古本虫がさまよう 「寄り道ふらふら四谷」(古本屋ツアーインジャパンさん?)、「寄り道ふらふら居酒屋」(吉田類氏)か、「寄り道ふらふら外国語」(黒田龍之助)か?
2017 10 / 09 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11 next month






「寄り道ふらふら四谷」(古本屋ツアーインジャパンさん?)、「寄り道ふらふら居酒屋」(吉田類氏)か、「寄り道ふらふら外国語」(黒田龍之助)か?
(2015・4・6・月曜日)





今日(2015・4・6)の午後3時20分ごろ、仕事の打合せなど所要のため、新宿通り、四谷三丁目駅と四谷駅の間の歩道をテクテクと四谷駅方面に向かって歩いていた。すると向こうから、「古本屋ツアーインジャパン」さんらしき人がやってくる。髪形に特徴があるから見間違えることもあるまい? えぇっ、このあたりに古本屋があったっけ?

そういえば、たしかこのあたりに20数年前に小さな古本屋があった。「古瀬書店」だったか(店名には自信がないが、古本屋がこのあたりにあったのは間違いない)。新宿通りに面していて、四谷駅から新宿よりに歩いて2~3分ぐらいの距離だったかと。入り口入ってから 右横に長方形というのか、細長い古本屋さんだったように記憶している。数回しか寄ったことがないので記憶は薄れているが……。その古本屋跡を訪ねてではあるまいが……。いや、まったくの他人の空似で別人であったかもしれない(だとしたら失礼候)。

でも、なんとなく…と思って振り向きながら後ろ姿を眺めつつ、顔を前に戻すと、その直後、見覚えのある某女性作家とすれ違った。というのも、田舎が同郷なので、顔は知っていたし、面識があるといえばある程度の仲ではある。が、一瞬だったので「お久しぶりですね」との挨拶をすることもできないまま通りすぎた。

というようなエンカウンターが日中あったが、帰宅して、夜、BS・TBSで「吉田類の酒場放浪記」を見ながら、黒田龍之助氏の『寄り道ふらふら外国語』 (白水社)を読んだ(4月に入ってから、家では酒を飲まないことにしていたが、今日は特別。一本1000円もしなかった安物のスコッチウィスキー・エンシェント・クランをオンザロックで飲みながら視聴・拝読。スーザン・イーリア・マクニールの『国王陛下の新人スパイ』 (創元推理文庫)も読まなくてはいけないのだが……)。

テレビの内容・感想は割愛するとして、著者(黒田氏)はロシア語学科卒業の人。ロシア語のみならず、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語に関する語学エッセイをまとめたのが本書。

こちらは、語学はまったく苦手。第二外国語はドイツ語だったが、いまでも覚えているのは、イッヒビンスチュデント(僕は学生です)、イッヒリーベディッヒ(アイラブユー)だけ。1、2、3…アインス, ツヴァイ, ドライとは覚えているが、4以降は?

でも、本書を読んでいると、著者の知人で、英文科卒で英語の先生をしている教師が、ある飲み会で、英語で自己紹介。ハロー、マイネイムイズ……、アイムフロムジャパン…と。第二外国語はドイツ語だったそうだが、単位を落して3年がかり。そこで、さっきの英語の自己紹介をドイツ語で…となると、しどろもどろ。
ドイツから~というのが、イッヒビン…「フロム」にあたるドイツ語が出てこない(アウスだそうで?)。ううむ、僕は、ドイツ語はちゃんと2年で終えた。英語はむろん「月とスッポン」であろうが、ドイツ語は、この人とは「五十歩百歩」?

ともあれ、「ボンボンフレンチ」なるCDなども紹介されているが、このCDは僕も購入しており、著者の好きなシルヴィー・バルタンはともかくとして、「シェリーに口づけ」など、ポルナレフではない歌手のバージョンもよく聴いていたものだったと懐かしく感じたりもした(記憶違いでなければだが)。

また、映画「グッバイ・レーニン」の話題の中で、根本道也氏の『東ドイツの新語』 (同学社)が紹介されているが、この本、持っている。彼(黒田氏)は、『グッバイ・レーニン』を見ていて、聞き取れないドイツ語が出てきて、普通の独和辞典にも載ってないことに気づく。東ドイツ特有の「新語」があるらしいと。そういう言葉を確認する上で、『東ドイツの新語』が役立ったとのこと。

以前、古本屋で根本道也氏の『東ドイツの新語』(同学社)という本を見つけて購入していた。一九八一年の刊行。本来同じ民族だから、同じ言語を話すはずだが、ドイツ専門家が東独のラジオを聴いていると意味の分からない言葉にしばしば遭遇する。要はソ連の影響を受けて新たに作られた造語・新語の類が聞き取れないということだ。また従来からある言葉も、共産主義的ニュアンスが込められるようになると、西独とは異なる意味になる場合もしばしばだとか。オーウェルの「1984」のニュースピークに連なる新語があるのかもしれない。面白そうな本だ……と以前記したことがあった。

そのほか、漠然と中年フランス男とスペイン女性メイドとのラブストーリーとして楽しんだ映画「屋根裏部屋のマリアたち」も、語学的視点から解説してくれている。日本語字幕でしか外国語映画を見ない・見られない我が身であるが、複数の語学ができる人が見ると、また違った楽しみ方があることを知った次第。

ともあれ、ネバーセイネバー。
スポンサーサイト
 | 人生  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/1989-da7b6b14

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ