古本虫がさまよう 20000円あればブックオフで文庫が何冊買えるか?
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20000円あればブックオフで文庫が何冊買えるか?
(2015・3・9・月曜日)






昨日(日曜日)、知人から、近所のブックオフで使えるという貰ったクーポン(3500円分)を手にして出掛けた。

英語辞書かDVDでも買えばと思ったが、辞書もイマイチ。特定嗜好分野のDVDもあまりいいのがない。大人向け写真集売場を見たら、おお、橋本マナミさんがある。しかし、篠山紀信氏撮影( 『MANAMI BY KISHIN』小学館)のではなくて、持っているやつ( 『あいのしずく』ワニブックス)。これでは……。杉原杏璃さんの写真集もあったが……。

進藤久美子氏の『市川房枝と「大東亜戦争」  フェミニストは戦争をどう生きたか』  (法政大学出版局)があった。これは定価1万円ぐらいする本。5000円以上していたか。持っているし、そもそも3500円分のクーポンでは買えない?

結局、文庫売場を物色。拡大サイズ文庫版以降買い控えていたハヤカワ文庫などを中心に11冊購入。3500円で11冊。一冊あたり320円弱。文庫といえば、一昔前は500円硬貨一枚で買えてお釣りがあったものだが、今やそれは昔。分厚い文庫だと1000円を越えることも。

540頁ぐらいある分厚い、マイケル・バー=ソウハー&ニシム・ミシャルの『モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝』 (ハヤカワ文庫)は本体価格が980円だから、税込みで1000円を越えるではないか。これが税込み560円。半額ぐらいか。

しかし、僕が中学1年生のころ、文庫は2頁で1円だった。200頁の本が100円程度。400頁のちょっと分厚い文庫が200円ぐらい。でも、石油ショックであっという間に値上がり(狂乱インフレ)、1頁が1円になった。400頁の本は400円。そんな時代が結構続いたが、今や1頁2円の時代か。200頁の文庫本なら、400円はする。300頁の文庫本なら600円はする。講談社学術文庫のような文庫だと、もっと高くなる。一冊400頁前後で1500円前後。ちょっとした単行本なみ? それに今や本体価格に8%もの消費税もかかってくる?

そのほか、ジョージ・フリードマンの『100年予測』『続・100年予測』 (ハヤカワ文庫)、アントニオ・メンデス&マント・バグリオの『アルゴ』 (ハヤワカ文庫)、石川達三氏の『生きている兵隊』 (中公文庫)、野坂昭如氏の『妄想老人日記』 (中公文庫)、岡田信子氏の『たった一人の老い支度』 (新潮文庫)関川夏央氏の『かもめホテルでまず一服』 (双葉文庫)、こうの史代氏の『夕凪の街 桜の国』 (双葉文庫)、ジョージ・オーウェルの『動物農場』 (ちくま文庫)、南野佑人氏の『僕だけの年上ヘルパー』 (フランス書院文庫)を購入。

この11冊を定価で買うと8000円弱ぐらいはしそうだ。定価の半額以下で買えたことになるのか?

この中には、310円のシールを貼っていたのが108円になったり、460円のが108円になったりもしている。ううむ……。ブックオフでたまに買った文庫も、積んどくすることが多く、400円前後で買っても、あっという間に月日が経過し、108円コーナーで散見することもしばしば。エロス文庫は汚れないと値崩れしない? 図書館にないから需要も多いから? ううむ……。

「本の雑誌」などで2万円もって、新刊書店に行って本を買いましょう…なんて企画があるかと。3500円で、ブックオフでこれだけ買えるから、ブックオフで108円コーナーだけに限定して、2万円で買いましょう…なんてすると、200冊弱買えることになる? もっとも、先のような定価1万円でブックオフで半額強の5000円ちょっとの単行本だと、2万円あっても、3~4冊ぐらいしか買えない?

文庫棚を見ていたら、この前、古女房が新刊書店で買ったばかりの新潮文庫のトム・クランシーの新作『米露開戦2』 があるではないか。ここで買えば良かったのに?

ちなみに、出たばかりの『米露開戦』シリーズ、都内の図書館ではすでに1~4まで全巻を揃えているようだ。おおむね一冊のみ購入(稀に二冊程度購入の所も)で、倍率は数倍程度。予約は5~6人ぐらい。これなら、図書館で十分借りて読める?
にもかかわらず、ブックオフで買わず、新刊書店で4冊とも購入する我が妻は、新潮社の常務・石井昴氏(昴の字が少し違う?)から表彰状をもらえるかもしれない?

もっとも、その分野の文庫は、僕が近年あまり読まないので、読み終えるとさっさとどこかに処分しているみたいだが。

帰宅して、西本貴信氏の『「おっさんレンタル」日記』 (大和書房)を読了。
不思議な本。「時給1000円」程度で、「自分」を「レンタル」させる仕事をしている著者による「レンタル体験記」だ。

著者はテレビなどにも、この本の関連で時々出ているという。知らなかった。

てっきり、書名を見た時、「おっさんレンタル」というのは、ツタヤなどで特定嗜好分野の映画を借りる人のことを指していて、その見た特殊嗜好分野映画の感想を綴った本かと思ったのだが……。

内容紹介
“日本のおっさん"2200万人中、最も注目すべき男、初の著書!

日本や世界のメディアで話題沸騰!!
1時間1000円で“おっさん"が、みんなの悩みをバシッと解決!
懸命に今を生きる依頼人たちとの交流を通じて、 「お金と成功」に縛られていた中年男が大きく変わっていく軌跡の物語――。

■年間約400件の依頼から気づいた「人生の幸せ」とは?■
本業のファッションプロデューサー・スタイリストで活躍してきた著者・西本貴信氏。
それまでの人生は「お金」や「成果」といった、目に見えるものでしか自分の幸せをはかれなかったと語ります。
そんな彼がとあることをきっかけに、勢いだけで日本の中年男性の地位向上を目指した副業「おっさんレンタル」を始めます。
本書は、1時間1000円で赤の他人に自らを「レンタル」させて依頼人の願いを何でも叶える体験を通じて、
「他人のために生きる大切さ」を学んでいく成長物語です。

■個性豊かな依頼人たちが織り成す、笑いと涙の■
本書の面白さのひとつに、依頼人の方たちの力強い個性があります。
アイドルになりたい女子中学生、釣り堀で「父」にある報告をしたい青年、
卒業間際医者になるか悩んでいる医大生、生き別れた息子と再会する初老の女性、
そして姉が末期がんに侵されている姉妹――。、
彼らと向き合うとき、あなたもまた生き方が問われることでしょう。



一歩間違えると、出会い系みたいになってしまうのかもしれないが、世の中、「孤独」で悩んでいる人が多くて、こうした少々人生経験のある中年のおっさんを「レンタル」して、いろいろと悩みめいたことを相談したりするわけなのかな? と不思議に思った次第。

FBIに狙われているので守ってくださいとの依頼がきたこともあったりしたとか。ううむ……。僕にはとてもできそうにない仕事だ。

さらに、南野佑人氏の『僕だけの年上ヘルパー』 (フランス書院文庫)を読了。交通事故にあった童貞高校生。母は早く亡くなり、父は海外赴任中の独り暮らし。加害者は大学一年の免許取り立ての若い女性。その母親は介護ヘルパーをやっている38歳の未亡人。悪いのは娘よね、ごめんなさいね、体が自由に動かせない少年のために甲斐甲斐しくヘルプしていたら、あら大変…という禍福はあざなえる縄の如しという「暴力ゼロ」のメルヘンタッチのラブストーリーでした。世の中には百%の悪はなし、交通事故に遭遇するのもハッピーに転化しうるという寓意ある小説?

ともあれ、ネバーセイネバー。
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