古本虫がさまよう 昔ながらの床屋や温泉マークの連れ込み宿より、QBハウスにラブホか?
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昔ながらの床屋や温泉マークの連れ込み宿より、QBハウスにラブホか?
(2015・8・7・金曜日)





林朋彦氏の写真集『東海道中床屋ぞめき』 (風人社)を読んだ(見た)。床屋といっても美容院も含まれている。

著者の言葉→写真集「東海道中床屋ぞめき」には、2012年5月から2014年12月まで日本橋から京都までを探し歩いて撮った床屋さん86軒の中から、92枚の写真が収められています。一軒一軒が個性的な床屋さん、みなそれぞれ長い年月を経て店主の好みに染まって行った姿は、まるで王国のようでもあります。ほとんどの写真には人物が写っていませんが、昨年新宿エプサイトギャラリーで開いた同名の写真展を見に来た方の中には、逆に店にまつわるストーリーが思い浮かんだらしく、実在の俳優などをキャスティングして語って下さったこともありました。ご存知かとは思いますが、「ぞめき」とは「ヒヤカス」ことであり、文字通り東海道をブラブラしながら、気に入った床屋さんをヒヤカスようにして撮り歩いてきました。まだ撮ってからそんなに経ってはいないのですが、3軒の店舗が取り壊されたようです。撮った写真を送ったら非常に喜んで頂き、改めて写真で記録することの必要性を感じています。
また、この写真集を見て、記録以上のモノを感じて頂ければ幸いです。



子供のころ住んでいた家のすぐとなりが散髪屋だった。子供からすると、かなりの年寄り(顔に皺が寄っていたから。でも60歳前後か)のオジサンがやっていた。月一回ぐらいの割合で、そこに通った。待つということはなく、予約というのか、空いている時にさっと入る感じ。

ちょうど、この写真集にあるようなクラシックな「台」の上で、髪を切って、少し離れたところにある洗髪用のところに移動し、髪の毛を洗ってもらう。そしてまた「席」に戻り、乾かしてもらう。正味一時間弱。散髪とはそういうものだと思って過ごしていたが、都会に来てからは、混んでいると待つこともあるが、そこは大概が喫煙可能。ちょっといやだったね。田舎に戻っても、その散髪屋は廃業。でも、洗髪も含めて30分で終わらせるスピーディな散髪屋があって、重宝した。

ここ十年弱は、QBハウス。消費増税の時、便乗値上げしたので(税込1000円から税込1080円に)ちょっと興ざめしたが、年4回程度通っている。この前も、高田馬場駅構内の店ですませた。店内禁煙だし、外にあるランプを見れば、混んでいるかどうか分かるし、店員が3人もいれば、二人ぐらい待っていてもすぐに順番がやってくるから。そして正味十数分で終る。

一部の県では嫌がらせみたいに、理容組合が難癖(水回りの施設の設置なくして散髪するな)つけているというから、ますますQBハウスを利用している。
理容と美容とが「区分け」されていることには難癖つけて、規制緩和を主張しておきながら、自分たちの利益が侵害されるとなると、規制強化を要求するなんて矛盾もはなはだしい。

それはさておき、この写真集の床屋さんみたいに、ごちゃごちゃとしているのもまぁいいとは思うが、もうこういう散髪屋に行くことはあるまい。待合席が「喫煙」の可能性も高いし、自分でやれること(洗髪・ひげそり・鼻毛抜き)は自分でやるから(肩などのちょっとしたマッサージはあってもいいと思うけど……)。

少なくとも割高の散髪をしたい人はすればいいし、時間とお金の節約で、カットのみ10分程度、1080円程度でいいという人はそれでいい。

前の首相みたいに、庶民ぶってQBハウスを利用していたのに、理容組合から何か言われるとあわてて普通の散髪屋に通うような無節操なのはよくないが。
そういう「選択の自由」を規制強化で妨害しようとする勢力は許せない。農協みたいなものか。

ともあれ、床屋のみならず、銭湯とか古本屋とか温泉マークの連れ込み宿から最新型のラブホテルとかいろんな昭和っぽい店や21世紀型の最新店の店構え・店内写真をまとめるのも面白いかも。
ラブホに関しては、すでに都築響一氏の『ラブホテル』 (アスペクト)があるが……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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