古本虫がさまよう 天安門広場や新宿通りで、「スマ歩」しながら「歩きタバコ」する輩を補導するなり注意したり逮捕したら「全体主義」になるのかな?
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天安門広場や新宿通りで、「スマ歩」しながら「歩きタバコ」する輩を補導するなり注意したり逮捕したら「全体主義」になるのかな?
(2014・6・18・水曜日)









「ボイス」(2014年7月号)に、匿名(弁護士・医師・経営コンサルコント)による三者座談会(「全体主義化する日本 「マナーからルールへ」への強制は社会から思いやりを消していく」)が掲載されていた。

「歩行禁煙」ならまだしも、千代田区のような「路上禁煙」はおかしいという趣旨。

「歩行喫煙」を制限するのは、「火のついたタバコを持ち歩くと人の生命、身体に危険が及ぶ可能性が高いから。火の危険を防止するために喫煙の自由(喫煙権)を制限するのは合理的だと思います」と語っている人もいるから、まだ、「良識派」なのであろうか?

て゛も「路上禁煙には規制の根拠がない」「受動喫煙の害は科学的・医学的に立証されていない」にもかかわらず、「罰則付きの(路上)規制条例が全国の自治体で制定されています。これは日本の法体系を揺るがす由々しき事態で、憲法違反の疑いが濃厚です」と言い切る人もいる。

そのほか、平山疫学的視点の受動喫煙の有害危険論などへの反論も展開されている(それはそれで一理あると思うけど、相変わらず、タバコの害のもっとも迷惑な「悪臭」に関する考察は皆無? やれやれ?)。

たしかに、大人がタバコを吸うのは基本的人権であろう。それを極端に阻害するのは、人権侵害になりうる。タバコの販売を停止すべきとは僕も考えない。

しかし、「悪臭」を撒き散らかすマナーの悪いタバコ飲みによって、より多くの人権が侵害されているのが、非喫煙者の側であるという事実を忘れないでほしいものだ。

ビルの外に出て、公道に面したところで立ち止まって吸うのは「自由」だと誤解した人が多々いる。そのために、公道を歩く時も、左右から悪臭が漂い、心地よく街中を歩くことも不可能になっていることをなぜ考察しないのだろうか。公園なども、一部スペースに青空喫煙所がつくられていることが多い。しかし、そのスペースすら守らずに堂々とはみだして吸う輩のなんと多いことか。

朝日新聞(2014・6・17朝刊)にも「無煙化の陰で」「紫煙集中 暮らし脅かす」「保育園『近くの公園』へ」「コンビニ上階洗濯物干せぬ」…という見出しの記事が出ていた。

コンビニが入るビルの上階は単身者用マンション。しかし、コンビニ前は喫煙可能にしている。そのため、そこで吸う人が多々いるため、上の階の女性は「ベランダの窓も開けられないし、においがつくので洗濯物も外に干せない」と嘆いているとのこと。

こういうタバコの悪臭による被害者への考察が、ボイスの座談会にはない。欠陥座談会というしかない。所詮は、喫煙者の横暴を曝け出しただけのレベルではないか。

この前、朝早く都会の街中を歩いていたら、道端のタバコの吸いがらを拾っている人がいた。その人が、溝の穴の中にも、器具をいれて吸いがらを取り出していた。
マナーの悪いタバコのみたちが、道端に捨てるのは「やばい」と思ってか、最近は溝の穴の中に捨てるようになってきている。

愚かな識者は、道端へのタバコの投げ捨てが減った、もうマナーは改善した――と豪語するけど、実態はそんなものではないことは明白。朝早くこうして清掃する人がいるからこそである。また道端ではなく溝の穴の中にこっそりと捨てる輩がいるから、道端へのタバコの投げ捨てが減っているように見えるだけなのだ。

溝の穴の中には木々のハッパなどもたまっているから、そこにタバコを捨てると、煙がモクモクと出てくることもあるし、地下鉄の排気口にピンポイント投げ捨てする「マナーの悪い喫煙者」のために「火災」すら発生している。

こういう事態への考察もボイスの座談会ではない。

朝早く、道端のタバコの吸殻を拾うだけでなく、溝の穴の中の隠れた、隠蔽された吸殻も拾い上げている人たちがいることを忘れてはならない。

タバコ税の値上げによる「一部」を使って、せめて、羽田空港内の「喫煙ルーム」レベルのものを要所要所に設置すればいいのに(それでもいささか漏れていて空港ロビー内でも閉口することがないでもない)。日本たばこはそんな根本的改善策を実行しようとはあまりしない。

「青空喫煙」は自由だとみなして携帯灰皿の普及や、街角に勝手に(?)市役所と共謀して「灰皿」を設置し、「建屋のない原発」同様の青空喫煙を助長している。

これって、一時代前の「公害企業」が、川に汚染水を垂れ流しても、自然浄化で大丈夫と心得ていたのと同じ発想だ。
時代錯誤。

携帯灰皿を持って吸えばいいという発想もおかしい。「吸いがら」「健康悪化」以前に、「悪臭の伝播」が問題なのだから。
携帯灰皿の普及も、立ち止まっての青空喫煙も「建屋のない原発」をあちこちに作るだけのこと。

最近は、「スマ歩」しながらくわえたばこで歩くオッサンをよく見かけるけど、こういう人、もうモラルもマナーもないんじゃないのかな? 逮捕したり補導したりしたら、それも「全体主義」になるのだろうか。

中国共産党が天安門前の広場で自由な往来すらも取り締まったりするのは、全体主義的ではあるけど、もし、天安門広場前でスマ歩しながら歩きタバコする人を逮捕しても、それは人権侵害とは別次元かもしれない(ところで、「テロ」活動家への素早い死刑判決&死刑執行に関して、日本の死刑反対の人権運動屋、いや人権活動家はどのような抗議声明をだしたのだろうか。日本の新聞はちゃんとそのあたり報道しているのだろうか。共産圏の死刑執行は見てみないフリ? まさか?)。

ともあれ、自宅で窓を締め切って吸っている人が逮捕されるわけではない。青空ではない隔離的な喫煙ルームでタバコを吸っている人が逮捕されるわけではない。まともな喫煙家なら、「マナーの悪い喫煙家」をもっと指弾すべきではないのか。

朝日記事には錦糸町駅の喫煙所の写真が出ていた。ここは以前も報告したことがあるが、「青空」ではあるけど、ちょっとした「壁」が設置され、喫煙者の姿は見えないように工夫はしている(喫煙行為は、立ち小便しているのと同じ不作法と感じる人も世の中にはいるから、そういうふうに見えない措置をするのは結構なこと)。しかし、それでも、「青空」喫煙所だから、風向きによっては、臭く感じることもある。

また、同じく錦糸町駅でも北口のほうのロッテホテルの近くにある喫煙所は何の壁もない、道路の一部に線を引いただけの、青空野放し喫煙所だ。墨田区の管轄だとしたら、その分煙感覚はあまりにも情けないというしかない。

しかし、隣の江東区の亀戸駅周辺になると、数メートルごとに、まったくの「青空」喫煙所を設置。木々の下に灰皿を無造作に設置しており、火災発生の恐れもありうる。

これに比べれば、墨田区の錦糸町駅南口の喫煙所はまだマシ。少なくとも、駅を離れた周辺の道端に無造作に灰皿は置かれていなかったと記憶している(最新の情況は知らないが)。

また、飲食店によっては「禁煙」といっても、「部分禁煙」も多くて、「完全分煙」にはほど遠い。朝日の記事では、ロイヤルホストは全店禁煙になったという(喫煙ルームを設置している店は多いとのこと。ルームなら、まぁ、いいのではないかと思わないでもないが……)。

頭が少々おかしい経営者は、座席の真ん中で「線」を引いて、遮断もなにもなくても、右は禁煙、左は喫煙とやれば「完全分煙」だと思っている向きもまだある。
昭和以前の発想というしかない。頭は明治、大正、いや江戸時代か?

某放送局が朝放送している、赤毛のアン関連のドラマでは、この前も大正時代のカフェが出てきて、店内でタバコをふかす男や女がいた。

別に昔の現実の姿の再現であり、文句もいうこともないが、平成の今も、そんなシーンのドラマを作るとすると、吸っている男女がいても、リアリティに欠けるシーンにはなるまい。
まだまだタバコ天下の喫茶店は少なくないから。

先の朝日記事によれば、居酒屋やレストランが加盟する全国飲食業生活衛生同業組合連合会の調査では、完全禁煙の店は、2003年度は1・3パーセントで、2012年度は12・8パーセントとのこと。増えているといっても、全体の9割弱はタバコ吸わせ放題かタバコの悪臭が店内に漂うのだろう。

それにしても、ボイスの座談会に出ているような喫煙の自由を声高に主張する人は、タバコの悪臭が漂うという簡単な事実すら認めようとしないのだから呆れる。


それはともかく、PHP研究所が以前刊行していた東京喫煙愛好会編の「東京喫煙所マップ」の書評を再録(一部略)。、



2011/03/02(水) 22:07:31 東京喫煙愛好会編の「東京喫煙所マップ」(PHP研究所)を読んだ。「徹底取材」「出張や営業先でも、この一冊があれば困らない!!」「駅近喫煙スポットを200箇所以上網羅」云々とうたい文句がある。主要駅周辺の喫煙所や喫煙可能なコーヒーショップなどを地図上で紹介した小冊子本だが、喫煙所なるものが青空喫煙野放しであるという事実を無視している。せめて喫煙ルーム(羽田空港)のみを紹介するならまだしもであるが、各駅そばの公園の喫煙所など野放しもいいところで喫煙所の範囲を超えて公園内あちこちで喫煙している事実をとがめる気配もない。

古本市などでよく行く新橋駅SL広場や池袋西口公園の喫煙所も無批判に紹介しているが、青空喫煙所なのでタバコの悪臭が周辺に漂っていて迷惑そのものだ。古本を物色していても臭くて困る。区長は何を考えているのやら(後記。池袋のこの公園の「分煙」が少し進歩したことは最近触れた。といっても、守らない人が多々いてナンセンスであったが。また朝日の先の記事によると、港区も7月から新しい分煙対策を推進する模様。新橋駅SL広場の喫煙所も改良されるだろうか? せめて錦糸町駅前ぐらいに改善されればまだしもだが。その工事費は日本たばこが全額負担すればいいのに)。

五反田駅そばの喫煙所もついこの前まで東急バス停のすぐ前にあった。いまどきバス停禁煙なんて常識だろうにだ。抗議したせいか、やっとバス停から少し離れた所に喫煙所が移動したが(この本でもそれが分かる)、信じられない場所に長年設置していたことに怒りを覚える。

それにして公園周辺の青空喫煙所のためにどれだけ多くの人が迷惑しているかも考えずに「木陰の下でゆっくり一服できる」とか「噴水の近くにあり」「気持ちのよい環境」「落ち着いて喫煙できます」などとよくもまぁ平然と書けるものだと。

神保町では三省堂書店の出入り口にある屋外喫煙所が紹介されている。「スペースが広めなのでゆったりと一服できます」と。しばしば三省堂にも抗議をしているがここは一向に改めようとしない。自分の敷地内に作るなら羽田空港のような「喫煙」「ルーム」にしなさいと助言をしているのだが。周辺に漂うという簡単な事実すら三省堂経営者は認識できないようだ(後記→もっとも、2011年4月から全面禁煙になった)。

以前「美食と紫煙を楽しめる名店202軒 東京の喫煙できるレストラン」(日本工業新聞社)という酷い本がこれまたあった。巻頭に喫煙家である有名人が登場して愛煙家としての熱弁をまずふるっている。
• 昔の都々逸を出してきて「酒もタバコも女もやめて、百まで生きたバカがいる」って言っていたが、今は「酒も煙草も女もやめて、五十で死んだもっとバカ」がいると豪語する。「何でそんなに長生きとか、健康のためにって言うのか」「人生はもっと心を豊かにしないといけない」と。

何度いえば分かるのか。あんたの健康を心配したりして喫煙を止めようと助言しているわけではない。あんたの煙草の煙を吸ったら自分の命がすごく縮むと恐れているわけではない。

要は人のいる所で吸わないでくれ、臭いから、糞便の悪臭と同じだからということが分からないのか?

目障り,耳障りという言葉があるが、あんたの煙草の臭いは「鼻触り」なんですよ。せっかくの食事が不味くなり、悪臭が服に染みつき、帰宅したら洗濯したり、余計な水道代、電気代を被害者である非喫煙者が一方的に負担させられている不条理を少しは認識したらいかがかと言いたいだけである。煙草の悪臭が周辺の人の服に染みついたりする事実を否定することはどんな「愛煙家」であってもできまい(体に害がないとうそぶくことはできても)。最近は100円駐車場の中で喫煙するバカも増えてきた。コンビニ前に灰皿を置いてある所も多い。日本たばこの灰皿が道端あちこちに置いてある。立ち止まって携帯灰皿を持てば吸えるんだというバカを助長する本を出すのはおかしい。

ただこの紫煙を楽しめる云々本は羊頭狗肉もいいところだ。全席常時喫煙可能店は少数派。不完全ではあるが分煙にしている店も紫煙を楽しめる店として紹介している。ランチタイムは全席禁煙という店も若干ではあるが存在している。この本片手にあなうれしやと立ち寄ったものの喫煙できなかったタバコ飲みもいたことだろう。

吸いたければ人の居ないところで吸いなさい。だが都会では外に出ればそういう空間は原則としてない。羽田空港のような喫煙「ルーム」を駅周辺に作るのには賛成。ただし汚染者自己負担の原則で、タバコ税の値上げ分の一部を使って設置すればいいのだ。公衆便所は生物である人間はどんな人でも使う可能性がある。おしっこや大便は急にしたくなるものだし我慢には限界があろう。だからトイレがあちこちに設置される。しかし喫煙は二十歳未満は原則吸わないし二十歳以上の男女も半分以上は吸わない。人口比から見ても喫煙者は少数派でありタバコは嗜好品でしかない。だから「公衆トイレ」はあっても「公衆喫煙所」はありえない。「特定嗜好」の人のためのマニア向けの施設設置は自己負担が原則であり、しかもそれが汚染を伴うものならば汚染者自己負担が原則となるのは自明のことだ。大小便と違って、喫煙は人間の意思の力でかなりの時間コントロールできるはず。何時間か我慢もできるはず。日本から英国に行く12時間前後の間、飛行機の中でオシッコなどは我慢できないだろうが喫煙は我慢できるものだ。

少なくとも人のいるところでは吸わないでいるのが文明人としての最低限度のマナーであろう。

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