古本虫がさまよう 青春映画と、性春映画‥‥どこがどう違う?
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青春映画と、性春映画‥‥どこがどう違う?
(2015・1・6・火曜日)





上妻祥浩氏の『大映セクシー女優の世界』 (河出書房新社)を読んだ。
著者は1968年生まれだから、リアルタイムで大映のセクシー映画を劇場で見たことはないだろうが、地元(熊本)の民放テレビの深夜の定期番組(土曜招待席)の映画放送でかなり見たとのこと。セクシーといっても、成人指定版の「ポルノ」ではないから、テレビでも放映されたのだろうが、多感な少年時代の放送ということもあって、かなり楽しみに見たという。

そういう原体験を持つが故に、成人になってから(?)改めてビデオで見たり、資料を調べたりして、このテーマで一冊書いたわけだ。

テレビ放送される映画は、カットが多く興ざめになることも少なくない。某スパイ映画を劇場で見て、美女の乳房ユラユラのシーンがあったので、テレビで放送された時、それを見たさに見たところ、なんとそのシーンは全面カットされていた(爾来、民放テレビの地上波の映画は原則見ないことにしている?)。

しかし、熊本のテレビの映画放送は二時間の枠があり、コマーシャルなどがあったとしても、当時の映画の上映時間(80分前後)からして、ほぼカットなしに見られたのではないかとのこと。

映画で僕が思い出すのは‥‥。井上ひさし氏の『青葉繁れる』 (文春文庫)は、東宝映画にもなった一般映画であるが、当時中学生ぐらいの僕にとっては、ふふふの性春映画であったようにも記憶している。秋吉久美子さんの「裸」(乳房)が見られたっけ? もう40年も昔で記憶は定かではないが。いや、彼女の裸は日活の一般映画『妹』で見たんだっけ‥‥?
何度か仙台の古本屋に足を運び、駅周辺の東北大学方面の古本屋まで続く、うっそうと繁る「青葉」を見たり、その下を歩いたものの‥‥。

中学生の時見た、洋画の『フレンズ』 (ハヤカワ文庫)なども性春映画といえば性春映画だ。 『エマニエル夫人』『青い体験』『おもいでの夏』 (角川文庫)や『O嬢の物語』 (講談社文庫)や『イマージュ』 (角川文庫・ハヤカワ文庫)などは高校生以降だったと思うが、これまた同様。モテナイ男にとって、「性春映画」は想像力を喚起してくれるモノだった。

日活ロマンポルノはともかくとして、大映のセクシー映画などはリアルタイムでの記憶は薄い。かろうじて本書でも何度も言及されている松坂慶子主演の『夜の診察室』はリバイバルで見たような記憶があるが、関根恵子主演の『おさな妻』などは‥‥。松坂さんや関根さんも好みのタイプではなかったし‥‥。山東昭子さんも「性春映画」に出ていたとのこと。ううむ‥‥。
あと、もう少し女優の写真などがあってもよかったのでは?

以前紹介ずみの二階堂卓也氏の『新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史』 (洋泉社)も併読するといいかも。

ともあれ、ネバーセイネバー。
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記事中の「某スパイ映画」とは、金城武主演・山本未来共演の映画「不夜城」ではないか。ハズレ覚悟で推理してみました。また、小野寺久美子(秋吉久美子)は、素九鬼子原作の映画「旅の重さ」で、高橋洋子とダブルデビュー。主役オーディションで、高橋洋子が1位、秋吉久美子は2位。高橋洋子が主演の少女役を演じ、秋吉久美子は端役の加代-役を演じました。政子役の横山リエとの同性愛場面あり。秋吉久美子の裸体場面は無し。藤田敏八監督 映画「妹」兄(林隆三)の妹役では、大胆な場面があったと記憶しています。
青木彬  01/06/2015 Tue URL [ Edit ]
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