古本虫がさまよう 「花より団子」か、「花見より古本見」か
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「花より団子」か、「花見より古本見」か
(2015・4・5・日曜日)





この週末は日中「花見」の予定などが急遽入り、遠出は中止。 「北海道&東日本パス」はまだ4月中旬過ぎまで使えるから、遠出したくなればその前後に買えばいいかと。

とはいえ、花見は日曜日ということで、昨日(土曜日)は、「花より団子」「花見より古本見」ということで、「青春18切符」(4日目)なれど、まずは、「つちうら古書倶楽部」の古本市へ。ここ数日の陽気に比べ寒い……。

午前10時過ぎに到着。このまえ、日立や水戸の古本屋に出掛けた時にはまだ咲いていなかった沿線の桜も満開(から少し散り気味?)。

税抜き定価「630円」なんて本がある。これって、どう見ても本体価格600円+消費税5%(30円)のまま売れ残り? これが「630円+8%消費税」になるのはいかにも奇妙・奇天烈・不可解・不合理・便乗値上げ?というしかないが……。まぁ、おおざっぱ?

ともあれ、千田夏光氏&馬原鉄男氏の『従軍慰安婦 その支配と差別の構図』 (部落問題研究所)、駿河昭氏の『大空の証言Ⅰ 終戦』『大空の証言Ⅱ再開』 (日刊航空)、武内辰郎氏の『詩人の戦後日記 1951・2・17〔査問〕とは何だったのか』 (オリジン出版センター)、ローラ・バーフォードの『悪徳の報酬 極めて道徳的な物語』 (立風書房)、吉富利通氏の『ある初級将校の敗戦日記』 (光風社出版)、小中陽太郎氏の『青春の夢 風葉と喬太郎』 (平原社)、ジョナサン・ウェーンライトの『捕虜日記 敗北・降伏・捕虜・屈辱の四年間』 (原書房)を購入。

もう一軒ある古本屋を覗くが買いたいものはなし。それにしても、土浦の駅前はひっそりとしている。この前、寄った水戸は、さすがに人通りはあったが……。

駅に戻り、特別快速上野東京ラインで東京駅へ。ロングシートだけの車両もあったが、常磐線はボックスシートが時々ある。しかし、この4人掛け座席、どう考えても、一昔前の日本人の体格にあわせた構造。
僕は座高が低いけど(?)、普通の体格の男が背筋伸ばして股を広げずに座っても、向かいの人の膝に足が当たるような感じだ。外国人観光客も増えているというのに、体格のいい外国人は面食らうのではないか? 日本人の体格向上にあわせて、座席の横幅やボックスシートの余裕の幅なども広げたりといった配慮・改善をしようという発想が、親方日の丸鉄道会社には浮かばないのだろうか? 

ともあれ、東京駅から高円寺駅へ(土曜日・日曜日は、赤い電車は高円寺に停まらないから不便)。

古本市や古本屋で、藤田清次氏の『雛鶯のために わが庭の野鳥観察記』 (オリジン社発行)、鈴木助次郎氏の『青春』 (輿論社)、玉井政雄氏の『地方文化人と東京文化人』 (あらき書店)、横浜青年安保学校編の『青春と安保 70年のあさやけ』 (新日本出版社)を購入。

そしてお茶の水&神保町へ。

福田亮太氏の『若き日の生と死』 (賢文社)、後藤脩博氏の『シベリヤ幽囚記』 (日本学協会)、ダニロ・キシュの『若き日の哀しみ』 (創元ライブラリ)、杉浦勝郎氏編の『ある青春の記録』 (杉浦書院)、吉尾なつ子氏の『夜ごとの潮』 (虎書房)、高井としを氏の『わたしの「女工哀史」』 (草土文化)、山田国広氏の『夜明けの嵐』 (甲陽書房)、藤原道子氏の『ひとすじの道に生きる』 (集団形星)、南雲吉和氏の『光頭学研究 古今東西「ハゲの研究とその回復法」』 (現代人社)、石射猪太郎氏の『外交官の一生 対中国外交の回想』 (太平出版社)を購入。

ううむ……。持っている本も複数あるような……。


これだけ乗っても都内首都圏の南北移動だから、3000円前後かな。すでに、この前の木曜日に家人が乗車して、3日目で12000円程度になって元は取れているから余裕ではあるが?

車中では、 『一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本 地方の個性的な出版社125社と注目の400冊』 (男の隠れ家教養シリーズ・三栄書房)を読んだ。題名通りの本(ムックか)。

無明舎出版・夏葉社・ミシマ社・かまくら春秋社・ボーダーインク・南方新社など、刊行書を手にした出版社もあるが、やはり初めて名前をきく出版社も多々あった。へぇ、こんな本があるのか…と早速チェック。

でも、ボーダーインクなら、宇田智子氏の『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた[ウララ]の日々』 (ボーダーインク)を、南方新社なら、ジェフリー・アイリッシュの『幸せに暮らす集落 鹿児島県土喰集落の人々と共に』 (南方新社)などを紹介して貰いたかった?

地方の古本屋などに行って、そこの新刊書店などを覗くと、大体、郷土出版コーナーがある。そこを見るのも楽しみ。小田原に行った時には、守谷のアンパンを買って、古本屋を見て、新刊書店の伊勢治書店に寄って、そういうコーナーを見るのが大体の基本パターン。あいにくとあまり買ったことはないのだが……。

この春、「とりあえず」近場ばかりで、遠出できなかったのは残念であるが……。名古屋・仙台だと、片道新幹線か、一泊二日で行くべきなのかもしれない。

帰宅して、読みかけだった、銀色夏生氏の『バルセロナ・パリ母娘旅。』 (角川文庫)を読了。
親子でのスペイン&フランス旅行記。娘さんにいろいろと試練もあっての親子旅でもあったようだ。カラー写真豊富。パリとバルセロナは行ったこともあるので懐かしい。ホテルの金庫にパスポートを忘れて危機一髪があったり……。

家人が近々、スペインと英国に行くとのことで(『マジョルカ&ロンドン親子旅』?)、読んでいたクレアトラベラー春号の「歓びのスペイン」もぱらぱらとめくる。スペイン、いいねぇ。僕もまた行きたいけど…。

円安効果もあってか、来日訪日する外国人観光客が年間1000万人越えたとか。
花見をする外国人もこの季節多いようだ。

そういえば、この前、静岡から上京した人と会ったが、都内のホテルが、そういう観光客のために連日満室とか。一泊したかったがとても無理。カプセルホテルしか開いていないという(2015・4・3・産経朝刊でも「爆買い 次は爆宿・爆花見」「ホテル取れない!」「中国人大挙…『ビジネス』1泊3万円も」との記事があった。観光客が大量に押し寄せ、首都圏のみならず大阪京都でも同様のようだとのこと)。

たしかに、この週末(金・土)、家人が大阪方面に出掛けようとしたところ、満室状態。某高級ホテルがやっと一室開いていて予約したが、高い。「ホテル会員(会費無料)」になると3000円ぐらい安くなるので、あわてて入会していたが……。

この本を読んでいて外国人観光客を増やすためにも、日本がやるべきことを一つ提案?

さきほどの電車のシートの「拡張」はむろんのことだが、パリから日本に戻るにあたって、残るユーロが90ユーロ。来る時乗ったタクシーが67ユーロだったから大丈夫と思って空港までタクシーに乗ったら、道が混んでいてどんどんメーターが上がっていく。なんとか「ぎりぎり足りた」と書いておられるから、フランスでもタクシーは距離制+時間制のようだ。

だが、タクシー離れが著しいのは、基本的料金の割高感と、この、道が混んでいた時の時間制で、渋滞で一歩も進まなくとも、メーターが上がることへの嫌悪があるからだろう。この感覚は世界共通のはず?

日本でも空港と拠点駅の間は、タクシーでも料金確定の路線があるようだが、もうこんなのは止めようというタクシー会社は出てこないのか? お役所の規制があるのか? 

初乗りの基本料金などは若干「格差」が発生したり、「夜間割増なし」とか銘打つタクシー会社はあるようだから、せめて、オリンピック前後の数カ月、試験的に距離制のみにするとかやればいいのに(メーターの改善が大変?)。
空車で走るよりはいいだろうに。

そういう発想が浮かばないものかな? 利用者の立場に立って考えるということがタクシー会社の経営者たちにはできないのだろうか?(同じことは鉄道会社にもいえる。乗る電車によって、全灯車だったり、蛍光灯間引き運転だったりして、本当に通勤電車内の読書力が増減変化する。こんなに迷惑で不愉快なことはない。同一料金、同一サービスの原則を無視しているJR東日本や東京メトロには、とにもかくにも「系列売店」には一円たりとも落とさないという抵抗運動を続けるしかないのだが?)。

距離制のみになれば、タクシーを利用しようかという人も増えるのでは。せめて、「我が社は渋滞しても安心、距離制のみのメーターだからです」を売り文句にするタクシー会社が現れないものか。もし、当局や業界がそれを禁じているとしたら、規制緩和をすべきだろう。そうすることによって、空車率が低下し、収益も拡大するかもしれないのに……。

ともあれ、ネバーセイネバー。
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