古本虫がさまよう ♪線路は続くよ、どこまでも。♪積んどく本は増えるよ、いつまでも……。
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♪線路は続くよ、どこまでも。♪積んどく本は増えるよ、いつまでも……。
(2015・5・27・水曜日)






前ブログの続きというわけではないが、とにもかくにも、出版不況とはいいつつも、ゴーストライターの踏ん張りもあってか(?)、本は次々と刊行されている(昨日触れた女性タレントこと松本伊代さんの『伊代の女子大生(モテ)講座 』 (ベップ出版)は、アマゾンで8000円ぐらいで出している人がいた。ゴーストライターだった人が当時、印税の一部として100冊ぐらいもらっていたらお小遣いにはなった?)。人口減少ならぬ刊行本減少という事態は、幸か不幸か起こっていないようだ。とはいえ、出版の売り上げは減少、しかし、刊行点数は増加。ということは……。

ともあれ、この前、触れた、600頁を超える、ピケティの『21世紀の資本』 (みすず書房)以外にも重厚長大本(ただし300頁以上とか、A5版の見るからに専門書のようなハードな体裁本)は多々出ている。

個人的に関心のあるテーマで読もうと思って、最近積んどくしている本は、以下のとおり。

①土屋由香氏『親米日本の構築 アメリカの対日情報・教育政策と日本占領』 (明石書店)
②藤田文子氏の『アメリカ文化外交と日本 冷戦期の文化と交流』 (東京大学出版会)
この二冊は、占領期間などから始まる日本の「洗脳」計画について、学術的にアプローチした本のようだ。テーマに関心があるので読んでみたいもの。

③川田進氏の『東チベットの宗教空間 中国共産党の宗教政策と社会変容』 (北海道大学出版会)→楊海英氏の『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』 (文藝春秋)のような「視点」があるかどうかは気になるところだが。テーマは面白そうではある。

④庄司貴由氏の『自衛隊海外派遣と日本外交 冷戦後における人的貢献の模索』 (日本経済評論社)。まぁ、PKOもあれだけ反対論が展開したものの、いまも反対している新聞や国民はどれだけいるのだろうか。というような関心から、昔を思い出してみようかとも。もちろん、過去に於いて、PKOへの反対論が「オオカミ少年」でしかなかったからといって、今後も政府の思惑通りになるとは限らないが……。

⑤森元孝氏の『石原慎太郎の社会現象学 亀裂の弁証法』 (東信堂)。以前、栗原裕一郎氏&豊崎由美氏の『石原慎太郎を読んでみた』 (原書房)を紹介したことがあるが、あれはさまざまな小説を読みあった感想を語りあったりしたもの。森元氏の本は、社会学的な視点から、さまざまな彼の作品などを論じている(ようだ)。

⑥鈴木貞美氏の『「近代の超克」 その戦前・戦中・戦後』 (作品社)も600頁近い大著。竹山道雄なんかも論じているので手にした次第。竹山道雄といえば、平川祐弘氏(祐という字は、「示右」となるべきなのだが、その文字が打ち出せない。藤原書店のホームページのこの本の紹介欄でも「祐」になっているのは一体どういうことなのか?)の『竹山道雄と昭和の時代』 (藤原書店)。これも分厚い本だったが、これはちゃんと一読した。

ならば、この本も読めないはずがないのだが……。しかし、この人の本、『「文藝春秋」とアジア太平洋戦争』 (武田ランダムハウスジャパン)も積んどくしていたっけ?

そのほか、この前、連休前に読んでみようかとして触れた重厚長大本の数々。

そのリストを再録すると……。

黄金週間に於ける「重厚長大本」読破マル秘計画発表?
(2015・5・2・土曜日)
①平山周吉氏の『戦争画リターンズ 藤田嗣治とアッツ島の花々』 (芸術新聞社)
②イエル・ムートの『コマンド・カルチャー 米独将校教育の比較文化史』 (大木毅訳・中央公論新社)
③アルフレート・デーブリーンの『ベルリン・アレクサンダー広場』 (早崎守俊訳・河出書房新社)
④アンドルー・ホッジスの『エニグマ アラン・チューリング伝 上』 (勁草書房)
⑤エリック・ホブズボームの『破断の時代』 (慶應義塾大学出版会)
⑥スティーヴ・シャンキンの『原爆を盗め! 史上最も恐ろしい爆弾はこうしてつくられた』 (紀伊國屋書店)
⑦ヴィクトル・セルジュの『仮借なき時代 上下』 (現代企画室)
⑧須賀しのぶ氏の『革命前夜』 (文藝春秋)
⑨浅井清氏&市古夏生氏監修の『作家の原稿料』 (八木書店)
⑩井上章一氏&三橋順子氏編の『性欲の研究 東京のエロ地理編』 (平凡社)……



決意表明をしてから3週間以上が経過したものの、この10冊のうち、読了したは⑥と⑩の二冊だけではないか……。打率2割か。読みかけ中のが何冊かあるのだが……。

そのほか、重厚長大かどうかはともかくとして、ハイド系フフフ本としては、浦戸宏氏の『縄師 日活ロマンポルノ SMドラマの現場』 (筑摩書房)や清原亮氏の『吉原まんだら 色街の女帝が駆け抜けた戦後』 (徳間書店)も読みかけたところだし。

こうして、次々と積んどく本は増えていくわけだ……。定年になったら、こういう積んどく本をひもとこうと思っていたが、どうなることやら? 

♪線路は続くよ、どこまでも
♪積んどく本は増えるよ、いつまでも……


ともあれ、ネバーセイネバー。
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古本虫様の労作に、少しでも反応したいと思うばかり。ネットで拾った下書き用の知識で代えます。平川祐弘氏の奥様は竹山道雄氏の長女。平川祐弘氏の学者・文筆家としての業績は見事。「祐」の字はパソコン登録文字に無し。愛唱歌「線路は続くよ、どこまでも」は米国の原曲は当初の邦題「線路の仕事」で悲惨な労働を歌ったもの。最後に気づいたこと。ブログ内でなく、ネットで調べていたら、古本虫様の過去記事に遭遇しました。竹山道雄氏と平川祐弘氏のこと。今更ですので、そのまま掲載します。2013/03/27(水) ttp://kesutora.blog103.fc2.com/blog-entry-1028.html
青木明  05/27/2015 Wed URL [ Edit ]
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