古本虫がさまよう 「反知性主義」の人々が無視する(?)中共に虐げられている南モンゴルを助けるための「知性主義的」書物を読もう!
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「反知性主義」の人々が無視する(?)中共に虐げられている南モンゴルを助けるための「知性主義的」書物を読もう!
(2015・7・18・土曜日)






本日(2015・7・18)の天気は、外務省も羨む情報一元化(独占化)を達成している気象庁サマの昨日の天気予想だと、東京周辺は終日曇りだったと思うが、昨日のいまごろと同様「快晴」だ。
昨日は、午前中は、少し東京周辺も雨が降ったが、午後は快晴。いくらなんでも雨と予想していたからと帽子を持っていかなかったが失敗した(気象庁の天気予想を真に受けるのは危険?)。

本日もどうなるのやら? もしかして、この3連休は東京周辺は快晴なのかしら? だったら青春18切符や「北海道&東日本パス」にて遠出する計画を立てていたのに、台風やらその後影響もあるからということで昨日、今日と天気不安定だと思っていたのに(不安定だと予想していたのは気象庁サマ)……。裏切られる天気予想?
あと、ある方よりコメントをいただいた中に、「お書きになったものを抜粋してメルマガに載せてもよいでしょうか」というものがあった。ご随意に。

それはさておき、チベット、ウイグルと並んで、中共の「植民地統治」を受けているのが、南モンゴルだ。
本来なら、北モンゴルと共に一つの国家になってもおかしくない。にもかかわらず、南北に分かれたままである。そして、とりわけ南モンゴルは戦後、悲惨な軌跡をたどっている。

そのあたりの経緯は、南モンゴル生まれの楊海英氏の『墓標なき草原 上下』『続墓標なき草原』 (岩波書店)や『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』 (文藝春秋)や『植民地としてのモンゴル 中国の官制ナショナリズムと革命思想』 (勉誠出版)や『モンゴル人ジェノサイドに関する基礎資料(1)(2)(3)(4)(5) (6) )』 (風響社)などに詳述されている。

楊海英氏編の『モンゴル人ジェノサイドに関する基礎資料(5)被害者報告書(1)』 (風響社)の「あとがき」で、楊海英氏は、中共の歴史に対するダブルスタンダードを批判している(この以下の引用などは再説)。

自分たちの被害に関しては「歴史を鏡とし、事実を忘れてはいけない」としながら、自分たちにとってモンゴルやチベットなどに対する「都合の悪い歴史は封印するか、粗くタッチするくらいで誤魔化してきた」。その通りではないか。そして、こう指摘している。

「中国は過去に列強に侵略されたから」とか、「中国は社会主義国家だから」と言って、中国を絶対的な善だとする見方が日本にある。列強に侵略されたのは事実であるが、その中国は列強以上に少数民族地域に侵略していき、列強以上の蛮行を少数民族に働いた事実を無視するならば、それは間違いなく犯罪である。中国と同様な罪を犯したことになる。
現代中国が犯した人道に対する犯罪を人類が裁かない限り、地球上に真の平和は訪れないだろう。中国は今日も国内の少数民族に対して犯罪を続けているが、明日に周辺諸国に対しても同様な罪を働く可能性はない、とは言えない。諸国との間で抱える領土問題を強硬な手段で解決しようとする国はいつ、どのように暴虐を尽くすか分からない。暴走する中国を正常な国家に改編するためには、過去の人道に対する犯罪を裁判にかけなければならない。内モンゴル自治区でおこなわれた中国文化大革命に関する、細かな資料に依拠した研究はまだ始まったばかりである。人民公社レベルでの詳細な資料の発掘をこれからも続けなければならない。私はこれからもこのような地道な仕事に携わっていくが、同志の方々にも同じような努力をしていただきたい、と願っている。


同じような努力をしようではないか。かつての日本の軍国主義を毛嫌いするならば! その軍国主義以上に酷いことを、過去に於いてではなく、現在進行形で続けていることに、日本の、自らは「知性主義」と信じ込んでいる「空想的平和運動屋」や「9条死守論者」たちは、もっと大きな声で毛嫌いを表明すべきであろう。その中共より酷いのが北朝鮮であるが…。なんで中国大使館前や朝鮮総連前で、秩序ある整然とした反対デモをしないのだろうか?

そのほか、最近、北モンゴルを含めて、さまざまなモンゴル関連書が目立つ。

例えば、この前紹介したのが、ボヤントの『内モンゴルから見た中国現代史 ホルチン左翼後旗の「民族自治」』 (集広舎)。

内容紹介
日本人に伝えたい戦後の内モンゴル東部地域の姿。 旧満州国に属し、日本と協力し合った内モンゴル東部地域のモンゴル人たちは、 新中国建国後、土地、宗教、文化、そして民族の誇りを奪われた。 旗や村の末端単位でフィールド調査を敢行。 公文書と証言から実態を明かす!! 
出版社からのコメント
楊海英(静岡大学教授)推薦 中国最初の少数民族自治区の内モンゴル(南モンゴル)。 “ 模範自治区” と称賛されたがその実態は土地改革・虐殺・文革の嵐だった! 中国のすべての民族問題は内モンゴル自治区に淵源する!!



また、ブレンバヤル・ビレクト述・佐々木健悦氏編訳・補説の『脱南者が語る モンゴルの戦中戦後 1930~1950』 (社会評論社)という本も出た。

内容紹介
一五年戦争中、当時の内蒙古[南モンゴル]を多くの日本人が訪れ、滞在した。しかし、当地での暮らしをまとめて記録した滞在記や回顧録は希で、断片的な記録しか残ってない。モンゴル人自身による生活記録もない。ブレンバヤル・ビレクト氏は当時の内蒙古を語れるただ一人の生き証人であろう。  蒙古軍官養成幼年学校二年生であったビレクト氏は、教官、生徒、兵士ら約一二〇人と共に、第二次世界大戦直後の混乱する南モンゴルを脱出、北モンゴル[モンゴル人民共和国]に入った。この蒙古軍幼年学校事件や脱南者たちのその後については、日本でもモンゴル国でもほとんど知られてない。  本書は、現在、モンゴル国第二の都市ダルハンに在住のビレクト氏からの「聞書」である。故郷・オスドルの地誌・風物・行事・生活習慣、日本軍占領下の学校生活や南北モンゴル統一独立運動などの社会状況が詳細に証言されている。北モンゴルへの脱出後の体験をも含めて、第二次世界大戦前後(一九三〇〜一九五〇)のモンゴルの社会・歴史が照らし出される貴重な記録と言えよう。



これは、先に紹介した楊海英氏の『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』 (文藝春秋)と重なる部分もあり、貴重な現代史の証言本といえそうだ。

ほかにも、軽めのものとしてはオクチャブル・ツンジャルガルの『ジョークで知るモンゴル』 (新潮社)がある。ソ連など、アネクドート(小咄)的な風刺したジョーク集はいままで何冊も出ている。

平井吉夫氏の『スターリン・ジョーク』  (河出文庫)も懐かしい。

その中にもあったかと思うが、ソ連には言論の自由がない、アメリカでは「レーガンの馬鹿」とホワイトハウス前で語ることもできるが、ソ連には言論の自由がないだろうと皮肉ると、いやいや「赤の広場でも、『レーガンの馬鹿』という自由は保障されている」と答えるジョークは有名だ(本来なら、赤の広場でならば、「ブレジネフの馬鹿」といえるかどうかがポイントなのだが、進歩的文化人など、ソ連を祖国とみなすような輩特有の論理のすり替え?がちょっと笑えるジョークだ)。

このモンゴル版では、モンゴル人、日本人、ロシア人が川のほとりでウォッカを飲んで酔っぱらって、これから自分に要らないものを川に捨てようという話しになる。
ロシア人はウォッカを川に捨てる。日本人は大自然のなか時間に制約されるのはバカらしいからと腕時計を捨てる。モンゴル人は捨てるものが見当たらないので、ロシアの社会主義から脱したから、もうロシアは要らないということで、ロシア人を川に捨てる……。これは北モンゴルならではの話しで、ちょっと笑える。南モンゴルでも、早く中国人も捨てられるようになるといいのだが。

棚瀬慈郎氏&島村一平氏編の『草原と鉱石 モンゴル・チベットにおける資源開発と環境問題』 (明石書店)は、綺羅光氏の『狙われた女教師』 (フランス書院文庫)ではないが(?)、初な女教師、いや資源国家(?)でもあるモンゴルの資源を、ソ連や中共がいかにして狙い(?)「開発」してきたかにも触れている本のようだ(拾い読みを少しした程度)。

内陸アジア地域は、かつて遊牧民たちによって築き上げられた遊牧文明の揺籃の地であった。本書は、現在、地下資源開発が急激に進行する内陸アジア地域、とりわけモンゴル高原とチベット高原を対象に資源開発が引き起こす環境問題を読み解く試みである。文化人類学・環境科学の文理融合研究の成果。



ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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