古本虫がさまよう タイムスリップして、『1981年のスワンソング・「世界で一つだけの花」』が可能なら,『1981年のオマージュ・「ノルウェーの森」』もありうるか?
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タイムスリップして、『1981年のスワンソング・「世界で一つだけの花」』が可能なら,『1981年のオマージュ・「ノルウェーの森」』もありうるか?
(2015・4・29・水曜日・祝日)




今日(2015・4・29)は、横浜へ。知人が4・25から海外旅行に出掛け、5月5日まで帰国しないので、その間、ちょっと部屋(マンション)を覗いて郵便受けを見てくれ、室内に換気をしてくれと頼まれていたので。ついでに古本屋も廻ろうかと。

関内で下車して有隣堂イセザキ本店・古書ワゴンセールを覗く。その先を左に曲がった某古本屋を覗くが買いたいものはなし。その先のブックオフも見たが買いたいものはなし。
その先テクテクと歩いていく。
この周辺にあった古本屋も何軒かは消えた。学生時代というか、社会人になってから関内・桜木町周辺の古本屋は通いだした。かれこれ30年以上が経過。

電柱ではないが街路灯からは煩い音楽が垂れ流し。青空喫煙所があるだけでも「目障り」「鼻障り」だが、それを無視して勝手に歩行喫煙しているバカや立ちどまれば、座ればいいだろうと吸っているマナー違反者の数々。
神奈川県知事や横浜市長は何をしているんだろう? 罰金を取ればいいのに。そのお金で、空港のような喫煙ルームを作ればいいのに。

ともあれ、テクテクと歩く。3軒ほどある古本屋では買いたいものはなし。

正午ごろ、たけうま書房へ。外の棚はシャッターが閉まっているが、入口は開いていたので、まもなく開店かなと思って覗いたら、お食事中。
午後一時開店のようだったが、覗かせてもらった。ここは広さもまずまずの古本屋。
川部修詩氏の『活狂エイガ学校』 (静雅堂)を購入。東宝、新東宝に所属した俳優でもあるそうな。新組合結成などの話も出てくるようなので買った次第。

それからエロス古本屋街をUターンしていくことも可能だったが、少し前に見たし、さほどの古本もビデオもない(?)からまぁいいやと、知人のマンションへ。脚力、色欲低下?

鍵を預かっていたのでオートロックドアを開けて中へ。
郵便ポストにはチラシが数枚。新聞は購読していない模様。

近くのスーパーでサンドウィッチと大阪寿司を購入。冷蔵庫のビールを開けて一杯(最近、財務省に抵抗するために自宅ではビールをあまり飲まない買わないようにしている。4月はなんと現時点で、18日も一滴も酒を飲まないで過ごした。外で飲む時とたまにウィスキーを家で飲む程度だから、ビールの「宅飲み」は久しぶり)。

暑くも寒くもない日。木陰日陰は少しひんやり。電車などは閉め切るとムッとするので除湿などは必要になるが(窓を開ければそれでいいのに……勿体ない。そのくせ車内蛍光灯は未だに省いたまま。暗くて本が読みにくい)。

ともあれ、心地よい風が入る室内のベランダ側のソファで、車中読みかけの五十嵐貴久氏の『1981年のスワンソング』 (幻冬舎)を読み進める。
この人の本は、 『年下の男の子』 (実業之日本社)を手にしたことがあるが、今回の本は2014年の29歳の男性が、1981年にタイムスリップして……というお話。

内容紹介
1981年に「世界で一つだけの花」が大ヒット!?
「過去を変えちゃ駄目」なんて、タイムスリップのお約束はこの際、無視!
だって、スマホもない、友人もいない、一人っきりの過去で生きるには、背に腹は変えられません。痛快エンタメ。

29歳の普通のサラリーマン俊介は、なぜか1981年にタイムスリップしてしまった。あり得ないが、受け入れざるを得ない。昔取った杵柄で、路上ライブで自分の知る“未来"のヒット曲を演奏し日々を凌いでいた。ある日、レコード会社のディレクター・小夜子から俊介の演奏する曲を絶賛され、売れないデュオ・イエロープードルにその曲を提供してほしいと懇願される。「過去を変えていいのか?」俊介は躊躇するが、背に腹は変えられない。リリースされた「世界に一つだけの花」「赤いスイトピー」「TSUNAMI」などは次々に大ヒット。俊介はこの時代で生きていく決意をするが、小夜子との関係が微妙になっていく。そして、ある新聞記事を目にした俊介は、なぜ、自分がこの時代にタイムスリップしたのかを確信し、行動を起こす。笑いと感動の、痛快エンタテインメント。



いやはや、こういう小説は350頁あってもあっという間に読める。読了。オチもまずまず。そうだったのか。僕がソフトバンクの携帯を使っているのも、そうだったのか?

タイムスリップして、「歴史」や「自分の過去」を修正しようとする小説は、『リプレイ』 (新潮文庫)や『J・F・ケネディを救え』 (ハヤカワ文庫)や重松清氏の『なぎさの媚薬』(シリーズ・小学館文庫)や睦月影郎氏の作品などいろいろと読んできたが、五十嵐氏の作品も楽しめるストーリー展開だった。
音楽活動を少しやっていたので、記憶にある曲のメロディと詩を提供する……。ありえる話だ。どっかの盲人のフリをして、他人に作曲してもらったのを自分の曲だと偽っていた人もいたし?

これが小説などになると一字一句を記憶して発表するのは無理……。

いやいや、待てよ、タイムスリップする寸前に文庫本を何十冊か抱えておけば……。ううむ、そうか、僕が神保町や高田馬場などの古本屋街やブックオフで100円前後の文庫本を何十冊も買って外に出たとたん、タイムスリップして1981年に戻ったとしたら。

手元にある新しい文庫本を丸写しして発表すれば……。村上春樹氏の『ノルウェーの森』 (講談社文庫)とか。ただ、小説は単行本にする前に雑誌に一部掲載ということもあるから、刊行年より先出せばいいと思ったら間違い?
盗作と思われることもありうる。

ともあれ、そのあたりを脚色して、単なる古本マニアが、文豪になり、ノーベル文学賞候補者になったりして? いやいや、そんなことをする暇があれば、2014年当時「古本」になっている本が、1981年なら新刊書店に並んでいるかもしれないから、そっちを巡るので忙しくなる? 本を購入するためにも稼がなくては?

著者は1961年生まれ。僕もほぼ同世代。1981年といえば、大学4年生前後か? それ故に、タイムスリップした主人公が、CDも携帯もない、タバコ飲みが多い状況に戸惑うのもよく分かる。あのころ、100円ライターも出始めたころ?

喫茶店に行けば、マッチが必ずあって、それを切らしていると、スモーカーたちは、街中を歩く人(男)に、ちょっと火を貸してもらえませんか?なんてよく声をかけていたものだ。

そのころから「僕は吸わないのでマッチもライターも持っていません」とつっけんどんに返答していたものだ(五十嵐さんが、この小説の中で、1981年に住む、歩きタバコの人たちに、30年後はそうはいかなくなるよと教えたくなる云々と書かれているが、現実は、今日の横浜関内伊勢崎商店街で見た通り、とてもとてもソンナ「理想」は達成されていない。歩きタバコのバカも喫煙指定箇所以外での座りタバコのバカもウジャウジャいるから。かろうじて室内、社内でなら、喫煙者が喫煙室などの片隅に追いやられているということはありうる。会議室でタバコ吸い放題だった状況は2014年にはなくなっているという言い方は可能かもしれないが……)。

帰りの電車で読む頁を残して、知人宅を出て電車に乗る。車中読み終えて、あとは眠る。面白い小説を読むといい心持ちになれる。

家の近くの某古本屋で、ポイントを全活用してクリス・カイルの『アメリカン・スナイパー』 (ハヤカワ文庫)、いしわたり幸治氏の『うれしい悲鳴をあげてくれ』 (ちくま文庫)を「無料」で「購入」。

帰宅して、東北新幹線などの停電騒動を知る。架線切れ故の停電。何が原因かまだ分からないようだが、この前の支柱倒壊同様、JR東日本サンのミスだったりしたら、タダではすまされない?

ともあれ、ネバーセイネバー。



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