古本虫がさまよう 朝日と原発、広告センスは似た者同士?
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朝日と原発、広告センスは似た者同士?
(2014・3・25・火曜日)






早川タダノリ氏の『原発ユートピア日本』  (合同出版)を読んだ。いやはや、労作だ。

これは戦後の日本の原発肯定の新聞記事や原発は安全であるとの「啓蒙」広告の類をまとめ論評したもの。

1954年元旦の読売記事「我輩はウラニウム」から第一章が始まる。その記事や広告のコピーなどが収録されている。「我輩はウラニウム」なる記事は、日本の理化学研究所にあったサイクロトロンがGHQの命令で、東京湾に沈められるところから始まる。理化学研究所といえば? 最近よく聞くところでは?

ともあれ、今や一人四役(?)で、朝日新聞の「広告塔」にもなっているガッツ石松さんが、1998年12月に福島県で開かれた原子力講演会で熱弁をふるっている写真もある。専門的な話は別の講師がしたようだが‥? 朝日と原発、広告センスは似た者同士?

その本で、ガッツ石松氏の写真を観て、そういうふうにすぐに朝日新聞が浮かんだが、そういえば、戦前戦時中の朝日新聞の「戦意高揚記事」を「引用」(転写・転載)」しながら、そのおかしさを鋭く告発した本があったではないか。

最初その本(『読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事』リヨン社)が出た時、著作権がどうのこうのと難癖をつけられて絶版処分にするのを余儀なくされ、そのあと、版権が切れたものを再編集して新版として出した本(『朝日新聞の戦争責任 東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証』太田出版)があった。著者は安田将三氏&石橋孝太郎氏。

そうそう、その本にも似た印象を受けた(今回、『原発ユートピア日本』が、そういう著作権からの観点で、販売差し止めなどをくらう心配はないだろうか? 原発安全広告を丸ごとコピーして掲載もしたりしているから。朝日と違って原発広告関連団体は、そんなヤボな言論弾圧的なことはしない?)。

本書によると、一般新聞や電力関連新聞などに中学生が原発推進論を投書していたりもしたそうな。

石油ショックなどを経験し、電力生産の多様化の一つとして原発を考慮したのはやむをえないところもあったかとは思う。平和利用というのも、俗耳に入りやすい。地震対策ばっちりなんて広告もあったが、津波のことはさほどは考えていなかった。
とはいえ、今後はテロのことも考えるべきだし、隕石衝突の可能性も?
平和主義的観点ではない原発ゼロ社会を考えることも必要だろう。

その意味で、こういう本を小学校の図書館などに常備することは大事だろう。権威や専門家をことさら否定することはないが、疑う心をもつことは大事。「教育に新聞を」なんて言うより、こういう本を全国の学校の図書館に常備しておくといいだろう。
もちろん、セットとして、『朝日新聞の戦争責任 東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証』 (太田出版)もお忘れなく。
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