古本虫がさまよう 皇室制度を尊重する社会主義者たち
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皇室制度を尊重する社会主義者たち
(2014・11・7・金曜日)






積んどくしていた、梅澤昇平氏の『皇室を戴く社会主義』 (展転社)を読んだ。
著者は元民社党の参謀(後に大学教授)。

社会主義(民主社会主義)と共産主義とは異なる思想という認識のもと、戦前戦後の社会主義者、共産主義者、転向者たちの「天皇・皇室観」を分析している。

純朴に皇室を尊重するもの、戦略というか、一般国民の皇室肯定論を無視するのはまずいという立場からの皇室制度容認論者など、さまざまであるようだ。

海外でも、王室関係者のほうが、社会主義(社会民主主義)に近接することもあった。
ドイツ社民党に接近した「赤い皇女」といわれたエリザベートなどに関しては、塚本哲也氏の『エリザベート』 (文春文庫)や、フリードリヒ・ ヴァイセンシュタイナーの『赤い皇女エリーザベト』 (新書館)などがある。

少なくとも王室制度と社会主義とは矛盾せずに両立しえるということは、最低限度の知識としても持っておく必要があり、日本に於ける社会主義者たちの皇室感情を冷静に分析した本は少ないだけに、本書は貴重。

ただ、世の中には皇室をさほどは崇拝しない保守派もいるだろう。威厳のない皇室には愛想がつきるという立場からの人もいるかもしれない。原発を容認する革新派もいるだろう。思想は人それぞれだから。
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今から30年以上前、ドウス昌代著『私が帰る二つの国』を、愛読書として読みました。ドウス昌代さんは確か、スパイの汚名を着せられた、東京ローズのことも書いたはず。ドウス昌代さんの旧姓は梅沢だったと記憶。古本虫さんが話題にされた梅澤昇平氏の姉ではないでしょうか。
HN:青木慧 (68歳)  11/07/2014 Fri URL [ Edit ]
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