古本虫がさまよう 写真集、荒木経惟、篠山紀信、名取洋之助、都築響一‥‥「緊縛」か「激写」か「奇界」か、「ママチャリ」か、「下着」か?
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写真集、荒木経惟、篠山紀信、名取洋之助、都築響一‥‥「緊縛」か「激写」か「奇界」か、「ママチャリ」か、「下着」か?(2014・4・3・木曜日)










この前、マスター“K”の『緊縛の文化史』 (すいれん舎) を読んだということで、 『荒木経惟 写真全集18 緊縛』 (平凡社)を手にした。

きつく縛られた女性の写真集。

さまざまなポーズ、縛り方があるが。
ううむ、そもそも、縛りに関して、さほどの興味もないが、この手の写真集は、やはり「美女の緊縛」でないと。
その点では、ここに登場している女性の多くは、さほど欲情をそそるものはなし。我、微動だにせず!?
やはり、この手(?)の写真集というと、篠山紀信かな?
でも、彼も最近まじめな写真集が多い。
普通の図書館には置いてないと思うけど、 『激写・135人の女ともだち 』 (1979年 小学館)はやはり傑作だったかと。当時、まだまだ不細工な(?)ヌードモデルが多かった時代に、ゴロー、激写に出てくるモデルのレベルはおおむね水準に達していたかと?

目を転じて、名取洋之助氏の『アメリカ1937』  (講談社)を読んだ(見た)。これは、彼がアメリカの『ライフ』の契約カメラマンとなっていた時代に、アメリカで撮影したものが収録されている。モノクロ。

日本の戦争宣伝のために活動もしていたことでも知られる彼に関しては、評伝やら著作を何冊か読んだ覚えがある。
本書は、映画「おもいでの夏」に出てくるアメリカのシーンみたいな感じでもあった(映画はたしか1942年の小島の設定だったか)。写真のキャプション(場所など)がないのが残念。猿谷要氏や青木冨貴子氏などの解説付きなのはいいのだが‥。

引き続き、佐藤健寿氏の『奇界遺産』  (エクスナレッジ)を読んだ。
「世界遺産」なら聞いたことがあるが‥。UFO村や男根の魔除け図のある家やら奇妙な存在感をかもし出している「奇界」の写真集。台湾の「ビンロウ」なる女性の露出度が高い店なども出てくる。

ともあれ、奇怪な世界を覗くことができる面白い写真集。以前紹介した都築響一氏の『ROADSIDE USA 珍世界紀行アメリカ編』 (アスペクト)にも似た世界といえようか。彼の『東京スナック飲みある記』 (ミリオン出版)、 『珍日本超老伝』 (ちくま文庫)も類似の奇妙なワールドを紹介してくれていたが。

ついでに、八神史郎氏の『世界の自転車ミュージアム  サイクル・ギャラリー・ヤガミの名品たち 蒐集家ビジュアルブック①』 (彩流社)を読んだ。

著者は1930年生まれ。日帝工業に入社し、貿易部門を担当し、世界各国を飛び回り、その過程で、自転車関連グッズの蒐集を始めたという。
八神商会をそのあと、立ち上げているが、「サイクル・ギャラリー・ヤガミ」を開設しているそうな。そこに蒐集している自転車関連グッズをまとめたのが本書。

自転車といえば、僕などは「軽快車」をすぐに想起する。少し前かがみになるハンドル、曲がる時には電光掲示‥など。そういうのは本書には出てこない。クラシックな自転車や当時の優雅なカラーポスターなどが収録されている。

そういえば、以前、ママチャリを愛用している外国人の本を紹介したことがある。
チェスター・リーブスの『世界が賞賛した日本の町の秘密』 (洋泉社・新書)だ。人それぞれ趣味主義主張があるけど、こういう趣味主義主張はあまり摩擦も起こさず、健全なものがあるのかも。古本蒐集もまぁ、それに次ぐ健全な趣味。女性の下着蒐集は、集め方によっては犯罪?

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