古本虫がさまよう チプラス首相は、日本の橋下市長か?
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チプラス首相は、日本の橋下市長か?
(2015・7・5・日曜日)





EU側が求める財政緊縮策の受け入れの賛否をめぐるギリシャの国民投票までの経緯を見るにつけ、この前の大阪都構想をめぐる住民投票(抗争)にも似ているなと感じた。チプラス首相が橋下市長だと思えば、雰囲気も似ているかなとも?

自由世界のお荷物でもあったギリシァだが、ほとほと愛想がつきる? まもなく投票結果も判明するだろうが、僅差でイエスが勝つだろうか? だからといって、ノーテンキすぎるチプラス首相が下野するとも限らないかもしれないが……。

ともあれ、荻原博子氏の『貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。』 (マガジンハウス)を読んだ。
いまの老人は、ローンの済んだ「自宅」に加えて数千万円の貯蓄があり、老後の生活は比較的安定しており、銀行の有利な投資(投資信託など)のすすめなどに惑わされるなといった趣旨の本。医療も公的な健康保険でおおむね大丈夫、保険会社に惑わされるなとも。
おおむね「正論」だと思う。

もっとも、だからこそ、そういう恵まれた老人に対して、「オレオレ詐欺」のようなことをして、金をだまし取って何が悪いという手合いがのさばってくるのだろう。

そのあたりは以前、紹介した鈴木大介氏の『老人喰い 高齢者を狙う詐欺の正体』 (ちくま新書)が詳しい。

「高齢者を狙う犯罪とは、高齢者が弱者だから、そこにつけ込むというものではない。圧倒的経済弱者である若者たちが、圧倒的経済強者である高齢者に向ける反逆の刃なのだ」という鈴木氏の指摘は、荻原氏のこの本を読むと、なるほどと感じるだろう。

食料品が値上げになったりすると、テレビ画面では、高齢者が登場して「困りますよね。年金は減るのに物価が高くなるから」とコメントするが、このあたり、ちょっとステレオタイプなのかもしれない。

いままでは、物価は下がっても年金はさほど減らないし、貯蓄は十分あるからのんびりできたのに、困りますよね。年金は減るのに物価が高くなるから。でもまぁ、子供たちの給料は増えているみたいだから、なんとかやってはいけますよ」なんてコメントをしても採用されないのかも?
いや、そういうコメントをしても、前半と最後のところは割愛されているのかも。

NHKにしても、あの裁判沙汰にもなった台湾「捏造」番組でも見られたように、都合のいいように、相手のコメントを継ぎ接ぎ、切り貼りして使うのがテレビは好きだから。丸い卵も切りようで四角にしてみせるのがテレビだから。

ともあれ、父親や祖父母たちが、子供や孫の住宅資金への援助する金額を一定額(1000万円単位)は、相続税と別扱いにして「無税」にしたりする政策を採用しているが、それはまだいいが、著者によると、「死亡消費税」なる構想も出ているとのこと。
一億円の財産を残すと、相続税のほかに、消費税分を納税することにしようと。残した財産が10万円でも一億円でも支払うことになるから、これを導入すると4兆円の税収アップになるとの説もあるとのこと。

いやはや、財務省などは本当に屁理屈の天才だね。そんなひまがあれば、タバコ税をあげろといいたい? 

それよりは、旅行にでかけたり、いろいろと自分のための消費をして(その分、関連企業が増収になり、納税が増えて、税収が増えていくのがまだマシ?)、財産を使い切るのがいい、子孫に美田を残すことばかり考えるなというわけだ。
とはいえ、人間、いつ死ぬか分かっていれば、計画的なお金の消費(浪費?)もできるのだが。

本書にも出てくるが、あのきんさんぎんさんたちも、100歳を超えても、臨時収入(コマーシャル出演)のお金を、老後のために貯金するかなと言っていたそうな。ううむ。117歳ぐらいで死ぬとしたら、彼女たちもまだ老後は10年弱あった?

それにしても、財務省などは、ギリシャは明日の日本だ…なんてキャンペーンを張り、不安につけこんでいろいろと画策する可能性ありというしかない。騙されないことが肝要だ。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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