていたのは目に止まったので、本欄で紹介したが。朝日毎日は購読しているわけではなく、職場でパラパラと見る程度なので見落としていることもありうるが……。

今すぐできる改善策としては、せめて決勝なんか、ヤクルト戦のように夕方5時以降のスタートにすればいいのに?
そのほか、一回戦は朝晩甲子園でやり、二回戦以降は大阪ドームを使い、決勝は甲子園で夕方…とか。

これ以上の未成年者虐待を止めるためにも、新聞やテレビが頼りにならず文科省も無関心というなら、国連人権委員会のクマラスワミさんに訴えるしかない?

心ある(?)国内の人権団体、弁護士集団よ、「慰安婦強制連行」の次は、「未成年球児強制運動」の残酷さを世界に訴えるべきだ? なぜ、しないのか? 訴える相手が朝日だとまずい? いやいや、 文科省が対象にできるから、朝日は外して、ひいては日本政府が悪いといえるではないか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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