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2014'10.06 (Mon)

枝川公一さんが「敗戦の日」に死んでいたとは知らなかった







枝川公一さんが「敗戦の日」に死んでいたとは知らなかった
(2014・10・6・月曜日)





台風もあっという間に首都圏を去り、 「dancyu 」(ダンチュー・2014年11月号)を手にして、ふむふむ、特集の飲食店はおおむね「禁煙」か否かに関しての情報がきちんと提示されている、さすがは「ダンチュー」だと思いつつぱらぱらとめくっていたが、ふとある頁で、枝川公一さんが8・15に亡くなっていたことを知った。73歳だったとのこと。あぁ、8・15といえば、そのころ地方に出かけていたから訃報欄を見落としていたのだろうかと思ったが‥‥。さて?

枝川氏は、創刊号からパーを訪ねる「男のとまり木」を連載していたが、先月号が最後になったそうな。病気やらで最近は四苦八苦しながらの取材、執筆だったとのこと。

枝川さんの謦咳に接したことはなく、書いているものはちょっと「リベラル」かな?と思わないでもなかったが、エッセイ集はわりと好きだった。常盤新平さんとは一味違った魅力があった。といっても何十冊も読んだ記憶もない。

『都市の歩き方』 (北斗出版)、『アメリカ風俗マップ』 (旺文社文庫)、『街を歩けば明日が見える 情報感度の高め方』 (ごまブックス)、『時計じかけの東京探検』 (新潮社)、『今日も銀座へ行かなくちゃ』 (講談社文庫)、『バーのある人生』 (中公新書)‥‥。自分がそんなに行かない、行けないところの旅エッセイというのは、それなりに面白いもの。

そういえば、鈴木則文映画監督が枝川さんの亡くなる3カ月前に死去している(2014・5・15)。これは訃報欄で知った。80歳だったという。

彼の本(『東映ゲリラ戦記』筑摩書房、『トラック野郎風雲録』国書刊行会)を以前紹介したことがあったが、杉作J太郎氏&植地毅氏の『トラック野郎 浪漫アルバム』 (徳間書店)を最近読んだ(これは亡くなる直前に刊行されたようだ)。

トラック野郎シリーズをビジュアルに紹介した本。1975年から上映されたのはリアルタイムで見た記憶がある。当時、僕は、高校生か‥‥。
あのころ、下宿していた県都ではなく、田舎の実家にもまだ映画館があったっけ? あった、あった。そこで見たかと。
ちょっと裸が出てくる映画という程度しか、もう印象は残っていない? 高校生だったから、それを見たさに見た程度だったか? 日活はちょっと当時だと、18歳以下だったので「非合法」でないと見られないけど、これなら合法的に見られたから?

トラック運転手の悲哀を語る愛川欽也のセリフにも、甘えるんじゃないよと思ったことがあるぐらい。この映画を見て、トラック運転手になりたいと思った人もいる‥‥かな?

それにしても、この本、字が小さい。とても読めない‥という頁も出てくる。この映画をリアルタイムで見ているのは、一番下の世代が僕ら50代ぐらい。眼鏡は使用していない我が身だけど、いよいよ、細い字には目がなくなってきた?

それはともかく、ちょっと年上(?)の物書きが亡くなっていく。あと十数年で70歳になると思うと、うかうかしていられない?


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