古本虫がさまよう 消えた古本虫? 「ふるほん文庫やさん」、そして「たもかく本の街」はどうなっているのか?
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消えた古本虫? 「ふるほん文庫やさん」、そして「たもかく本の街」はどうなっているのか?
(2014・4・19・土曜日)












「古本屋ツアーインジャパン」(2014・4・16)を読んでいてびっくり。

西荻窪の信愛書店を覗いて奥の古本屋コーナーを見て「去年社長が失踪して潰れることになった「ふるほん文庫や」さん(広島県三原市)の棚が、そのまま残されていたのである!主に絶版文庫を中心としており、中にはしっかりと文庫やさんのスリップが挟まっている…。何十万冊の文庫本と、謎を残して消えた古本屋さんの亡霊を、遠い地の西荻窪で目撃することになるなんて」と書いてあるのを見て、えっ?と思ってネット検索すると‥‥


古書店が舞台の小説やドラマが人気を呼び、古本に改めて注目が集まる中、倉庫に放置された約40万冊の古本を前に、広島県三原市のJA三原が頭を痛めている。かつて文庫本の数では全国一とも呼ばれた古書店に貸していたが、同社は2011年5月ごろに営業停止。男性社長(67)は大量の本を残したまま、昨年1月末に行方不明となった。社長は処分の承諾書を残しているが、JA担当者は「我々には宝の山か紙くずか分からない。どうやって処分していいのか」と話している。
 古書店は文庫本専門にインターネット販売していた「ふるほん文庫やさん」。社長は化粧品の営業マンから転身して1995年に開業、07年10月まで北九州市に本社を置いていた。新聞や雑誌などにも取り上げられ、波瀾(はらん)万丈の半生を描いた自伝は現在も販売されている。
 07年11月にJA三原の店舗兼倉庫を借りて本社を三原市に移転。だが11年5月以降は家賃を滞納しており、この倉庫内で生活していた社長は失踪理由を示すものは残さず、12年1月末に姿を消した。564平方メートルの建物いっぱいに並んだ古本の他、社長の使っていたベッドや焼酎パックなどの生活ごみもそのままになっている。同JAの担当者は「本の価値は全く分からないが、片付け費用は間違いなく大変なものになる」と首を振る。(後略)出典:毎日新聞 2013年06月08日



おやおや、『ふるほん文庫やさん』は潰れていたのか?

以前、たしか福岡というか北九州にあった時、一度店まで出かけたことがある。10年以上前か? その前は愛知あたりにあったか? 資料を請求した記憶がある。

広さは、つちうら古書倶楽部ぐらいあったか、いや、もっと広かったか、記憶は薄れているが、ぎっしりと文庫が並んでいた。一番高くて、一冊1260円だったか? 何冊か買った。

その後、東京堂など、都内の新刊屋にも「ふるほん文庫やさん」の棚があって、古本文庫が売られていた時期があった。新宿紀伊国屋にもあったか? そういえば、いつのまにか見かけなくなった。信愛書店には残っていたっけ? この書店も近々店じまいするというのは、東京新聞の夕刊か何かで読んで知っていたが、「ふるほん文庫やさん」が北九州にもなく、そんな逃走劇を展開していたとは知らなかった。

創業者でもある谷口雅男氏の『ふるほん文庫やさんの奇跡』(ダイヤモンド社)も面白く読んだ記憶が残っている。元祖古本虫みたいな人? 病気して、読書して、古本を好きになって、開業し、いずれは古本図書館をやるとか夢を語っていたのではなかったか?

しかし‥‥。失踪とは‥‥。

そういえば、只見で、たもかくというところで、古本と森の土地の交換も可能な古本屋をやっている人もいたかと。吉津耕一という人が推進していて『本 森に帰る』 (農山漁村文化協会) など、田舎暮らし&古本がらみの本も何冊か出していた。こちらも最近、あまり噂をきかないけど‥‥。

この「たもかく本の街」にも、十数年前に一度出かけたことがある。さすがに新幹線で途中駅まで出かけ、あとはローカル線でえっちらえっちら。ちょうど冬場で、雪も降っていた。一泊しての古本屋ツアーだった。

ここは一軒家形式の古本館が何軒かあって、そこを覗いたものだった。無料館もあったか? 貨物列車のような車両の中に古本を詰めていたのもあった。
ネットを見ると、こちらはまだ営業中のようだが?

 ともあれ、福岡北九州界隈は、ふるほん文庫やさん以外にも、古本屋はあった。そちらも一泊しつつ、門司周辺の古本屋にも足を延ばしたかと。

たもかくは、そこしか古本屋はないが、広いから一見の価値はあった。

我が家の本を「たもかく」に全部売って、現地の土地に変え、そこに山荘を建てるというのも不可能ではない?  夢? いや、寒いところはちょっと苦手?

ともあれ、古本虫も生きていくのが大変な時代のようだ? 古本屋の閉店も都会周辺でもよく聞く。ネット専門古本屋に転換するところもあるようだし。
頑張れ! 古本虫?



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自分も古本ツアーさんの記事を読んで驚いたクチです。「~奇跡」の本も読みましたし。

ネットでは関係者らしき人たちの悲喜こもごもが沢山書かれています。オカルトめいたものを感じざるを得ません。
M書店  04/20/2014 Sun URL [ Edit ]
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