古本虫がさまよう 雨の中、3P(高円寺・五反田・神保町)をこなしつつも、東京蚤の市へとはいかず「ビッグイシュー」を買って読む? そして赤線&古本屋の「墓標」「跡地」を訪ねて三千里? さらば「國島書店」「白線文庫」
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雨の中、3P(高円寺・五反田・神保町)をこなしつつも、東京蚤の市へとはいかず「ビッグイシュー」を買って読む? そして赤線&古本屋の「墓標」「跡地」を訪ねて三千里? さらば「國島書店」「白線文庫」
(2014・11・30・日曜日)









昨日(土曜日)はあいにくと天気悪し。降ったりやんだりちょっと晴れたり。ちょっとひんやりするような、いや、むっとするような中途半端な天気。

午前中仕事があり渋谷界隈にいたのだが‥‥。本当は仕事がなければ、午前中、調布のちょっと先の京王多摩川駅の京王閣でやっている「第六回東京蚤の市」に行こうかと思っていた。そこでは古道具、古雑貨、雑貨などに混じって「古書」コーナーもあると聞いたからだ。

都内中心に他県からも20軒ぐらいの古本屋も参加しているようだし‥‥。でも雨模様だから、雨天決行ではあるものの、土曜日はどっちにしても蚤の市に出掛けるのはイマイチ? 行けなくても正解だったともいえそう?

仕事を終えて、午後古本屋古本市めぐりをしようと思ったら結構降ってきたので、渋谷古書センターにも行かず。やれやれ。

道端で「ビッグイシュー」を雨の中売っている人がいた。ううむ。よく見かける。僕は一応福祉国家論者でもあるので、こういう運動には一定の理解は持っているつもりだが、えてして、「戦争ができる国」になるより、「一人ひとりを大切にする国」にならなくては‥といった方向に安易にいく傾向が、リベラルな福祉論者にはあるような「先入観」をちょっと持っているので、「ビッグイシュー」がそうだというわけでは必ずしもないが、買ったことがなかった。

一般論だが、戦闘機一機買わなければ学校が‥といった類の話にはウンザリするし。次元の異なるものを安易に並列して論じてもナンセンス。

だが、最新号(2014・11・15号・251号)が古本特集(「古本パワーと遊ぶ」)をやっていて、古本屋ツアーインジャパンさんなどが登場しているということをブログなどで見聞していたので、今回は350円を出して買った(「350円のうち、180円が販売者の収入になります」とカバーに刷られている。僕だって、いつ何時、この「販売者」になるかもしれない。ネバーセイネバー!! 情けは人のためならず! 一部売ったら確実に自分の懐が潤うというシステムは結構なこと)。

小銭がなく1000円札を出してお釣りをもらい、「雨の中ありがとうございます」と言われてしまった。

そのあと、まずは五反田古書会館へ。

元井久夫氏編の『新版 日本労働運動史』 (労務行政研究所)、 『原虎一 一労働運動家の生涯』 (非売品)を購入。まぁ、民主的労働運動の歴史を知る上で参考になる本かなと思って購入した次第。

次に高円寺古書会館へ。

児玉隆也氏の『テレビ見世物小屋 裏からのぞいたブラウン管』 (いんなあとりっぷ社)、 内田信也氏の『風雪五十年』 (実業之日本社)を購入。内田氏の自叙伝はちょっと面白そう。

都丸書店など特に買いたいものはなし。

お茶の水へ移動。
三田製麺所でこの金土日に食べると無料券をくれるというキャンペーンをやっていたが‥‥。うっかりその時は忘れて、お茶の水駅も三田に近い側の改札ではない、古書会館寄りの改札を出てテクテクと‥。
閉館間近(午後5時前)であわててしまっていた。

石川清氏の『在米日本人の見る安保問題』 (非売品)、押鐘篤氏の『優雅に突っぱねて突っぱねて ある異色の性科学者の自伝抄』 (学建書院)を購入。 石川氏の本は、憂国の書のようだ。キリスト教徒として、日本のキリスト教徒の反米左翼の考えを批判もしている。本当のキリスト教徒のようだ。

古書会館出て、一 昨日読んだムックに出ていたジャズバーが近くにあるな‥‥と思ったが、土曜日だけ禁煙とか、ランチタイムだけ禁煙というのも、いささか疑問の残る営業方針。終日全面禁煙か完全分煙しか選択肢はないはず? やはり、そういう中途半端な経営方針の料理店には行くわけにはいくまいとの苦渋の決断を下してしまった‥‥。

そのほか軒先で、篠田正浩氏の『駈けぬける風景』 (旺文社文庫)、倉田保雄氏の『セーヌのほとり パリ祭』 (ホンヤク出版社)を購入。

『セーヌのほとり』は文字通り、セーヌほとりの古本屋、屋台についても一章をもうけて詳述している。ここは観光旅行でパリに行った時には瞬間的に通りすぎた思い出がかすかに残っているが、倉田氏は本書刊行時、3年半にわたるパリ滞在中、このセーヌのほとりで古本釣りをこよなくエンジョイしたという。

晩飯はお茶の水に戻って、三田製麺所というわけにもいかず、 「もり一」で、回転寿司9皿食べて満足。禁煙だし、美味いし。これで上等。ここ数年、スーパーの寿司以外では、もり一でしか寿司を食べていないような気がするけど(たまのパーティで立ち食い寿司風に食べた程度か?)。9皿で、一皿税込み均一140円だから、1260円。いもやの天丼よりは高いけど、ガリを山ほど食べて満足。

車中で、「ビッグイシュー」を読んだ。
岡崎武志氏や北尾トロ氏なども登場している。生きているうちに一度出掛けたいと思っている英国の古本の街「ヘイ・オン・ワイ」の記事も出ていた。

岡崎氏のコラムは「女子の古本屋」に関するコラム。 『女子の古本屋』 (ちくま文庫)といえば、文庫版で紹介もされていた黒磯の「白線文庫」がなくなるようだ。



ご報告が遅れましたが、5月に無事に長女を出産しました。
早いもので現在6ヶ月目。
元気にすくすくと育ってくれています。

さて、急なお知らせですが、
白線文庫はちょっと遠くに引っ越しをすることになりました。
いつかは、と前々から考えていたのですが、
出産を機に私の実家のある鳥取へ家族で引っ越しをします。
育児休暇中の移転でほとんどのお客さまにご挨拶ができず、
それだけが心残りです。
偶然お会いできたお客さま、町で声をかけてくださったお客さま、
すごくうれしかったです。
みなさま、本当にどうもありがとうございました!

この町に古本屋があることで、だれかの、なにかのきっかけに
なることができたら、そんな気持ちでお店を始めました。
振り返ってみると、なにより私がお店のおかげで
いろんな出会いときっかけをもらっていたのですが。
たくさんの感謝を胸に、次はまた、別の町で。



可愛いお子さんの写真も出ていたが、名前だけだと男か女かよく分からなかったが、女の子だったんだ?

青春18切符や北海道&東日本パスで、 「とりあえず土浦」「とりあえず小田原」「とりあえず黒磯」が合言葉であったが、「とりあえず黒磯」がブックオフしかなくなっては、ちょっと出掛けるのも‥となりそうではある。

白線文庫も「古本屋ツアーインジャパン」さんのブログで知って、何度となく出掛けたが‥‥。一期一会ならぬ「十期十会」ぐらいだったか。

帰宅して、木村聡氏の『色街百景 定本・赤線跡を歩く』 (彩流社)を読んだ。

最近話題の「飛田」をはじめ、「玉ノ井」やら、全国各地の遊廓・赤線地域を撮影した写真集。かといって、「跡」というだけあって、現在も「遊廓」的な雰囲気が残っている、営業中のところもなきにしもあらずだが、ほとんどは「跡地」的雰囲気。撮影した年代も近年というか、1990年代、20世紀末が多い……。生々しさは感じられない。懐かしき旧建物群といったところか。

写真を眺めつつ、あらぬ方向に妄想が?
 古本屋というか、その跡地もあちこちにある。「古本屋ツアーインジャパン」さんが、時々、古本屋跡地を紹介している。この前も新宿御苑を歩いた時、 「國島書店」はまだ借り手がいないようでガランドウになっていたが、店前の建物の軒先だったかに「國島書店」の標識らしきものがまだあった。これも「墓標」「古本屋跡」といえようか。

『古本屋跡を歩く』という本も読みたいもの。

僕もかつて出かけたことのある地方の古本屋(盛岡、秋田、青森、札幌、帯広、福岡、門司、高松、高知、名古屋、静岡、浜松、小田原、横浜、藤沢、茅ヶ崎、辻堂、松本、長野、高遠、土浦、滋賀、京都、大阪、神戸、福島、郡山、水戸、仙台‥‥)の中には「一期一会」のものも多いから。

古本屋があればどんな田舎道でもタバコの悪臭が漂ってきても我慢して歩くけど、古本屋がないところにはどんな繁華街でも足を運ばないのが古本虫の鉄則(ただし中古ビデオ屋がある時は別?)。古本道は厳しい?

ともあれネバーセイネバー。
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古本(古書)と橋本マナミさんと愛する奥様(古女房は照れ隠しと推察)に夢中になれる古本虫さんが羨ましい限りです。「趣味は古女房」もありかも知れませんね。古本虫さんに倣って『古書店めぐりは夫婦で』(ハヤカワ文庫 NF 234)を読んでみようと思います。
青木明 (68歳)  11/30/2014 Sun URL [ Edit ]
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