古本虫がさまよう 『世界十大小説』か、『世界性愛十大小説』か、どちらを読むべきか、それは問題だ?
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『世界十大小説』か、『世界性愛十大小説』か、どちらを読むべきか、それは問題だ?
(2014・7・19・土曜日)






ジキル系の読書論の本を最近何冊か紹介した。
その流れの一冊として、斉藤繁氏の『世界十大小説への招待』 (文藝春秋企画出版部)という本を手にした。著者は高校の国語教諭を35年務めた人。

「余暇の時間を読書、それも小説を読むことに費やしておられる、あるいは費やしたいと考えておられる、奇特な方々のために書かれている」本とのこと。小説を読み通すのはけっこうシンドイことであると述べつつ、ご自身はせっせと余暇の大部分は、小説を読むことに費やしてきたという。

そして読むなら、純文学的な偉大な小説を読むべきであるということで、スタンダールの『赤と黒』や島崎藤村の『夜明け前』など十冊を取り上げている。

二段組で600頁の大著。ううむ。この十冊の中で、読んだ(記憶がある)のは『赤と黒』『夜明け前』の二冊。あとの8冊(トルストイの『戦争と平和』やカフカ『城』、フォークナー『八月の光』、ブロンテ『嵐が丘』、バルザック『従兄ポンス』、ドストエフスキー『白痴』、ディケンズ『大いなる遺産』、メルヴィル『白痴』)は、積んどくしたのが数冊ある程度か‥‥。

著者が触れているモームの『読書案内』『世界の十大小説』岩波新書)は学生時代、面白く読んだ記憶は残っている。
ともあれ、まずは著者が掲げる十大小説を読破してから、本書を読むのが正統であろうか。となると、しばし積んどく?

こういうジキル系の読書論もいいが、やはり、 『世界十大性愛小説への招待』なる本も、誰か書かないものだろうか?
チャレンジして見るか? しかし、この分野も「純文学」と「大衆文学」とがあるからなぁ。ノンフィクションも入れて考えると以下のようなリストが。

①ロレンス『チャタレー夫人の恋人』 (新潮文庫)
②トー・クーン『女教師』 (フランス書院)
③ワードスミス『彼』『彼女』(二見書房)
④作者不詳『我が秘密の生涯』(富士見ロマン文庫ほか)
⑤ゴングール兄弟『ゴングール日記』(岩波文庫)
⑥スティーヴン・ヴィジンツェイの『年上の女 アンドラーシュの愛の回想』  (富士見ロマン文庫)
⑦ジャン・ド・ベルグの『イマージュ』 (ハヤカワ文庫ほか)
⑧ロバート・ハリスの『WOMEN ウィメン ぼくが愛した女性たちの話』 (晶文社)
⑨フランク・ハリスの『わが生と愛①~⑤』 (河出書房)、 『わが生涯と愛』 (ルー出版)
⑩カジノ=リブモンテーニュの『ポルの王子さま』  (ニトリア書房)


ううむ、この10冊なら全部読んでいる?

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  07/19/2014 Sat [ Edit ]
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古本虫様の、硬派軟派両ジャンルの読書体験に脱帽です。

私の読書体験は、一冊だけ、あまりにも貧し過ぎます。
高校三年の冬(1965.1)に読んだ記憶あります。(1964年版かも)

涙の女体 (1966年) ウイリアム・ハードレス (著) 清水正二郎訳

清水正二郎(本名)は、後に胡桃沢耕史のペンネームで活躍した方です。
赤線復活を公約に都知事選に立候補した記憶があります。
HN:青木慧 (67歳)  07/19/2014 Sat URL [ Edit ]
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