古本虫がさまよう 『海女』と『赤毛のアン』と『白髪のギルバート』と『赤豚のアン』の物語……
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『海女』と『赤毛のアン』と『白髪のギルバート』と『赤豚のアン』の物語……
(2014・5・21・水曜日)








『赤毛のアン』関連の書籍が本屋に溢れている(ようだ)。
少し前、『海女』関連の本が多いので、何冊か本欄で紹介したことがあったが、それがNHKの朝の某ドラマの影響だったということは、まったく知らなかった(本当に!)。
僕は、単純に「海女」といえば、日活の昔の映画を思い出して‥、こりゃ、懐かしいかな(?)という動機から手にしただけだったのだが‥。
だが、家人が珍しくNHKの朝のドラマを見ているので、おやおや、この影響で『赤毛のアン』ブームなのかいなと察知できた次第。

お恥ずかしいことに、『赤毛のアン』シリーズは、僕の高校時代の愛読書だった。なにせ、高校三年の受験末期になっても、スランプに陥って、仕方なく現代文の勉強だと称して何度も再読していたぐらい。この前、劇団四季が、「赤毛のアン」を演じた時は見に行った(ような記憶がする?)。

当時も今も、想像力のみで生きていた僕は、右手に×××、左手に宇能鴻一郎、いや、右手に「シケ単」、左手にモンゴメリの『赤毛のアン』だった? 

ドラマでは、新潮文庫で『赤毛のアン』シリーズを訳出した村岡花子さんがヒロインのようだ。しかし、受験当時、僕が愛読していたのは、角川文庫版だったような記憶がある。いや、どっちも手にしていたか? 

一冊目の『赤毛のアン』以降のシリーズ名が、新潮文庫と角川文庫とでは微妙に異なっていたかと。『アンの青春』とか『アンの婚約』とか『アンの悶々』(?)‥‥とか

角川文庫は、中村佐喜子という人が訳者。どういう経歴の人か知らない。新潮文庫の村岡花子さんのほうは、より年長ということもあり、戦時中はいろいろと「保守的」でもあったようだが、彼女が訳出した『赤毛のアン』シリーズはいろんな出版社から出ていて、のちに文庫としては新潮社にまとめて収録されていったようである。
自由アジア社から出ているマーガレット・ウィリーの『中共の子供たち』という本も訳出している。この本、たしか持っていたはず。村岡さんって、反共リベラルだったのか? だとしたら立派!

『赤毛のアン』シリーズを読んで、ううむ、フェミニストはちょっと「赤毛のアン」的な生き方を嫌うかな? その手の人からみると、アンの恋愛観なども時代遅れと感じるのではないかと思ったものだった。

ともあれ、ギルバートみたいになりたいな? 将来は「赤毛のアン」のような女の子と結婚したいなと、『エマニエル夫人』や『O嬢の物語』などを見ながらも、ジキルとハイド的な想像の世界に生きていた「美しき10代」「高校三年生」「17歳」(早生まれなので)だったなと。

すると、熱心にドラマを見ている家人(古女房)も、「私も赤毛のアンになりたかった‥」と告白。
子供のころはそばかすだらけの不細工だったのが歳とともに綺麗になり、ギルバートと結婚する物語に憧れていたそうな。それはよかった、僕と違って夢が叶って、あんたは!?

想像力も豊かすぎると、妄想になり、そして現実の悲哀に転落し、諦念と諦観と、ああ無情に陥るだけなのか……。
幸い、いまのところ「薄毛のギルバート」ではなく「白髪のギルバート」ではあるが、「赤毛のアン」は「赤豚のアン」になりつつあるようだが……。
人生、ネバーギブアップ?

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