古本虫がさまよう 日曜の高円寺は静かだったか煩かったか?
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日曜の高円寺は静かだったか煩かったか?
(2015・6・28・日曜日)






梅雨の中休みというか、本日(日曜日)は東京周辺は快晴。最高気温も30度を超えるということで、初めて自宅から冷凍水を持参(ペットボトルに水道水を8割入れて冷凍したもの。出かける前に水を少し入れる。なるべく外で高い自動販売機や、車内蛍光灯を省くサービス精神ゼロの鉄道会社直営の売店で飲み水を買わないための自衛措置。鉄道会社直営店には100円ちょっとといえども落としたくない?)。

正午前に高円寺駅で下車し、古本市会場へ。いつも煩い歌詞入り音楽が電柱から流れているのに今日は静か。さすがに日曜日は中止なのか。土曜日に高円寺古書会館に行くことが多いので、静かな通りは初めて?……。それにしても、いつになったら、こんな騒音社会、改善されるのか。このあたりに住んでいる人とて、夏だと窓を開けていることも多いはず。もし、この界隈に住んでいたとしたら、外から聞きたくもない音楽が流れてくるなんてサイテーの住環境だと思う。

古守豊甫氏の『南雲詩 ラバウル従軍軍医の手記』 (金剛出版)、山本二三丸氏の『社会主義の虚像と実像』 (青木書店)、松田銑氏の『西洋長屋交友録』 (新潮社)、沼尾俊幸氏の『回想 敗戦前後』 (非売品)を購入。持っている本もあるような……。

そのほかの古本屋を見ながら(都丸はお休み。名物の天麩羅屋には30人程度の行列)、高円寺駅に戻ってトイレに入ると、ひっきりなしに人工音声で、JRからの旅行の案内とやらが天井から流れてくる。トイレを借りている身ではあるが、こうまでひっきりなしに流す必要があるのか? 雑踏ではない分、よく聞こえて耳障り。

トイレを出て、ガラスドア形式になっている有人改札口に客足がなかったので、そそくさと入って「広告を垂れ流すのもほどほどにして下さいな。トイレにいるとずっと聞きたくもないコマーシャルを聞かされて耳障りですよ。一回流したら、20~30秒ぐらい空白時間を置いてやったらどう。逆効果だよ」と。若い社員は、まぁ、煩い客だと思ったかもしれないが神妙に苦情に耳を傾けてはいたが、少なくとも、あんたたちの垂れ流し広告のほうがはるかに煩い!

タバコの悪臭が駅構内から原則消えつつあるが、これらの騒音、本当にいい加減にしてくれと言いたくなる。車内アナウンスも異常に多い。外国人旅行客は、日本語がおおむね分からないから苦情もいわないのかもしれないが、日本の悪いところとして、くどいまでの車内・館内放送を第一にあげてほしいもの。

最悪の「おもてなし」というしかない。

そのあと、所要があり都内に移動。某所にてすませたのちに、久しぶりに新宿御苑へ。ブックオフを覗いて「いなば」の大盛りつけ麺・あつもり(900円)を食べる。つけ麺を食べるのも久しぶりだったので堪能できた。満足。

車中、1935年生まれの紀田順一郎氏の『幻島はるかなり 推理・幻想文学の七十年』 (松籟社)を読んだ。著者の読書遍歴本。
学生時代、サラリーマン時代、推理小説などを中心にサークルなどにも入り、仲間と共に過ごした日々などが綴られている。この分野の本はさほど読んでないが、楽しく読めた一冊。

生年からして戦争に行くことはなく、戦後、中学生となり本牧通りの古本屋に出入り していたとう(「出入り」ってやはりこういう時に使う言葉ですな。この前指摘したように、朝日新聞が、中国船が尖閣周辺領海内に「侵入」したと書きたくないあまり「出入り」したと見苦しくも言い換えたりしていたけど→「沖縄・尖閣諸島付近の領海に中国政府の漁業監視船2隻が出入りしているのを海上保安庁が確認した」「中国監視船が領海内で確認されたのは初めて」「領海に入り」「領海へもう一度入った」)。

ともあれ、いろんな本や雑誌を漁っていたとのこと。
リーダイでオーウェルの「1984」の要約版を読んだり(このリーダイはたしか古本屋で僕も購入したかと)。著者は中学時代にこれを読み、最も強い影響を受けたとのこと。
そのほか、大伴昌司との交友、後輩荒俣宏氏との出逢いなど……。
それにしても、本の多いこと……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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こんばんは。日々のお勤めと古書探訪に敬意を表します。コメント内容は短いため偏頗になりますが、記事全文を拝読し楽しませていただいて居ります。感謝しきりです。紀田順一郎氏の最新著書の件。1980年代に憧れた読書家。日本における幻想文学の普及に貢献された貴重な存在です。
青木明  06/29/2015 Mon URL [ Edit ]
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