古本虫がさまよう 朝日新聞社会部長曰く「だってアッチ(フジ産経)の方が正しかったんだもん」 ――北朝鮮拉致報道から「従軍」慰安婦虚報報道まで?
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朝日新聞社会部長曰く「だってアッチ(フジ産経)の方が正しかったんだもん」 ――北朝鮮拉致報道から「従軍」慰安婦虚報報道まで?
(2014・8・16・土曜日)







 西谷修という哲学者のブログがふと目にとまった。最近「世界」で対談にも出ていたかと。リベラルな人であろう。彼の本は何か積んどくしていたものがあったかと思うが、熟読した記憶があまりない。ブログの中に、朝日批判のものがあったので目にとまった。朝日批判といっても、ユニークな視点からのもの。

以下まずは引用。


2010年7月 5日
わたしが「朝日」に愛想を尽かしたわけ
 参院選が近くなった。菅内閣は、鳩山前首相の〝置土産〟になった「日米合意」の踏襲を早々と表明し、消費税論議が参院選の争点とされて、沖縄はまたもや置き去りにされたかに見える。そんな状況に「ちょっと待て」と言うかのように、東京新聞は7月1日から3日間、社会面で参院選特集として「沖縄に映るニッポン」という連載を組んでいた。
 1回目が「基地は地元を潤さぬ、見返り振興策に広がる〝ノー〟」、2回目は「反貧困、怒りの結束、年金など全国一律、負担重く」、そして3回目は「基地固定化に焦り、本土はもう忘れたのか」。この間の沖縄の問題の要所を的確に取り上げている。
 この間、時事通信、信濃毎日と、首相交代と選挙がらみの取材が続いたなかで、朝日新聞のある記者からアルジャジーラに関する取材を受けた。そんなことから思い起こしたのが次の〝事件〟である。
 2002年9月、「9・11後1年」を機に、この事件とその影響を振り返るインタヴューの依頼を朝日のある編集委員から受けた。その内容は数日でゲラになったが、折から小泉電撃訪朝があり、2週間後に蓮池さん夫妻らが帰国して日本が騒然となっていた。
 ゲラを送ってきたとき編集委員は、この時期に出すインタヴューだから「拉致問題」への言及も付け加えてくれ、という。これは日本の「9・11」かもしれないから、と。わたしはまったくそうは思っていなかった。蓮池さんらが拉致議連や「救う会」などに囲い込まれて、「対北朝鮮強攻策」や日本の戦争体制作りに利用されるに違いないと思ったから、このことに関して、「国家によって運命を翻弄された人びとを、ふたたび国策や政争の具にしてはならない」とだけ付け加えた。件の編集委員は、もっと明確に北朝鮮を非難してほしい、というような要求をしたが、わたしは、いや、これだけで十分だ、とそれ以上の加筆を拒んだ。数日後、彼から電話があって、記事は編集会議でボツになったという。
 それからしばらくして、ある会合で大学のクラブの1年先輩だった人物に出遭った。朝日の大阪の社会部長をしているという。そこで、「最近の朝日の報道はナンだ、フジ産経と変わらないじゃないか」、と文句をつけると、彼は「だってアッチの方が正しかったんだもん」と言う。これにはあきれてしまった。
 朝日の連中は、ほんとうに「拉致」などないと思っていたのだろう。そしてそれを北朝鮮が「自白」すると、フジ産経が「正しかった」といって、そのキャンペーンに追従するようになる。その結果、安部政権の誕生や、教育基本法の改悪その他の改憲路線整備に道を開くことになったのだ。
 この頃、ヒステリックなメディアと世論の合唱のなかで、もっともまともなことを書いていたのは毎日新聞で「時代の風」を担当していた作家の高樹のぶ子さんだった。
 ちなみに、それ以来、いっさい朝日からの依頼はなくなった。先日、アルジャジーラの件で取材に来た記者は、もちろんそのことを知らなかった。



ううむ、なるほど。面白いエピソードが披露されているではないか。
西谷さんの朝日批判には特に共感はしないけど、知人である朝日の大阪の社会部長をしている人に、 「最近の朝日の報道はナンだ、フジ産経と変わらないじゃないか」と文句をつけると、彼は「だってアッチの方が正しかったんだもん」と言ったという問答はちょっと面白いものがあった。

西谷さんは、「これにはあきれてしまった」ということでケシカランと感じたようだが、僕は、まぁ、朝日の人としては、正直な人と感じた

北朝鮮拉致問題に関して「だってアッチの方が正しかったんだもん」というセリフ、吉田「証言」誤報虚報報道に関して、「謝罪」「釈明(居直り?)」した点では、同じように「だってアッチ(産経)の方が正しかったんだもん」と思っている朝日記者もいることだろうか? 朝日の北朝鮮ヨイショ報道のひどさは、稲垣武氏の『朝日新聞血風録』 (文春文庫)などでも指摘されている通りだから。

そういえば、昨日(8・15)夕方のフジテレビ系のニュースを見ていたら、慰安婦誤報虚報問題で、朝日に対して、そこそこ、追及型の報道をしていたのが目にとまった。大阪朝日の社会部長さんは、もう退職しているかもしれないけど、このニュースをみたら、また「だってアッチ(フジ産経)の方が正しかったんだもん」とつぶやいているのかもしれない?

ともあれ、3・11直後の放射能危機に関しては、逆に朝日・アエラのほうが産経よりまともであったということもいえるかもしれない。

僕はむろんのこと、偉い学者先生でも新聞社でも間違えることは必ずある。
イデオロギーの問題で間違える場合も多々あるが、うっかりミスもある。
要は、明々白々間違えた時は素直に早めに謝ることだ。
それを怠り、官僚主義的に対応するから、気がつけば20年30年経過するのであろう。

先の社会部長も、知人の西谷氏にはそういう率直な発言をしても、社員となると、愛社精神を発露して、「北朝鮮報道や帰国運動報道にしても、産経も朝日同様、甘い見方をしていました。例えば、訪朝記者団編の『北朝鮮の記録 訪朝記者団の報告』 (新読書社)をごらんください」とやったりするのだろうか。「内部告発」を推奨する新聞社は多い。朝日からも、こういう誤報虚報隠蔽に関しての勇気ある「内部告発」が今後ありうるかも? ネバーセイネバー!




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