古本虫がさまよう 謎の奇人といえば、野依秀市か千葉繁か? ペヤングソース焼きそばでインコが買える?
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謎の奇人といえば、野依秀市か千葉繁か? ペヤングソース焼きそばでインコが買える?(2014・12・21・日曜日)






昨日(土曜日)は、都区内フリーパスを買って、まずは五反田へ(午前9時台の電車に乗っていたら「東京駅での記念切符の発売は終了しました。もうこれから買うことはできません」とのアナウンスが車中にあり。ふうん?と思っていたが、当時すでに「大混乱」状態で、あわてて辻褄合わせ的な緊急車内アナウンスが一斉に命令されたのだろう)。

五反田古書会館では、都築七郎氏の『伊達順之助の歩んだ道』 (大勢新聞社)、太田三郎氏の『叛逆の芸術家 世界のボヘミアン サダキチの生涯』 (東京美術)、トルーマン・カポートの『草の竪琴』 (新鋭社)を購入。

今東光氏の『南米耳袋 和尚ラテンアメリカを行く』 (講談社)があった。初めて見る本で、ちょっと面白そうと思ったが、定価が2000円だったか2500円。

ちょっと高いかなと思って買わず→帰宅して図書館を調べると、初版1962年の刊行。都内都下の図書館だと、中野区、府中市、中央区の3図書館にある。そして、昭和40年以前の本は一切貸し出ししないという官僚主義的な中央区立図書館はもちろん「禁帯」。しかし、ほかの図書館は自由に貸し出ししている。この「格差」はなんだろうか?

紙の質が悪いからとかアレコレ官僚主義的答弁を中央区立図書館は展開しているが、古本市で見た時もさほどの紙質の損傷は見当たらず。それにこういう本、次から次に借りる人とていまい。たまに借りる程度で、損傷を心配するのは「杞憂」。少なくとも、府中市&中野区は自由に貸し出ししているのだから。官僚主義は本当にいやだ?
「日本の古本屋」では、1000円台から5000円台まで、幅広い価格で売りに出ている本のようだ。買ってもいいし、中央区以外の図書館から取り寄せて借りて読むことも可能。図書館が本を貸さないなんて、自己否定もいいところだろうに‥‥。

そのあと、高円寺古書会館はお休みのようだが、近くの座・高円寺 エントランスホールでミニ古本市をやっているようなので足を伸ばそうかと思ったが‥‥。この前、ここの古本市に寄った時は、高円寺古書会館を見て、蕎麦を食べて、ついでに寄った感じ。ちょっと小規模で、ビジュアル本が多いので、個人的には「ついで」がないとなかなか足を運べない。昨日も別用が午後あり時間の関係で断念。

高円寺に向かわず神保町古書会館へ。ちょっと「古書」っぽい本が多くて、「古本」は若干程度。周辺も足早に回りつつ、織田昭子氏の『マダム』 (三笠書房)を買った程度。

そのあと、家人と共に「実家」へ。亡くなったインコを庭に「土葬」。実家の近くにいる重篤な病気の知人のお見舞いも‥‥(最近はお見舞いが多い。「死」を身近に感じるこの頃だ)。

夜、近所のペットショップに行ったら、ルリコシボタンインコの雛(といっても生後3カ月程度)がいる(性別不明)。亡くなったのはキエリクロボタンインコで、生き残っているのはルリコシ(こちらはオスのようだ)。ううむ、お値段は「本体価格」は一万円弱だが、税込みで一万円ちょっと。家に買い置きしている(?)ペヤングソース焼きそばをネットで売れば手に入る価格?
鳥籠の前でしばし逡巡したが、買うことにした(家人は喪に服す暇もなく買うとはと呆れていたが‥‥。妻が死んでも相手もいないのですぐに再婚相手をゲットできないが、ペットはまぁ、お金さえあれば自由に手に入る?
生き残っているインコは新参者を見て、若干騒いでいるが、さほどのことはない。だとすると、どうやらオスか?
ともあれ、湯たんぽなども近くにおいて就寝させた。一緒の鳥籠で暮らせるか、どうか?
磯崎哲也氏の『インコ語レッスン帖―もっともっとインコに愛されたいあなたへ 』 (大泉書店)で勉強しよう。でも、英語もドイツ語もスペイン語もみんなちょっとレッスン受けてもモノにならず。インコ語も難しそう?


車中で読了したのは、1967年生まれの赤川学氏の『明治の「性典」を作った男 謎の医学者・千葉繁を追う』 (筑摩書房)。

『解体新書』の性器版にして、明治期の一大ベストセラー『造化機論』。それはどんな書物で、翻訳者・千葉繁とは何者だったのか?謎に満ちた一人の男の生涯とその時代を描いた野心作!



『造化機論』という本は明治8年に刊行されたそうな。全く知らなかった。著者はポルノグラフィーをテーマにした社会学の修士論文を書き、次なるテーマを模索中で、神保町の古本市に通っていると、そこでは「まったくみたこともない、性をテーマとする古書が山のようにみつかった」とコーフンする。

『完全なる結婚』『性生活の知恵』など。その程度なら、僕も学生時代から‥といいたいところだが、学者は違う。より、古書的な性本を見つけていく。そのなかの一冊が『造化機論』であったそうな。

この著者や訳者千葉がどういう人物だったのか、その足跡軌跡を尋ねた書。ううむ‥‥。まぁ、奇人というか、当時としては先進的な医学者であったといえそう。奇人といえば、佐藤卓巳氏の『天下無敵のメディア人間 喧嘩ジャーナリスト・野依秀市』 (新潮選書)を思い出す。でも野依さんに比べれば千葉さんはまとも? いやいやどっちもひとかどの人物ですな。

ともあれネバーセイネバー。

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