古本虫がさまよう 「保健体育教師」か「古本屋」になりたいと言われたら?
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「保健体育教師」か「古本屋」になりたいと言われたら?
(2014・12・4 ・木曜日)








1952年生まれの伊藤博子氏の『保健体育教師になろう!』 (大修館書店)を読んだ。少し前に、澄田喜広氏の『古本屋になろう!』 (青弓社)という本を紹介したことがある。どちらも、真面目な本。「保健体育教師」「古本屋」になるためのノウハウというか、心構えというか、自らの体験に基づく助言エッセイ集。

伊藤氏の本のサブタイトルは「不安に応える現役教師からのアドバイス」。

同志社高校で保健体育の先生をやっていたとのこと。その時、「保健体育教師」から浮かぶイメージにどんなものがあるかアンケートをしたことがあったそうな。

「厳しい」「怖い」「ジャージ」「熱血」「元気」「サバサバ」「いかつい」「やさしい」「規則にきびしい」「声が大きい」‥‥といった回答が寄せられたそうな。

ううむ、「エロい」というのはなかったか?

「保健体育教師」というと、男の先生か女の先生かで、浮かぶイメージも大分異なるだろう。我が母校では、「保健体育」の授業は、男の先生の時もあったし、女の先生の時もあったかと。女教師による保健体育の授業がどうであったかについてはノーコメントだが‥‥。

ただ、どうしても、「保健体育教師」と聞くと思い出すのが、宇能鴻一郎氏の名作『女体育教師』 (講談社ロマンブックス)だ。そしてこれは日活で映画化もされた。

ピッチリ喰い込む体操着。トコ運動もフィニッシュ決まり。あたしの着地も大セイコウ!あたしは短大を卒業したばかりの新米体育教師。初めての授業は保健衛生。早速黒板に男性自身の絵を描くことになって大弱り。だってあたし、まだ未体験なんだもの。そこで、マツタケそっくりの絵を描いたところ、一人の女生徒が卒倒。で、彼女を保健室に連れて行ったら、童貞の金子クンが「僕を大人にして下さい!」と、いきなり迫ってきちゃう。あまりにも思いつめたその様子に体操の予選会が済んでからなら、と約束しちゃったの。しかも同僚の安田先生(木島)が、いきなりシャワールームで…。ピッチリ食い込む体操着に大人の色気ムンムン。鹿沼えり主演の爆笑ポルノ。



ううむ、「鹿沼えり」といえば、不美人の多かった日活ポルノ女優の中では、まだイケルほうだったから思い出す? 薄暗い体育館でやる、映画冒頭の出足のトコ運動は「代役」臭かったけど? 

この本は、のちに徳間文庫に入った『おんな体育教師』と同じだと思う。確認しようと思って、国会図書館のデータ検索をしてびっくり。

なんと『おんな体育教師』を大分県盲人協会が録音図書にしているのが「蔵書」としてあるではないか。当時だから、カセットテープで6時間35分とのこと。そのほか、点字にもなっているようだ。

ううむ、目が見えなくなっても、耳と点字でこの「名作」を読むことができるとは知らなかった。宇能鴻一郎氏のほかの作品も音読可能なのだろうか?

それにしても、こういう作品があるため、どうしても、「保健(体育)教師」というと、あるイメージを持つ人もいるかもしれないが、勿論それは偏見であると僕は断言する!?

著者はジャージ姿で保健体育の授業をすべきではないと指摘もしている。体育の授業でも、夏などはTシャツなどを授業のたびに着替えるという。

「前の授業の汗のしみ込んだTシャツで、教師は次の授業の生徒の前に立つべきではないと思っている」と断言している。ううむ。

実に立派な心がけだと思う(でも臭いフェチの睦月影郎氏が生徒だったら反発するだろう。いや女体育教師の更衣室に忍び込んで、その「汗のしみ込んだTシャツ」を盗もうとするかも? 睦月氏も「保健教師」には一家言があるようで、それをテーマにした作品もいくつかあるようだ→『女教師 いけない放課後』 (グリーンドア文庫)→新担任教師はしなやかな肢体を誇る体育教師美穂。性教育の時間の、美穂の唇から出る避妊やオギノ式といった刺激的な言葉に、童貞の博之はすっかり興奮してしまい、同級性涼子相手に実践とばかりに初体験を済ませてしまう。自信を持った博之は、美穂の部屋に上がりこんで何も知らぬという顔で…。)。

ともあれ、「保健体育教師」と聞けば、さまざまな華やかな(?)イメージが膨らむが、「古本屋」と言ってもさほどの派手なイメージは浮かばない。

エロス小説でも、「古本屋」をテーマにしているのはあまり聞いたことがない。しいていえば、以前も紹介したが、北條拓人氏の『めくって濡らして』 (竹書房ラブロマン文庫)だ(以下再録的)。

文庫カバーは書棚(古本屋ではなく新刊屋の書棚の様な雰囲気)を背景にロングヘアの巨乳美女が本を手にしてニコっとしているイラスト。帯相当部分に「本に載ってないこと、教えてあげる…」「美人三姉妹が営む古本屋に転がり込んだ青年のハーレム生活!」とある。

内容紹介文としては以下のような形になっている。

本好きで太平楽な性格の島村洋介は、大学を留年してアパートも追い出されそうになっているダメ学生。ある夜、洋介はコンパで古本屋の娘のしおりと意気投合して一夜を共にするが、翌朝の乱れた姿をしおりの姉のあやねに目撃されてしまう。
激怒するあやねをなだめる目的で、洋介は古本屋の仕事を手伝うものの、ひょんな事からあやねとも契ってしまい、さらには嫁ぎ先から戻ってきた次女・のりかの媚肉まで味わってしまい…!?
あやね、のりか、しおりの美人三姉妹が経営する古本屋に転がり込んだ青年の、肉悦に満ちた日々を描く古書店ハーレムロマン!



本に関するウンチクが『ビブリア古書堂の事件手帖』 (メディアワークス文庫)のようにさほどあるわけではない。

ともあれネバーセイネバー

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