古本虫がさまよう 人殺しをしても、まずはタバコで一服?
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人殺しをしても、まずはタバコで一服?
(2014・7・16・水曜日)









この前、久しぶりに「やよい軒」に行った。
よくよく考えると、消費増税以降初めてではないか。

いつもの生姜焼き定食が増税前と同じ税込み価格580円。偉いねぇ。ちょっと肉の分量が減ったかもしれないけど?

3・31まで「税込み1000円」だったのが、4・1からは税込み1080円~1100円といったふうに、便乗値上げしたとしか思えない「某千円散髪屋」や「某映画館料金」や、3・31までは「税込み価格」、4・1からは「本体価格」、店売りの時は「税込み価格」、デパート売りの時は「本体価格」と自由自在に「価格」を変動して平然としている某古本屋に比べると、あまりにも良心的すぎる?

待っている間、本を読むけど、店内照明も明るい。文庫本の字もくっきりと読める。車内やホームの照明をけちって、電気代を減らしてウハウハの東京メトロと大違い。これまた有り難い。

そして店内終日禁煙。

店によっては対応が分かれるかもしれないけど、店内禁煙でも店頭入り口脇に灰皿を以前はよく設置していた。これって、ドアの開閉のたびに店内流入もあるし、店に入らずに、単なるコンビニ前の灰皿同様に青空喫煙するだけの輩も多いし、そんなのが店頭にいたら店に入るのを断念することもあると、食卓上にあるアンケートハガキに、その旨書いて投函したら、後日改善されたこともあった。

どっかの飛行機会社の騒音垂れ流しをいくら諫めても改善しない姿勢と大違い。企業としての「品格」が違うのだろう。店内も静かめの歌詞のないジャズメロディが流れるだけ。なんとか許容範囲。
やったことはないけど、午後3時とか、空いている時に、ゆっくりと食後の一服がてら30分ぐらい本を読むことも可能だろう。未だにタバコ飲みに迎合する喫茶店(中途半端な分煙?)より、「やよい軒」のほうがよさそう。

ただ、なかなか立ち寄れない。近所にあるといえばあるが、ちょっと離れているし、神保町にもあるけど、ライバル店(もり一、いもや、餃子のスヰートポーヅなど)も多く、立ち寄る機会はどうしても減ってくる(そういえば、新宿御苑近くの「やよい軒」、この前、何かトラブルがあったのか、一時閉店していたが、この前近くを歩いていたら「開店」していた。高円寺のやよい軒は、工事中なのか閉店?)。

「ダンチュー」最新号を見ていたら、ステーキなどの特集店のほとんどが「禁煙」になっていた。吸える店も「カウンター」のみのところが一軒。ううむ、時代は着実に進化しているのか? しかし、いずれもお値段も「高級」。ステーキ、5000円云々やら。ちょっとなぁ。もう少し安いお値段のところで、全席終日禁煙の洒落た飲食店や居酒屋が増えると有り難いが。

それにしても、ダンチューには「日本たばこ」の大きな広告が入っていた。分煙、マナーの向上を呼びかける類の広告もあったが、その内容は少しは改善もされてはいるかのようだ。「悪臭」が漂うことへの注意喚起もあったから。しかし、現実はまだまだ。
外で立って(しゃがんで?)吸えばいいという、青空喫煙なら大丈夫(これって「建屋のない原発」を推奨するようなもの)といった誤った観念を撒き散らしている「日本たばこ」の責任は重い。

それはともかく、昨日(2014・7・15)の朝刊各紙(社会面)を見て、「まったく、アホなタバコ飲みめ!」と思った人も少なくないのでは(但し、産経、読売は除く?)。

というのも、毎日「救護せず たばこ買いに」「小樽3人死亡」「容疑者、15分後通報」、日経「通報後回し、たばこ買う」「小樽ひき逃げの容疑者」、朝日「はねた後たばこ購入」「小樽ひき逃げ容疑者供述」、東京「たばこ買った後、通報」「小樽ひき逃げすぐ救護せず」との見出しが社会面に大きく出ていたからだ。

3人も殺したのだから、当然、本来なら死刑にされてもおかしくないこの男、現場近くの海岸で、朝の4時半ごろから12時間近く酒を飲み続け、近くのコンビニまで、たばこを買おうと思って飲酒運転をしたようだ。その途中で、「人殺し」をしたのだ。ひき逃げしておきながら、まずは「食後の一服」ではないが、タバコを買って、それから一応通報した‥‥ということらしい。

この報道が正しいとしたら、本当に許せない奴。酒を飲みながら、海岸でもさぞかしタバコをふかしていたことだろう。
気の利いた海水浴場では、「禁煙」「禁音」も言われるようになってきているが、小樽の海岸はどうだったのやら?

それはさておき、犯人の人間性の劣化を象徴するような、この行動様式故に、先の新聞のような見出しになったのだろう

まぁ、タバコ飲みに同情すれば、以前、ペルー大使館占拠事件の時、やっと「解放」された大使が、記者会見でタバコを吸いながら応答していたのが、ケシカランという声があったかと。まぁ、ケム臭い印象を覚えたが、ああいう時には、タバコ飲みなら、まずは一服もしたくはなるだろうなとは思いもしたが。
しかし、この犯人が「気が動転した。怖くなって逃げた」という供述や、それ故に、たばこを買って一服したくなったのかどうか‥‥(実際一服したかどうかは知らないが)。そういう心理的動向に同情する必要はまったくあるまい。

ただ、この事件について、同日の産経の見出しは「ビーチで飲酒12時間」「小樽ひき逃げ」「容疑の31歳男逮捕」、読売は「アルコール基準の3倍超」「小樽ひき逃げ容疑者」「事故後ブレーキか」となっている。もちろん記事中には、タバコを買いに飲酒運転をし、人をはね、タバコを買ってから通報したとの経過は書かれているが‥‥。見出しをつける整理部の記者はもしかしたら、喫煙者故に、あえて見出しからは「タバコ云々」は取り去ったのかも? ちょっと怪しい?
まぁ、脱法ハーブもやる人の中に喫煙者の比率は高いだろう。この手の交通事故もよく報道されている。

毎日駅に向かう途中で、歩行喫煙者の悪臭から逃れることのできる日は一日もないのが現状。街中でも、外で立ちどまって吸えばいいんだという青空喫煙者の撒き散らす悪臭の中、右に逃げたり、左に逃げたり、ジグザグ歩行を余儀なくされる日々。そして、タバコを買うためなら、飲酒運転なんのその‥‥。

こんなのが増えては、やよい軒か、図書館(おおむね敷地内含めて「禁煙」。但し守らない人はいるけど、さすがに建物の中は「禁煙」がおおむね守られている)の中で静かに過ごすのがいいのかも。


ともあれ、盛口満氏の『イヤムシずかん』 (ハッピーオウル社)を読んだ。絵本風の一冊。盛口氏の自然観察論的な著作は結構読んできた(いまは出版活動は停止している、どうぶつ社刊行の『冬虫夏草の謎』『ドングリの謎』『僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌』『クマとナマコと修学旅行 僕と僕らの探検記』など) 。

ゴキブリや毛虫やハチなど、「イヤな虫」と思われがちな「イヤムシ」に関する本。

街中に頻出する「イヤなヤツ」の図解イラスト集なんか出すと面白いかもしれない。タバコを溝の中にピンポイント捨てしている輩とか、飲酒運転している輩とか? そんな奴でも、やはり人間か。温かい目で見てやるべきか? 

内澤旬子氏の『おやじがき 絶滅危惧種中年男性図鑑』 (にんげん出版・講談社文庫)や、なかむらるみ氏(絵・文)の『おじさん図鑑』 (小学館)などは、ちょっと微笑ましくもあるおやじ、おじさんの仕種が描かれていたが‥‥。マナーの悪いガキや大人のイラスト図鑑があってもいいのでは。




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