古本虫がさまよう 本を「禁帯」にして貸さない千代田区立「勤怠」図書館の不可思議?
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本を「禁帯」にして貸さない千代田区立「勤怠」図書館の不可思議?
(2015・2・6・金曜日)





千代田区立図書館は、日比谷図書館とも連携しているようだが、蔵書数が少ないことで有名だ? 
適当な作家なり、新刊本を他の図書館との横断検索で調べるとすぐにわかる。
CDなども少ない。これで東京都の中心区の図書館といえるのだろうかと心配している。

なにしろ区内在住者にも10冊までしか本を貸さない。区外在住者にはたったの5冊。予約数も同様。
蔵書数が少ないから、ほかの図書館のように20冊、15冊を上限にして貸すと図書館に本がなくなるからではないか? それと官僚的発想しか浮かばないから、本は三日で一冊読むのがせいぜいだから、二週間の貸出しなら、10冊弱で十分と思っているのかもしれない。
官僚人というのは、本というのは、読むだけでなく、調べ物としても使うものであるということを知らないのかもしれない。調べ物として使う時もあるのに、たったの5冊や10冊しか貸さないなんて‥‥。官僚主義極まれり?

ともあれ、さらに官僚主義的なのは、貸出して当然の本を「禁帯」にして館内閲覧しか認めないことがしばしばだということ。

例えば、去年の12月に出た新刊の牧義之氏の『伏字の文化史 検閲・文学・出版』 (森話社)という本がある。450頁ぐらいあって、5184円の本。とはいえ、大型辞典というわけでもない。一般書として電車の中でも読むことが可能なサイズだろう。

都区内の図書館では、全部とまではいかないが、そこそこの図書館が、この本を購入している。そして千代田区立図書館以外は、みんな「禁帯」ではなく貸出している。

千代田区立図書館だけ「禁帯」なのだ。何故? 
永久資料本としてきれいに保存したいから? だったら2冊買って、一冊は館内閲覧のみに指定し、もう一冊を貸出するというのが常識ではないか。
そもそも、千代田区って、神保町古本屋街があるから、「古本」やら書物関連書は他区立図書館より率先して蒐集し貸出してもおかしくない地理的条件を持っているが、必ずしもそうではない。

ともあれ、「禁帯」が大好きな図書館といえば、昭和40年以前の本はすべて一律「禁帯」にしている中央区立「勤怠」図書館があるが、千代田区立図書館もお隣のせいか、悪影響を受けているようである。
図書館愛好者は、中央区と千代田区には住まないほうがいいかもしれない?

ただ、蔵書が少ないということは、必然的に「複本」も少なくなるが、これは悪いことではないかもしれない。
千代田区立図書館は、ピケティの『21世紀の資本』 (みすず書房)もたったの2冊しか用意していない。予約は200人を超えているようだが。
だが、どっかの図書館みたいに15冊(品川区は2冊から始まり、10冊、15冊と買い増ししている)も買う必要はあるまい。まめに「複本」を用意する図書館、「禁帯」が大好きな勤怠図書館‥‥。どっちもどっちか?
森話社としては、千代田区立「勤怠・禁帯」図書館のほうがいい?

ともあれ、ネバーセイネバー。

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