古本虫がさまよう 「日本たばこ」に対して『下手に居丈高』にはなるまい?
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「日本たばこ」に対して『下手に居丈高』にはなるまい?
(2014・11・28・金曜日)







2014・11・26・夜7時半からの「クローズアップ現代」「知らぬ間に肺を襲う病 あなたは大丈夫?」は大変面白い番組だった。 「日本たばこ」の関係者はNHKに抗議文を出したりしているかもしれない?


というのも、その日のテーマは。COPDという「慢性閉塞性肺疾患」の特集番組で、たばこ煙を主とする有毒物質を長期間吸入することによって生じる肺の炎症による病気との視点からの啓蒙番組だったからだ。

喫煙歴50年だった落語家の桂歌丸さんが、この病で苦しむ姿も出てくる。和田アキ子さんも一瞬だが画面に出てきた(ように見えた)。この病気に罹患したこともあるようだ。彼女には(鈴木おさむ氏構成)の『禁煙アッコ 和田アキ子禁煙事件』 (宝島社)という本もあった。


ともあれ、喫煙者や、喫煙者でなくとも夫が喫煙者だったために奥さんがその病にかかってしまい、いろいろと四苦八苦する様が紹介もされていた。タバコのみならず、PM2・5も要因とのこと。対策としては、タバコを止めるのが肝心との結論でもあった。

でも、まぁ、喫煙者は晩年苦しむことになっても、吸っている間、スカッとしたりすることも多かっただろうから、それはそれでいいのかも。
医療費がかかっても、その分、「納税(タバコ税)」もしていたのだし、早く死ねば年金支給額も減ることになるし、国家財政からするとプラマイゼロではないのかしら? タバコを吸う人が減るとタバコ税が減り、そして長生きをする人が増えると年金支給額も増えるし、なんだかんだと小さな病気は老人特有だから、長生きすればそれなりに「健康」でもそこそこ医療費も増えていく‥。禍福は糾える縄のごとし‥‥。人生悲喜こもごも。だったら、「自己責任」で、なるようになるでいいのではないか? 国がことさらお節介しなくてもいい?

勿論、受動喫煙の害が本当にあるのなら、喫煙者の身近にいることの多い家族や職場の非喫煙者にはまったく迷惑な話だ。それ以前にタバコの悪臭も迷惑。服にしみつくし、鼻孔に不快感を与える。

だから、喫煙者も最低限度の喫煙モラルとして、半径百メートルぐらいに人がいるところではタバコを吸わないようにしてくれたら(あとタバコの火の不始末で火災を発生させないこと。万が一発生させたら重罰にすることをもっと徹底させること)、後は野となれ山となれで、吸う吸わないは個々人の全くの自由であろう。

歳を取ったら肺の病気になるから喫煙を止めなさいというだけでは感情論になりかねない。まずは人のいるところで吸うのは止めなさいというのを徹底してほしい。家族や他人に迷惑をかけないようにしないさいと。人のいるところで吸わなければ、その分、喫煙量も減るかもしれない。「禁煙」とまでいかなくとも、「節煙」「減煙」になれば、一歩前進ではないか。タバコは嗜好品。販売をゼロにする必要はないだろう。

ともあれ、西村賢太氏の『下手に居丈高』 (徳間書店)を読んだ。私小説派の芥川賞受賞作家。彼の小説とエッセイ集は一冊ずつしか読んだことがない(末尾に再録)。時々テレビに出ておられるなと思っていたが、そのテレビ体験(降板?)なども、また喫煙体験なども綴られている。

タバコは一日5箱購入。値上げで一日2200円の出費はきつく、禁煙準備をしなくてはと思っていたら、芥川賞を受賞して、すこしふところが好転。しかし、特需も終わり、再びキツい感じになってきたり‥‥とか、そんなボヤキエッセイなども面白く一読した次第。
AV作品に対する西村賢太賞なるものがあることも初めて知った。彼が推薦する作品なら外れはあるまい? 
そのほか、古本がらみのエッセイもある。

書き遅れたが、本書は「アサヒ芸能」に連載されていたエッセイをまとめたもの(最近、なぜか、産経新聞に「アサヒ芸能」の広告が掲載されるようになった。出版不況で、週刊誌の広告も、新聞に出るのは限られたものでしかないだけに、参考になる? なにしろ日経・産経を購読していても、「ニューズウィーク」の広告も出ないし、新聞社系週刊誌の広告も出ないし、「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊プレイボーイ」も見当たらない(と思う)。

「アサヒ芸能」も面白そうな週刊誌だと思うのだが、なかなか手にできない。でも、こういうヌードあふれる週刊誌って、図書館も常備はしてないところが多数派だろうから、身銭を切って読むしかあるまい。

蛇足だが、昨日紹介した『美女の一瞬』で、お父さんが悲しむから絶対にヌードにはならないなんて語っていたのは佐藤江梨子さんだが、こういう人が「女教師」モノや「古本屋女主人」モノのAVにもし出演したら、西村賢太賞を受賞するかも? 一文字違いで、佐藤江梨花さんというAV女優はいたようだが?

ともあれネバーセイネバー。


2012/06/04(月) 05:20:17
小説は某特定嗜好分野以外めったに読まないのだが(?)、以前、西村賢太氏の『小銭をかぞえる』 (文春文庫)を紹介したことがある。私小説というか、自分の好きな物書きの古書蒐集とその刊行のために同棲女の実家の金を浪費したり、「友人」に金をたかったりする「愚かな自画像」が描かれている作品だ。「焼却炉行き赤ん坊」「小銭をかぞえる」の中編二作が収録されていた。

 そんな私小説家の書くエッセイは、小説とどういうバランス関係になるのか? 西村氏の『随筆集一日』 (文藝春秋)を読んでみたが、そのあたりの区分はまぁどうでもいいかなと。面白く読んだ次第。

とりわけ東スポに連載していたエッセイは、ハイド的で秀逸。著者は僕より若い世代。ビニ本全盛時代は中学一年生前後。さすがに、芳賀書店のビニ本の噂も聞いていたが、実際手にすることはできずじまい(のちに芳賀書店刊行の『田中英光全集』によって作家として開眼することになったとか。おおっ、芳賀書店もジキルとハイド的書店であった。残念ながら、僕は芳賀書店というと、活字刊行物はほとんど手にしてはいない。ビニ本なら、当時はすでに18歳以上だったので、合法的に……)。

ただ、性的妄想を小学生高学年から中学生以降の時からたくましくはしていたとのことで、「女の裸体なら、姉のでもいいから眺めたくてたまらなかった」「電車の中では、皆一様に同じ髪形をした女子大生の服の中を想像しては、股間を熱くふくらませるのが常であった」とのこと。ううむ、その気持はよく理解できる。その頃の10代の世代は、学校で出会う先生や事務職員の女性の夏服で、ブラジャーのラインがうっすらと見える程度でもコーフンしていたのではないかな? 「あっ、今日はピンクだ!」とか? スカートとスリップの長さの調節ミスで、たまにスカートからスリップがはみ出ているのに気づかない淑女を見ては、「今日はトクした!」とか。だが、いまは、下着ルックだのキャミメールだのシミチョロだの、へそだしだの…。アホらしい? 見る気も起こらん。

それはさておき、デリヘル嬢や風俗関係者との一期一会的なラブも綴られているが、小学生時代に、叔母の家に夏休みや法事などで出掛け、同世代の従姉妹との「混浴」体験やパンツへの執着を綴った「告白」などは、よくぞ書いてくれたと感心した次第。似たような体験をその世代(小学生高学年)で体験をしている人もいるだろう。ただ、同世代より年上の従姉妹の方が、よりいいとは思うけど? 小学6年生なら、高校生ぐらいがベタ-?
西村氏は、やはりそういう素質が天然的(?)にあったことをうかがわせる貴重なエピソードである。

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サトエリ(サリエリに非ず)こと、キューティーハニーの佐藤江梨子さんだったとは。小説も書いているし、読書家なのは間違いないですね。この方、元グラビアアイドルらしいので外してしまいました。写真集・ビデオ・DVDなど多数出演しているようです。僅かでも身に着けていればヌード(全裸?)では無いとの認識なのでしょうか。梨園の人・歌舞伎役者の市川海老蔵との結婚を望んだことがあり、破談になって号泣しました。結構奔放な女優のイメージがあったので、例の発言は意外でした。追伸で、ホンジョこと本上まなみさんと並んで佐藤江梨子さんの名前もあげていたので、まあ良しと自分を慰めております。
青木明 (68歳)  11/28/2014 Fri URL [ Edit ]
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