古本虫がさまよう 朝日新聞は、自民党と片山さつきと河合栄治郎を見習え!
2017 10 / 09 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11 next month
朝日新聞は、自民党と片山さつきと河合栄治郎を見習え!
(2014・10・2・木曜日)






2014年10月2日の朝日と産経の社説が同じテーマを扱い、しかも、その論調と結論が同じだった。希有なこと?

朝日は「大学への脅迫」「暴力は許さない」というタイトル。産経は、「大学に脅迫文」「言論封じのテロを許すな」というタイトル。

どちらの社説も、慰安婦虚報の元凶である朝日新聞出身の二人の元記者が所属している大学に対して、それぞれの退職を要求し、応じなければ学生に危害を加えるといった脅迫状が届いている事件に関してのもの。爆弾を仕掛けるという脅しの内容もあったとのこと。
朝日も産経も脅迫する犯人を糾弾している。

「民主主義の社会において、理由のいかんを問わず、暴力や威力による卑劣な言論封じはあってはならない。正々堂々、言論でのみ、意見を戦わすべきだ」(産経)

「朝日新聞への批判から逃げるつもりはない。しかし、暴力は許さないという思いは共にしてほしい。この社会の、ひとりひとりの自由を守るために」(朝日)

どちらの結語にも賛成する。

しかし、朝日さん、社説の冒頭で、「自由にものを言う。学びたいことを学ぶ。それらを暴力によって押しつぶそうとする行為を、許すわけにはいかない」と語っているのには微苦笑するしかなかった。

それはもちろん「正論」ではあるけど、慰安婦報道などでの虚報、捏造、居直り、謝罪少なし、謝罪なしに関して批判的に取り上げようとした自社連載コラムの掲載を一度は拒絶した朝日に、そんな「正論」を言う資格があるのか‥‥。よく言うよという印象を持つ読者も多々いたのではないか。池上さんの「自由にものを言う」「それらを圧力によって押しつぶそう」としたのはほかならぬ朝日サンではなかったのか? 矛盾した二枚舌の持ち主でないと、朝日では論説委員にはなれないのかも?

また、朝日には、なんとなく朝日を庇う識者が登場し、あまりの過熱化する朝日叩きを揶揄する向きもある。だが、産経社説が指摘しているように、暴力ではなく、言論による批判は全く問題がなかろう。「正々堂々、言論でのみ、意見を戦わすべきだ」。しかし、それを過熱しすぎる朝日叩きだとみなしたりするようでは品性が疑われる。

自作自演ではないとしても、万が一、そうした元社員やその関係者がテロで襲われたりして、そこに産経新聞や朝日批判をしている月刊誌や週刊誌が捨て置かれたりしていたら、進歩的文化人たちが、「過熱化した朝日叩きがテロを助長した」なんて方向違いのキャンペーンを張るようになるかもしれない。要警戒だ。

「暴力は許さない」もいいけど、「誤報は許さない」「訂正遅延は許さない」「捏造は許さない」「社内言論弾圧は許さない」というタイトルで自虐的な社説を書いてもいいのではないかしら?

その点、朝日論説委員以下の社員の皆さんに見習ってほしいのが、片山さつきさんの対応だ。

この人、舛添要一さんの元奥さん。佐々淳行さんの著書(『私を通りすぎた政治家たち』文藝春秋)によれば、大蔵省(財務省)時代に、パトリオットミサイルの予算を削減したケシカラン官僚で、到底タカ派政治家とはいえない。朝日の国防観に近い人かもしれない。もっとも生活保護の不正問題では、批判の急先鋒で、朝日的価値観とは違うかもしれない。

そのあたりはともかくとして、御嶽山の噴火による被害に関して、9月28日のツィッターで、彼女は、ある長野県の首長の話として、「(平成)22年の民主政権事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山ははずれ」と指摘したところ、そんな事実はないと民主党から批判されたという。

当初、「私が言ったわけではない」と片山氏は抗弁していたようだ(2014年10月1日付け産経)。

これって、吉田清治が朝鮮人女性を強制連行したと言ったということで、紹介した朝日の誰かさんにそっくりの行動? 

「私が言ったわけではない」?
紹介しただけ?

ところが、民主党の抗議もあって、参議院自民党の伊達忠一幹事長が調査もし、片山氏を聴取もし、「事実誤認に基づく」ものであったとして、謝罪することになったという。

というのも、調査の結果、「民主党政権で御嶽山が監視対象から外れた事実はなく、事業仕分けで観測縮小の議論をしたこともなかった」とのこと。

そこで、片山さんは10月1日のツイッターで「事実誤認に基づく発信でありました。関連ツイートを削除すると共に深くお詫び申し上げます」と記したとのこと(産経同年10月2日付け)。

この片山さつき氏のミスを慰安婦虚報捏造の朝日報道と対比すると次のようになる。

長野県首長→吉田清治
片山さつき→植村隆など
朝日新聞→自民党
虚報から謝罪訂正までの期間→片山さつき氏3日少々、朝日30年前後?
「深くお詫びします」→「なし??」



朝日新聞社や幹部たちは、自民党や片山さつきさんほどの「良心」も「謝罪心」もない非道な組織、愚かな輩ということになるのだろうか? こんな情けない感情論しか展開できないような人々を叩くのには、一本のペンがあれば十分。

暴力を使うなんてとんでもない。
オツムの弱い「子供」相手に腕力をふるうなんて大人げない。時間はかかるかもしれないけど、言葉と論理で説得するしかあるまい。

それにしても、朝日論説委員以下、社員の面々には、産経新聞10月2日付けの平川祐弘氏の「両翼と闘う河合精神と朝日の差」なるエッセイを是非一読してほしいものだ。真のリベラルとは何か、「反・反共」の丸山真男レベルの「リベラル」の限界とは何か、ひいては朝日流リベラルの偽善とは何かが見事に指摘されている。丸山が、河合栄治郎の衣鉢を継ぐ学者だと武田清子がいうので、「右翼には手厳しいが左翼には甘い男が河合の思想的系譜に連なるはずはない」と平川は彼女に反論もしたという。まさしく正論だ(武田さんの主張は文字通りの天下の暴論、笑わぬでもなし?)。

朝日は河合の系譜に連なる正論派知識人(田久保忠衛氏など)や平川氏を論説顧問に起用しないまでも、月一回でもいいから、一面左トップに「論説」を書いてもらえばいいのに……。そんな知的勇気はないのだろうか?
スポンサーサイト
 | 新聞論調  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/1736-766813c7

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ