古本虫がさまよう 小学5年生の女の子を拉致・監禁した男は『増補エロマンガ・スタディーズ 「快楽装置」としての漫画入門』と『理想の花嫁と結婚する方法』 を愛読していただろうか? 
2017 08 / 07 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09 next month






小学5年生の女の子を拉致・監禁した男は『増補エロマンガ・スタディーズ 「快楽装置」としての漫画入門』と『理想の花嫁と結婚する方法』 を愛読していただろうか? 
(2014・7・25・金曜日)





永山薫氏の『増補エロマンガ・スタディーズ 「快楽装置」としての漫画入門』 (ちくま文庫)を読んだ。
タイトルからすると、ふふふのハイド系本であるが、註釈や索引もついた本。講談社学術文庫やちくま学芸文庫から刊行されても不思議ではない本。

エロマンガなどに関しては、本欄でも、米沢嘉博氏の『戦後エロマンガ史』 (青林工藝舎)や川本耕次氏の『ポルノ雑誌の昭和史』 (ちくま新書)や山本明氏の『カストリ雑誌研究 シンボルに見る風俗史』 (中公文庫)や塩山芳明氏の『出版業界最低辺日記』 (ちくま文庫)、『 東京の暴れん坊 俺が踏みつけた映画・古本・エロ漫画』 (右文書院)、 『エロ漫画の黄金時代 出版奈落の断末魔』 (アストラ)を紹介したことがある。

米沢氏の本はエロマンガ雑誌の「図版」が豊富で、目でも、その歴史の変遷を学ぶことが可能? 福原秀美氏の『松茸こすり』やあがた有為氏の『あぶない卵熟』や佐伯俊男氏の『淫らなマリア』などでセーラー服姿の女性が使われているのに注目した次第?

永山氏の本も、図版は多い。ただ、いわゆる三流雑誌掲載のエロマンガも論評されているが、ロリコン系のぱっと見ただけだと少女マンガ風のキャラクターが巨乳であったり、エロだったりする最近のエロマンガを僕は読んでいないので、本書をひもときつつも、ほほおと感嘆・慨嘆(?)するばかり?

ロリコンマンガ愛読者の中には「可愛い少女キャラを愛したい」「抱き締めたい」「犯したい」「虐待したい」という欲望を持つこともあると同時に、「可愛い少女キャラになりたい」「愛されたい」「犯されたい」「虐待されたい」と思う向きもあるそうな。
ううむ。この前、小学5年生の女の子を拉致誘拐し、身代金を要求するのではなく、改造した自宅部屋に監禁していた49歳の中年男が逮捕されたが、そいつは、 「少女に興味があり、自分好みの女の子に育てたかった」と語ったという。

そういう心理なのか? 宮崎某の「オタク」ではないが、この男の部屋にもロリコンマンガが散乱していたのではないのか? 小学5年生だと、まだ生理も始まっていなかったかもしれないが‥‥。

エロマンガなどの規制に関していろいろと論争があり、本書でも触れられている。

未成年者の購読に関しては制限があっても、成人に関しては原則無制限というのは当然のことではあろうが‥。
小学生の時に 、『ハレンチ学園』などの「悪影響」を受け、そして祖父の家にあった、ごく普通の週刊の大人向けの娯楽エロマンガ(?)を読んで、こんなになってしまった我が身故に、一刀両断的にこうすべきだとはいいにくい? 子供がこういうのを読んだら悪影響がないわけないし、それが肥やしにもなることもあるし、某中年男のような歪んだ行動様式の源となることもあるだろうし‥‥。

どちらにせよ、「巨乳」と「エロマンガ」はともかくとして、「巨乳ロリコンエロマンガ」(の画風)にはついていけない?

ところで、ウェンディ・ムーアの『理想の花嫁と結婚する方法  児童文学作家トマス・デイの奇妙な実験』  (原書房)はまだ積んどく中だが、原題は『How to create the perfect wife』。

児童文学の先駆者にして、奴隷制度反対者である18世紀英国の偉人トマス・デイ。孤児を引きとって少女のうちから教育し、理想の妻に育てあげようとした彼のおそるべき「実験」を明らかにする‥‥本とのこと。

ううむ、あの犯人、こんな本も読んでいたかも? しかし、そのころから、「古本」はいいものだよと教え込んでいたら、「読みもしない古本をこれ以上買うな」と怒鳴る古女房にはならないかもしれない? 実験してみるか? もう遅すぎるが‥‥。

スポンサーサイト
 | エロス  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/1650-42ac8f60

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ