古本虫がさまよう 日曜日は、「みちくさ」することなく、「たけうま」に乗ってブラブラしながら「ぶつくさ」古本屋行脚?
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日曜日は、「みちくさ」することなく、「たけうま」に乗ってブラブラしながら「ぶつくさ」古本屋行脚?(2014・9・22・月曜日)







土曜日から使い始めた「北海道&東日本パス」は、古女房が9・23や9・26にちょっと遠出をして、その二日間で4000円以上乗車するので、すでに元は取っている形(黒磯往復で6000円ちょっとなので)。

ということで、日曜日は余裕のコース? 取りあえず横濱駅西口の古本市が9・23で終わるので出かけることに。

岡本潤氏の『詩人の運命 岡本潤自伝』 (立風書房)を購入。なぜか、別途消費税を取られた。嫌な感じ? 

ここは神奈川県古書籍商業協同組合の主催。同じ主催で、反町古書会館で古本市をやる時は「税込み」なのに、こういうところだと、消費税は別途取るわけなのだろうか?  なんとなく怪しい? なんとか丸儲け? ホームページ上で、消費税の取り扱いについて、「日本の古本屋」や県古書組合は統一見解を出しているのだろうか? 新宿西口広場でここが古本市を開催する時も消費税を別途取っているけど‥。どうも納得できない。

来秋の消費税10%値上げなんてとんでもない話だと思う。スーパーも税込み価格のところもあれば、税別価格のところもあり、分かりにくい。ところによっては、これは「税込み価格」、これは「税別途価格」なんてしているところも。二枚舌、二重基準はもっとも卑しむべき感情論だが、同じ店内で二重価格では困る。

「税込み価格」「総額表示」で統一表示するのが一番フェア。なんでこんなチグハグなことを容認するのだろうか。それだけでもアベノミクスには不信感を抱くしかない? 総額表示にしないから、古本屋なんかも「二重価格」の疑惑が生じるのだ。

2014年9月21日付け日経朝刊で、セブンイレブンの鈴木敏文氏が指摘しているように、消費増税は先送りにすべきだろう。

短期間で、5%を8%にし、そして10%にする予定だから、「本体表示を選ばざるを得なかった」「一度の増税だったら総額表示のままで乗り切っただろう。理想は総額表示だ」「これまでは商品の価格を下げれば売り上げは確保できたが、今回は価格を下げても手にもしてくれない」「今回の3%の消費増税分や物価高による価格上昇に消費者の抵抗感が相当ある。そして、来年10月に控える税率の引き上げを消費者は意識している。『今年の春に続いて、また痛税感を味わうのか』という気持ちだ。消費増税の在り方については『上げるなら一度で』と増税前から言っていた。国は消費者心理をわかっていなかった。今のような消費環境では再引き上げの時期を多少、後ろにずらしたほうがいい」と。

さすがに消費者心理を分かっておられる。賛成。

一方、社論としては、財務省の消費増税追随の賛成派(?)の日経だから、この紙面、賛否両論併記の欄。対抗面には、経済産業研究所理事長の中島厚志氏が、消費増税は国際公約だから「絶対に上げたほういい」「先送りするということは、社会保障制度に穴を開けてしまうことになる。国民的なコンセンサスを内外から問われるだろう」と述べている。

ああ、この単純論。大学は東大法学部出身。大蔵省出身ではないようだが(日本興行銀行出身。あぁ、あの、問題銀行こと、第一勧銀と一緒になり、みずほ銀行となった銀行だっけ?)。

ともあれ、横濱から関内へ。桜木町の「中島古書店」はこの前寄ったからいいかと。関内駅近くの古本屋をまず覗く。この前も寄った「活刻堂」へ。周辺は、歩行者天国みたいになっていて、歌をうたったりあれこれ。肉声でそこそこにぎやかなのはいいね。電柱からのスピーカーの機械音はいやだけど。

それはいいのだが、青空喫煙助長でしかない灰皿があちこちに設置されていて、喫煙者がウヨウヨ。臭くてたまらない。禁煙、完全分煙先進地域の神奈川県や横濱市はこんな青空喫煙、路上喫煙を容認しているのだろうか。それとも商店街などが勝手に灰皿を設置しているのだろうか。住人ではないけど、本当に目障り「鼻触り」。

古本屋・活刻堂の手前にも、灰皿があり、スモーカーが何人もいて、建屋のない原発状況。鼻をつまんで店に向かった次第。店内は、見事なまでに、古書だらけだが、買いたいものはなし。

ブックオフなども買いたいものはなし。そこからテクテクと黄金町方面へ。

何軒か古本屋があるが、買いたいものはなし。以前に比べて古本屋も減った感じだ。3軒ぐらいしかない。桜木町からブラブラと関内に歩くところにも数軒あったと記憶しているが、いまは一軒ぐらいか。

最近開店したという、黄金町駅近くの「たけうま書房」へ。午後一時開店とツイッターか何かで出ていた。まだ十二時四十五分ぐらいだったが、入れた。客は僕一人。

古本屋としてはまずまずの広さ。というか、中央部分が空間になっていて、本棚は壁面だけだから広く見えるのかも。

岡田恵吉氏の『女のシリ・シンフォニー』 (学風書院)、小柳詳助氏の『G線上のマリア  ジプシー・ローズ・ブルーノート』 (徳間書店)を購入。ちょっと高かったけど、遅ればせのオープン祝いと思い一気買い?

というのも、この日、車中、澄田喜広氏の『古本屋になろう!』 (青弓社)を読んでいたから。

古本屋店主による古本屋論はよく出ている。本欄でも何冊も紹介してきた。本書の著者も、この前寄った吉祥寺の古本屋「よみた屋」の店主。
ただ、この本、シリアスな内容で、古本屋開業のための手引き書、ノウハウ、ハウツー本といった趣の本。大学の授業で、「現代古本屋開店・営業論」なんて授業があるとしたら、そのテキストになりうるような真面目な本。


だから、特に古本屋になろうとは思っていない僕のような人間が読むと、ちょっと退屈なところもあるのだが‥‥。以前読んだことのある、古本屋店主(志多三郎氏)による『街の古本屋入門』 (光文社文庫)、『街の古本屋入門 売るとき買うとき開業するときの必読書』 (KG情報出版)などもあった。ネット以前時代の古本屋論として面白く読んだ記憶がある。

日頃、ブツブツと文句(消費税二重取り? 開店時間が守られない? 「日本の古本屋」を見ても、各店、最寄り駅から歩いて何分かとか、休業日や営業時間も明記していないもの多し、情報開示力ゼロ、やる気あるのか? 神保町の古本屋や古本市の閉館時間が早すぎる、青空古本祭りが雨対策ゼロなのはおかしい等々)を古本屋に浴びせることもあるけど、やはりお世話になっているだけに、こういう本を読むと、「古本屋になる」のは大変なことというのはよく分かる。

ということもあって、午後一時前に来たにもかかわらず、鈴木氏率いるセブンイレブン同様に「開いててよかった」ということにも感謝もして、2冊を4000円で購入した次第(幸い税込み価格で、4320円にはならず)。

そのあと、関内方面へ戻るために、伊勢崎通りの裏手のエロス通り(?)へ。

エロス系印刷物多しの「古本屋」を何軒か覗くものの、買いたいものはあれども、我慢して買わず? ここで「消費」を不必要に拡大すると、財務省などが勘違いをしかねない。不必要な(?)消費は減らすに限る。

買った古本と関連する施設(ストリップ小屋)のある日ノ出町付近から桜木町をぶらぶらして、荻窪へ。

この週末は高円寺古書会館の古本市もお休みのようなので高円寺では下車せず荻窪に向かった次第。 「ささま」などを覗くが買いたい本はなし。

「ささま」のレジの左奥のノンフィクションの棚に老夫婦がずっと入ったまま。物色したり立ち読み? 人が一人ぐらいしか入れない狭さだから、奥の棚が覗けない。じっと近くで待つが傍若無人。やれやれ。古本好きもいいけど、周辺の目配りも忘れないでほしいもの。

古本市などでも、バッグなどを古本の上に置いたまま平然と立ち読みする人もいる。その荷物のせいで、どんな本があるのか見えなくなっているのも平気の平左。リュックも時と場合によっては邪魔。

自分さえ良ければ‥という生き方も時と場合によっては間違ってはいないと思うけど、ほどほどにはすべき。

そして、外の軒先コーナーの端っこの棚を物色していたら、その夫婦、僕の目の前を、何の断りもなく、ズンズンと通り抜けていく。おやおや。別に中央の棚のほうに通り抜けるスペースはあったと思うけど。まぁ、人それぞれ。

特に買いたいものはなく、1500円以上乗ったから、もういいやということで、荻窪の向かいのブックオフにも西荻窪の古本屋にも行かず帰宅することに。15000歩ぐらい歩いたからもう疲れた。 

東池袋方面の一箱古本市的な「みちくさ市」にも行きたかったが、寄れず。ここも午後5時までやってくれていたら寄れたのだが‥‥。「ぶつくさ市」になりかねないがご容赦を。

でも、「たけうま書房」が、黄金町にできたから、桜木町の「中島古書店」あたりから「ちぇるる野毛」内の古本屋や「天保堂苅部書店」から日ノ出町「黄金町アートブックバザール」や関内・黄金町あたりの古本屋も、十数軒ぐらいは存在し、辛うじて古本屋ストリートにはなっている。

以前はもう数軒、新古書店ではない大型古本屋もあったのだが‥‥。有隣堂が、店の軒先ではなく、この前やっていたように、屋内の別館で古本市をやってくれれば、その「ついで」にブラブラと古本屋行脚もしやすくなりそうだが。

あぁ、それにしても「高遠ブックフェスティバル」には行けなかったか? まだ9月23日までやっているとはいえ‥‥。台風も近づいているし‥‥。

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