古本虫がさまよう 『悦楽の山祭り』で占う? 大塚家具の親子内紛劇は「正義」が勝つか、情報戦争の「巧者」が勝つか
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『悦楽の山祭り』で占う? 大塚家具の親子内紛劇は「正義」が勝つか、情報戦争の「巧者」が勝つか(2015・3・1・日曜日)




美野晶氏の『悦楽の山祭り』 (竹書房ラブロマン文庫)を読んだ。


思いがけず手に入れた休暇を利用して、藤原洋介は山あいの町を訪れた。少年期を過ごしたその小さな温泉の町で、洋介はかつて共に遊んだ友人、憧れた女たちに歓待を受ける。見事な色気を纏うバツイチ女将の那津子、性のまぐわいに積極的な愛海、療養に訪れていた女子レスラーのリン…。彼女たちに誘惑され、つかの間の楽園を味わう洋介だが、心から惚れ抜いた一人をモノにするため、町の伝統の祭りに参加することを決めて!?青春官能小説の旗手が描く、田舎の誘惑ロマン!



会社が倒産――でも、買収した別会社に再雇用されることになったものの、それまで数カ月の期間があり、その「休暇」を利用してバイクで全国一周する過程で、子供時代の思い出のある地へ。そこで、幼なじみたちと再会し……というストーリー。

子供の時に甘えた7歳年上の女性を思いつつ、その妹や看護婦やら周辺の女性と楽しくまみえる。年上の女性を狙う、市長のバカ息子なども出てきてドンパチと。夏祭りのある「行事」で、どっちが勝つか。市長息子か熱血漢か。勝者は愛を告白できる……。

源氏鶏太的正義漢サラリーマン小説に、適度なエロスをまぶした感じの本であった。

ところで、サラリーマン小説といえば、一部上場企業の大塚家具の親子紛争……。僕が株主なら、娘さんのほうに一票かな?  

大塚家具で十年前、家具を何点か購入したことがある。実家が購入した食卓がとてもよかったので、同じものを買おうかと思い、何処で買ったのと聞いたら大塚家具で買ったという。そこで新宿にある大塚家具に行った(そのころ、その近くにいい二階式の古本屋があったが、いまはない)。

気軽に入ったら、社員がすうっとやってきて寄り添う。会員になるのはすぐに手続きしてなれたが、どういうお買い物で……と事細かく聞かれて、ショールームを案内されつつ、その都度買うスタイルにはちょっと戸惑った。
とはいえ、食卓やらテレビ台やソファベッドを買った。購入したのは春先だったが、12月のボーナス一括払いでオッケーだった。
品質もなかなか良くて、今も現役で使用している。

そういう伝統的な購買スタイルがいいというのが父親の側。娘さんは、もっとカジュアルにという立場。そうしないと「ニトリ」などに勝てないと。

まぁ、得るものがあれば失うものがあり、失うものがあれば得るものがあるのが人生、商売の常だろうが……。
株主総会の表決が人事を決定するというあたり、源氏鶏太の小説などでよく見られた展開だ。

彼の小説でも、銀行などの大手株主の動向などが社長派、副社長(専務)派の勝敗の帰趨を決めるとか…いろいろとあったかと。女性も出てきて、熱血漢の万年課長なども出てきて、最後には「正義」が勝ったり、喧嘩両成敗で、どちらの派も負けて、監査役などの閑職に飛ばされていた良識派が復権して社長になったり……と。不正確な記憶かもしれないが、そんなサラリーマン株主総会劇は中学生高校生の頭にもスンナリ入ったものだった。

その伝で行けば、勝つのは……ううむ、娘さんのほうかな? いやいや……。株主への情報戦ということで、ワイドショーなどを賑わせているが、本来はそういうのに惑わされることなく思案すべきであろうが。

そういえば、大塚家具の新聞チラシは金曜朝刊によく入っている。一昨日も入っていた。大塚家具は8枚サイズ。同じ日に「ニトリ」も入っていた。こっちは4枚サイズ。

大塚家具は「確かな価値との出会い」がコピー。一面の食卓セット(クラシック&エレガント)も、テーブルは16万円弱、椅子は55000円弱……。

ニトリは食卓5点セットで55000円弱……。ううむ。大塚家具の食卓セット(5点)だと、40万円弱になるわけだから、この勝負、ニトリの勝ちか?

ともあれ、ネバーセイネバー。
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