古本虫がさまよう 山本晋也監督も、日輝グループ代表の重久吉弘も、宇能鴻一郎、北方謙三、松方弘樹同様に「年上の女」に激しく正しく導かれていた?
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山本晋也監督も、日輝グループ代表の重久吉弘も、宇能鴻一郎、北方謙三、松方弘樹同様に「年上の女」に激しく正しく導かれていた?(2015・2・4・水曜日)






山本晋也氏&山本直英氏の『さわやか対談 われらが性問題白書』 (大修館書店)を読んだ。1993年の刊行。

親子対談かと思いきや、たまたま同姓であった両者による対談本であった。
ご両者とも1930年代、戦前生まれ。若干、直英氏のほうが年上。大修館書店刊行ということもあってか、タイトルと筆者から受けるイメージと違って意外にもマジメな本であった? 出版社も教科書や辞典などで知られる硬派の出版社だ。

山本直英さんにとっての性の目覚めは「お医者さんごっこ」だったそうな。精通やら夢精の思い出や、性の入門書としては『完全なる結婚』であったということで、世代を感じさせる内容?

山本監督の初体験は大学4年の時で、相手は年上の女医(30歳前後)だったという。大学の健康診断のために訪れた病院で検査を受けた女医に昼御飯をご馳走になったら誘惑されて初体験。そして「女が喜ぶまで男はイってはいけないということを執拗に教えてくれました」とのこと。
「二日くらい雨戸を閉め切って、させてくれました」「疲れるとビタミン打ってくれてね」「嘘じゃないですよ。本当にすごい先生でしたね」と。女医に徹底的に調教されたわけだ?

でも、その女医は、「性豪」で(?)、山本監督以外にも違う男を自宅に引き寄せていたために、ある時、その男と遭遇して二度と行かなくなったとのこと。勿体ない?
ともあれ、鳴海英介氏の『美人女医・挑発診察室』 (フランス書院文庫)にも似た体験を山本監督は大学生の時にしたことになるのではないか。うらやましい?

テレビで、よく「初恋の人とご対面」なんて番組があるけど、「初体験と性教育の先生とのご対面」なんてできないものかとも述懐している。「あの節はお世話になりました」と挨拶したいとのこと? なるほど?

宇能鴻一郎さんも、『快楽の果実』 (学習研究社)だったか、年上のピアノ女教師と初体験をしたことを告白していたかと。北方謙三氏も『男はハードボイルド』 (ワニの本)で、年上の女性との初体験、そして彼女の急死‥について触れていた。松方弘樹さんの女遍歴書ともいうべき性自叙伝の『きつい一発』 (八曜社)もこの前紹介したばかり。
山本監督も文豪・宇能さんもハードボイルド作家の北方さんも映画俳優の松方さんも、そうした「年上の女性」との素晴らしき(?)「初体験」が、そのあとの「作風」に大きな影響を与えたのは間違いないだろう。「年上の女」がいなければ、四人の数々の「名作」「名画」は生まれなかった?

女医といえば、女医・宋美玄氏の『幸せな恋愛のためのSEXノート』 (ポプラ社)、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』 (ブックマン社)を紹介したことがある。比較的マジメな本。

また、山本監督のいう「あの節はお世話になりました」というのは、以前も論じたことがあるけど、歌手・井上順の「お世話になりました」(筒美京平作曲・山上路夫作詩)で「♪明日の朝この街をぼくは出てゆくのです。下宿のおばさんよ、お世話になりました~煙草屋のおばあちゃんお世話になりました」と唄われている「お世話になりました」とは根源的に異なる意味であることは言うまでもない?

ただ「下宿のおばさん」などに関しては別の視点から睦月影郎氏などが意欲的な作品を書いてはいる。彼の『母娘下宿 上でも下でも』 (徳間文庫)などを参照のこと。
七海優氏の『僕の下宿生活 美母娘vs.女教師』 (フランス書院)は、ちょっと特殊な海外駐在員を親に持つ危機管理的な(?)「下宿生活」ではあるが、どちらにせよ、一軒家の中で男女が共同生活を営むと、こういうふうにもなりうるという事例が描かれているといえようか。その点、我が下宿生活は不毛であった?

ともあれ、下宿先の娘さん(当時高校生ぐらい)と結婚する大学生なんていうのは、昔よくいたもの? 

2015・2・4日経新聞朝刊の「私の履歴書」でも、日輝グループ代表の重久吉弘氏の「下宿先の出会い」「受験勉強恋でうわの空」というエッセイが載っている。彼の場合は、下宿先の娘さんではなく、同じ下宿していた年上の女性と結ばれたのだ。

浪人のために宮崎から上京して都内で下宿したところに、年上の女性がいた。21歳。兄と同居していたが、ひとめぼれ。
「一つ屋根の下で暮らし、毎晩、大家夫婦、私を含めた学生3人、圭子と兄の7人で夕餉の食卓を囲む。感情を押しとどめろという方が無理」「当然、勉強は手につかず、予備校の成績は急低下。私の東大受験への意欲もどんどん薄れてしまった」。それでも慶応大学文学部に合格。

しかし、東大に比べると×? 親は「(息子)は女色に溺れ、勉学を怠り」と叱る。合格後も付き合いは続くが、歳の差もあり、双方の親が猛反対‥‥。……さてはて……。明日の朝刊が待ち遠しい?

いやはや、現実は小説よりも面白い?

それはともかく、「未亡人下宿」シリーズの映画を作ったこともある山本監督だが、映画造りにあたっては「暴行」シーンは一つもなかったとコメントしている。暴行的シーンがあっても、それはコミカルに描くように心がけたとのこと。
僕は山本監督の映画は見た記憶があまりないが、「学生さんは国の宝だから」と述懐しつつ未亡人が、夫を祀っている仏壇のトビラを閉めて、童貞学生とまみえるのが、通例だったという(その時に、大学の校歌を流す)。ううむ‥‥。

ともあれネバーセイネバー。


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今年、2015年中に、2000回到達は確実ですね。ジキル博士が続くと思えば、今度はハイド氏が続きますね。全てが読書と書物に関わるところが素晴らしいです。私、今回、図書館の分室専門に利用を決意。読書世界が一段と狭まりました。
青木明  02/04/2015 Wed URL [ Edit ]
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