古本虫がさまよう 原発、温暖化、南京、慰安婦問題‥‥日本の新聞社に科学的報道を求めることは不可能か?
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原発、温暖化、南京、慰安婦問題‥‥日本の新聞社に科学的報道を求めることは不可能か?
(2014・8・14・木曜日)






1934年生まれで元毎日記者の牧野賢治氏の『科学ジャーナリストの半世紀 自分史から見えてきたこと』 (化学同人)を読んだ。
大阪大学理学部大学院で修士まで取っている理系記者。科学記者の枠で毎日に採用され、55歳まで勤務。そのあと、理系大学の教授などを歴任。
スプーン曲げ騒動やらも回顧されているが、この騒動の真相(たしか、日本人の子供がスプーンを曲げられるというのが、実は密かに押しつぶすカタチでやっていたのを週刊誌が撮影し告発したりした)については、特に細かくふれることもなく現象面だけをなぞったりしているのには「?」を感じたりした。
当時のことを知らない、または事の経緯を忘れた読者だっているのだから、そのあたりは、他紙(他誌)の報道であってもきちんと書いておいてほしいもの。

そのほか、タバコ批判のキャンペーン記事もかなり書いたそうな。当時(今も?)毎日新聞を定期購読はしていないので、牧野記者がそうした反タバコの記事を書いていたことはあまり記憶には残っていない。 『タバコロジー』 (毎日新聞社)という本を書いていたそうな。もしかしたら、読んでいたかもしれない。その点は先駆的。
同僚が、禁煙を強制されたくないと紙上で反論も書いたそうな。当時も今も、一部のバカな喫煙者は何も分かっていない。牧野氏も、タバコを吸わない人にこそ、タバコの間接喫煙が強要強制されている事実をもってして反論しているが、その通り。

ただ、牧野氏は平山疫学をありがたがっているが、そのあたりはちょっと個人的には微妙。喫煙者の妻がガンになりやすいとか‥‥。疫学調査が必ずしも科学的かどうかは‥‥。
要は、悪臭の伝播、他人の服などへの付着に関しては、否定できない事実があるので、それで十分であろう。

彼が訳した『背信の科学者たち』 (化学同人)は記憶にある。最近講談社から単行本で復刊もされたようである。

この点、小保方問題はいろいろと波紋を投げかけているが、慰安婦問題の吉田「証言」やら、いろいろと世の中には、世迷い言を語ったり綴ったりするのが好きな手合いが多い。小説家なら、それはそれで才能の一つになるのだが、ノンフィクションの書き手や科学者や学者や新聞記者が、そういうことを平気でするようになっては、世もおしまい?牧野氏は、生真面目に自分史を書いて、戦後の科学ジャーナリズムの一端を綴っているといえようか。

それにしても科学部とか科学記者というのは、地球温暖化問題一つとっても、天気予想にしても、原発事故直後の解説にしても、いま一つ信頼感が置けない?

NHKのテレビに出ていた科学部の記者の中でも、濃淡の違いはあったが、事故の影響を軽く軽く解説するお兄さん記者、どうしているのだろうか? 朝日の某慰安婦捏造記者と「五十歩百歩」とはいわないけど、勘違い的解説の類のレベルは結果としては、「五十歩百歩」であったかのような印象が残っている。

こういう人たちの自叙伝・自分史も読みたいものなり。

それにしても、「吉田」証言に依拠しての自虐報道の数々をおかした朝日新聞‥。南京「虐殺」報道にしても、中共の用意した「語り部」のコメントを垂れ流した過去もあったかと。そのあたりの検証もきちんと科学的調査によって行なう義務があろう。

慰安婦強制狩り問題では、秦郁彦氏と並んでいち早く朝日「虚報」を追及した板倉由明氏の論文『検証「慰安婦狩り」懺悔者の真贋 朝日新聞に公開質問!阿鼻叫喚の強制連行は本当にあったのか?』 (諸君!・1992年7月号)を、この前、再読。

吉田「証言」を「畠」という名前でヨイショした記者は北畠清泰論説委員だったことを再確認。当時からすでに、板倉氏の追及(吉田「証言」をあなたは「真実」としてヨイショコラムを書いたけど、これは間違いではなかったか!)に逃げてばかりの様子だったようだ。この人はすでに亡くなったようだ。板倉氏も死去している。

両者の自叙伝も読みたいものだった。

それにしても、22年前の板倉氏の鋭い論理的追及には唸る。この時、朝日に知的誠実さがあり、素直に誤りを認め、吉田ヨイショ記事の撤回をしていれば、慰安婦問題もこんな騒ぎにはならなかっただろう。
いまとなっては、 日韓関係を破壊させてほくそえむ某国際勢力のための貢ぎ報道であったと疑われても仕方あるまい。
そういえば、当時、拉致疑惑問題が大きな話題にもなっていた‥‥。


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