古本虫がさまよう 高校生が自衛隊駐屯地で宿泊防災訓練をするのは、そんなにいけないことなのか?
2017 10 / 09 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11 next month










高校生が自衛隊駐屯地で宿泊防災訓練をするのは、そんなにいけないことなのか?
(2014・7・12・土曜日)










東京新聞は購読していないけど、もし、購読していて、2014・7・10の夕刊一面トップの記事(「都立高今年も自衛隊訓練」「大島高」「批判の中、宿泊防災」)を帰宅してから読んでいたら、すぐに販売所に電話して、「東京新聞の購読、今月一杯でやめるよ」と電話したことだろう。

東京新聞が、朝日もびっくりするような(?)集団的自衛権絶対反対論を展開したり、原発報道で、それなりのスクープをしていることに関しては、特に異論はない。

個性ある新聞だと思っている。多様な価値観に基づく言論があるのはいいことだ。
集団的自衛権問題では、いささか「感情」が優先しているかなと思わないでもないが、「脱原発」には個人的に賛成だから、参考にもなる。

しかし、この夕刊の記事。社会面のベタ記事程度ならともかく、これを一面右トップに報道する編集感覚はいささかいただけない。「東京」の地元新聞としても。多様な価値観はあるにしても、それを「公器の新聞」が報道するにあたっては最低限度のルールがあるのではないか?

大島高校の二年生が、陸上自衛隊武山駐屯地で二泊三日の宿泊防災訓練をすることを批判的に紹介している。

一部の教員や市民団体から「自衛隊のPRや愛国心教育に使われないか」などと反対の声があり、それを客観的(?)に報じている。

推進するのは都教育委員会で、その意義を語るコメントも出ているが、「集団的自衛権の行使容認で、戦争をできる国にするには若い隊員の確保が必要。高校生が就職先に自衛隊を選ぶきっかけになりかねない」という「市民」の声を紹介している。こういう考えも一理はあるだろう(僕は針小棒大にもホドがあると思うけど?)。

だが、せめて、客観的な報道をするなら、「市民」にも賛成する声もあるはずで、その声も一言添えていればまだしも‥であるが、それは「当局」側のコメントのみ。

見出し的には、「(市民の)批判の中」「今年も自衛隊(軍事)訓練」強行‥というイメージを増幅している感じを受けずにはいられない。

大島という自然災害の多いところに住んでいる人々が、防災訓練をする上で自衛隊と協力して何が悪いのだろうか? トモダチ作戦で、米軍ありがとうなんていう子供も東日本大震災ではいた。一部「市民」は、さぞかし、そういうシーンを見て悔しく思ったのだろうか?

ともあれ、「市民」にもいろんな声があるのだから、東京新聞も、一面トップにこんな記事を載せるなら、せめて、防災訓練を自衛隊とすることに関して、ノープロブレムという「市民」の声も一言添えればよかったのに。

「大島高」「賛否の中、宿泊防災」とやっていれば、よかった。

一方的になんでも集団的自衛権がらみにして、反自衛隊報道を展開するのはほどほどにすべきだろう。空想的軍国主義もいやだが、空想的平和主義もいやだ。

女子高校生が新宿歌舞伎町の「ヘルス」センターで研修なんてといった話があれば、それは一面トップで、絶対反対論を展開してもいいと思うけど? いや、憲法が保障する「職業選択の自由」の行使だということで、そういうリベラルな研修は肯定されるのであろうか?  まさかね?

スポンサーサイト
 | 軍事  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/1628-1525fca3

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ