古本虫がさまよう 『古本屋ツアー・イン・神保町(ジャパン)』だけではない。誤植は恐ろしい?  ジョージ・オーウェルは『カタロニア讃歌』ではなく『バルセローナ讃歌』を書いたのか? 五木ひろしは「よこはま・たそがれ」ではなく「かながわ・たそがれ」を歌ったのか? そんなバカな?
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『古本屋ツアー・イン・神保町(ジャパン)』だけではない。誤植は恐ろしい?  ジョージ・オーウェルは『カタロニア讃歌』ではなく『バルセローナ讃歌』を書いたのか? 五木ひろしは「よこはま・たそがれ」ではなく「かながわ・たそがれ」を歌ったのか? そんなバカな?
(2014・11・11・火曜日)







昨日触れた『古本屋ツアー・イン・神保町』 (本の雑誌社)の奥付誤植ではないが、誤植はいろいろと発生する。本欄も多々あることと思う。

そうした誤植がもたらすさまざまな笑いを取り上げていた『VOW』 (宝島社)というシリーズ本があった。VOWというのは、"Voice Of Wonderland"の略。 『宝島』の前身の雑誌『ワンダーランド』の創刊時から続いていた読者投稿コーナー。町中で見かけたちょっとヘンな誤記モノなどを写真入りで紹介していたかと。

濁点が消えていたりするだけで、ナンセンスな意味になったりもしていたっけ? 何冊か読んで笑ったものだった。

ともあれ、最近発売されたテテ・モントリュー・トリオのCD『カタロニアン・ラプソディ』 (ヴィーナス・レコード)を入手して聴いていた。1992年3月8日バルセロナ(バルセローナ)で録音したもの(ちなみにテテはバルセローナ生まれ。全盲ピアニスト)。

1アラゴンから来た女 2カタロニアン・アンセム 3三人の淑女 4鳥の歌 5盗賊の歌 6愛の言葉 7 ドント・スモーク・エニモア 8マイ・ストリートの8曲が収録されており、寺島靖国氏の解説が掲載されている。

「アラゴンから来た女」の心地よい出だしに感銘を受け、テテ・モントリュー・トリオは、やっぱりいいよなと思って、昔のを聴こうとしたら、1992年に「バルセローナ・ラプソディ」 (アルファレコード)というのが出ている。
ふうん、カタロニアとバルセローナって似たような地域名だけど、違う盤なんだと思って手にしてみた。題名が異なるのだから、当然そう思うのが普通だろう。ところが……?

バルセローナ盤も、CDジャケットは宮殿らしき建物に後光がさしている感じでカタロニアン盤とほぼ同じもの。宮殿の大きさが違う程度。

それでも、題名が違うのだから、中身は異なると誰でも思うはず。
しかしジャッケットには英語で「CATALONIAN RHAPSODY」とある。しかも1992年3月8日録音とある。えっ? 同じ日の録音盤? これじゃ、「バルセローナ」ではなく「カタロニアン」ではないか?

ジャケットの解説の中身を見ると、解説が寺島靖国氏で、これまた『カタロニアン・ラプソディ』と一字一句同じ。

曲目も、1アラゴンから来た女 2カタロニアン・アンセム、3ソング・オブ・ロバー 4三人の淑女 5愛の言葉 6鳥の歌 7ドント・スモーク・エニモア 8マイ・ストリートとなっている。
曲目数は同じ。順番がちょっと異なっているだけ。 「盗賊の歌」が「ソング・オブ・ロバー」となっているだけ。ううむ?

よくよく見ると、ジャケットの解説のトップの頁もCATALONIAN RHAPSODYと英語名で銘打っているのに、その下に印刷されている日本語だけがなぜか「バルセローナ・ラプソディ」となっているのだ。この一カ所だけ、「バルセローナ」。

それ以外は解説書の下の「ハシラ」部分も、英語表記の「CATALONIAN RHAPSODY」が各頁に印刷表記されている。

従って1992年当時、このCD盤を買ったなら、どう見ても「カタロニアン・ラプソディ」を買ったと思ったのではないか。CD盤本体にもちゃんと英語で「CATALONIAN RHAPSODY」と「刻印」されているではないか。

要は解説書の中の日本語表記一カ所だけが「バルセローナ・ラプソディ」となっているだけ。これって、単純な誤植なのか? 本来ならここも「カタロニアン・ラプソディ」と日本語表記すべきだったのではないか? 少なくとも、『古本屋ツアー・イン・神保町』の奥付ではないが、この「バルセローナ・ラプソディ」の日本文字のところに、「カタロニアン・ラプソディ」のシールを貼る必要があったのではないか? それを怠った? 無視した? 誤記と気付いていながら、慰安婦吉田問題同様、見て見ぬふりを朝日新聞みたいにした?

でも、そのせいで、図書館などで検索すると、この1992年に発売されたこのCDを「バルセローナ・ラプソディ」として表記している図書館がいくつかある。英語表記で「CATALONIAN RHAPSODY」としている図書館もあったが。

もし、ジョージ・オーウェルの『カタロニア讃歌』が、出版社が誤植して『バルセローナ讃歌』になっていたら、どうなっていたことか?

スペインの地理や行政区分はよくは知らないが、カタロニアは州名。バルセローナはカタロニア州の州都の都市名のようだ。

日本でたとえると、カタロニア(神奈川県)、バルセローナ(横浜市)といった感じか。

カタロニア独立論などもあるから、当然、それは広い地域を意味している。アラゴンなんかもカタロニアの隣の州名のようだから、そこから来た女となると(アラゴンから来た女)、やはりバルセローナよりカタロニアのほうが正しそう。バルセローナはあくまでも、州内の地域名、一都市名だから、やはり、このCDは「カタロニアン・ラプソディ」であろう。

変な譬えかもしれないが、五木ひろしの名曲に「よこはま・たそがれ」があるが、これが逆に拡大盤的に「かながわ・たそがれ」になると、ちょっとイメージが異なってくる。それと、ある意味で同じといえるかも?

というのも‥‥。

「よこはま たそがれ ホテルの小部屋」「裏町 スナック」「あてない 恋唄 流しのギター」「海鳴り 燈台 一羽のかもめ」「あの人は 行って行ってしまった あの人は 行って行ってしまった もうおしまいね」といった「よこはま・たそがれ」の歌詞も「横浜の港町」のイメージがあったからこそ。

これが「神奈川・かながわ」になるとどうなるか。あまりにイメージが拡散してしまう。神奈川には箱根の山もあるしね? 箱根では「裏町スナック」や「海鳴り」は似合わない。「噴火」「アンモニアの臭い」か。
とはいえ、湖(芦ノ湖)があるから「かもめ」はいるか?
「灯台」もある? 

逆に「かながわ・たそがれ」や「かながわ・ブルース」なんて歌があって、箱根の山や横浜の港なんか神奈川のあちこちを想起して歌っているのに、「よこはま・ブルース」なんて表記されると、ヘンになる? それと同じ?

誤植危険?

ともあれ、カタロニア州独立投票は、投票率は5割を割ったものの、投票者の8割は賛成したとか‥‥。スコットランド、カタロニアはどちらも足を運んだことのある地域。好きなところだ。
行ったことはないけど、内モンゴル(南モンゴル)、チベット、ウィグル、旧満洲などは関心のある地域。そこなども独立するといいのかも。沖縄も? 

明治時代の千島樺太交換条約同様、平成の今、沖縄台湾交換条約もあれば‥‥? 安倍首相と傲慢殿下・習近平チャンもそんな交渉をしてたりして? まさか? いやいや、ネバーセイネバー?


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