古本虫がさまよう 南モンゴルとチベットとウイグルなどの完全独立を祝うまで、「青島ビール」は飲んだらあかん? 「台湾ビール」を飲もう?
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南モンゴルとチベットとウイグルなどの完全独立を祝うまで、「青島ビール」は飲んだらあかん? 「台湾ビール」を飲もう?
(2015・1・5・月曜日)




この前、古本屋で掘り出してきた中沢達喜氏(西内雅氏編)の『大陸風雲録 一諜報マンの手記』 (重寿会発行・今日の問題社発売)を読んだ。
満洲や中国大陸にて、戦前、戦時中、諜報活動を展開した中沢氏の手記。買収やら謀略やらいろいろとあったようだ。モンゴル関連地区にての活動も。

彼は、蒙古聯合自治政府の主席だった徳王に対してこんなことを語ったという。

「漢民族と蒙古民族は必ず利害が衝突する。それは歴史が証明している。故に漢人政権に頼んで、蒙古民族の復興を図らんとするようなことは、木に寄って魚を求めんとするのに等しい。蒙古民族が民族全体の福祉向上を図るためには、公平に言ってソ聯の共産主義によるか、日本の力によるかであろう。然しながら他国の力を借らんがためには、例えば日本にしても、種々気にくわぬ要求もあろう。但しそれは自力によって立ちあがり得ぬ民族の運命ではなかろうか。また相互協力という言葉の裏には、相互利用という意味がありはしないか、と言ったところ、貴下の言わんとするところは、明確に理解できると答えてくれた。そこで私は、共産主義者の提唱する民族解放に便乗した場合、その要求は日本のそれとは比較にならないものがあることは明白で、革命成功後における民族主義者の運命は、外蒙において王爺等の御承知の通りである、と言ったところ徳王はうなづいていた」

このあたり、南モンゴル出身の楊海英氏の『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』 (文藝春秋)にも出てくる南モンゴル(内蒙古)の悲劇(中共支配)にも相通じる「歴史」があるように思えた次第。

北モンゴルはともかくとして、南モンゴルの「独立」も、チベット、ウイグル同様、これからのアジアの政治を考える上で大事なことだ。
これらの「地域」に関しては、かつてのソ連にとっての「バルト三国」問題と同じ視点を自由世界は持つ必要があろう。これらの地域が「独立」するまで、「青島ビール」は飲まないことにしよう?

ということで、昨晩も晩酌には「台湾ビール」を飲んで寝た。

ともあれ、ネバーセイネバー。
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中沢本の入手、おめでとうございます。ジキル博士の面目躍如。表題図書は、全国大学図書館でも所蔵は稀です。新春早々、ネット界を震撼させるビッグニュースに、古本虫ブログウォッチャーとして、大いなる賞讃と少しの羨望の入り混じる気持ちです。
青木彬  01/05/2015 Mon URL [ Edit ]
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