古本虫がさまよう 古本虫も寄りつかない? あまりにも多様な専門的な書評エッセイ集
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古本虫も寄りつかない? あまりにも多様な専門的な書評エッセイ集
(2014・5・28・水曜日)







田村善次郎氏編の『宮本常一の本棚』  (八坂書房)を読んだ。
宮本氏の書評や本がらみのエッセイを、年代別に収録した本。
ううむ、量は沢山あるのだが、民俗学的な書物を中心に書評されており、この分野に関しては、さほどの関心もなく、知識もないために、読んでみたい本があまりないし、読んだ本もほとんどない。
かろうじて、加藤秀俊氏の『車窓からみた日本』  (日本交通公社)ぐらいか。

佐野眞一氏の『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』 (文春文庫)は、単行本刊行時に一読したことがあるが、それっきり。
読めば、いろいろと面白いのだろうが…。民族→民俗→風俗→性風俗→と関心は広がっていくのだが……。

引き続き、谷川渥氏の『書物のエロティックス』 (右文書院)を読んだ。
書名通りのエロ本の書評集ではあるのだが、取り上げているエロティックな本というのが、いささか高級本ばかり。
河出書房から出ていた「人間の文学」シリーズなども紹介されている。このシリーズは全冊揃えたが、積んどくも多い。

大江健三郎氏のエロティック本としても『性的人間』 (新潮社)などが紹介されているが、年上の女とのあの作品『夜よゆるやかに歩め』 (中央公論社・講談社ロマンブックス)は出てこないし。

「民主主義」といっても、ソ連やアメリカとでは「定義」が違う。それと同じく「エロス」「エロ」「エロティック」といっても、かなり大きく異なる。まぁ、エロそれぞれ。

その点、ナオミ・ウルフの『ヴァギナ』  (青土社)にしても、まぁ、読もうとすると疲れそうな本ではある。上野千鶴子氏のこの手の本と同じく、それなりに読めば面白そうだが…。

同じタイトル(ヴァギナ)であったとしても、笠井寛司氏の『Vの本 ヴァギナの研究 よく歩く女には“名器”が多い』 (ポケットブック社)とは、ちょっと読みごたえが異なるであろう?

さらに引き続き、井上泰至氏の『雑食系書架記』  (学芸みらい社)を読んだ。著者は、1961年生まれの大学教授。
タイトルは柔らかそうだが、『徒然草』やら、評価の高い真面目なジキル本を中心に紹介している書評エッセイ。
それにしても、本の多いことよと実感させられる。読みたい本がなくて困ることはない?
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