古本虫がさまよう 「団塊世代」が日本を悪くし、「ベルエポック世代」が建て直すか?
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「団塊世代」が日本を悪くし、「ベルエポック世代」が建て直すか?
(2014・3・24・月曜日)






福井次郎氏の『1950年代生まれの逆襲 「ベルエポック世代」の栄光と悲惨そして復活』 (言視舎)を読んだ。
 著者は1955年生まれ。「ベルエポック世代」というのは、団塊世代と新人類との「狭間の世代」で、1950年代生まれで、「ベルエポック」(良き時代)を体験した世代とのこと。
生まれた時から高度経済成長を体験し、生活が豊かになっていく実感を味わっている。

といっても、貧しい時代の日本のことを覚えてもいる。

僕は著者より数年後に生まれているが、ぎりぎり「ベルエポック」世代。

著者は、僕より少し年上で青森生まれということもあってか(?)、子供の時のトイレの紙は新聞紙だったという。ううむ。さすがに新聞紙の記憶はない。和紙で拭いていただろうか? もっとも新人類世代は1960年代生まれ(1961年以降~1970年)というから、そっちにごまかして入ることも可能?
僕より6歳年下で、60年代半ば生まれの弟は新人類世代になる。

「ベルエポック」世代と新人類世代との違いは、白黒テレビや汲み取り式トイレや蚊帳や脱脂粉乳の味や木造校舎、共産主義神話、文革礼賛、地上の楽園北朝鮮論‥などをリアルタイムで経験しているか、していないかとであろうか。
この両世代(新人類世代も前半)の親は、戦中派で、戦争や空襲の体験もあることが多い。少し古い教育観も持っていた。

そのせいか、親からは「若い時の苦労は買ってでもしろ」と何度も言われたものだ。もう若くないから「苦労は売り飛ばす」ようにしたいと思っているが、なぜか未だに「買ってでもする」羽目になっている。だから、離婚もできない?
著者は、そうした世代の一員として、これからの日本の社会の将来像について、いろいろと論じている。総じて悲観的? 
三浦展氏的な分析というか、こういう世代論など、各種いろいろとあるだろうが、所詮は、同世代にあっても、さまざまな価値観や現実の違いがあり、一括りにもできない。

まじめになるべく働き、貯金を残し、子孫に美田を残す人もいれば、キリギリスのように生きていき、親の金をむしり、子供にたかる人もいるだろう。
結局、なるようにしかならないのが人生‥。

ううむ、最近になって我が家も、ついにビールばかり買うのはやめることにした(といっても、安売り店で350ミリリットルなら、200円以下で購入していたが)。消費増税を推進した財務省のいいなりになるのはいやだから、二本に一本は発泡酒の類に転向。試飲しているが、まぁ、味に大差はない?)。ただ、こんなことをしても、第二の酒の酒税を引き上げることに貢献するだけになってしまいそうだが‥‥。

ともあれ、坪内祐三氏の『昭和の子供だ君たちも』 (新潮社)は、団塊世代もベルエポック世代も新人類も含めて、昭和生まれの世代を論じたもの(のようだ。これから読もうとしているところ)。

坪内氏も、三浦氏の定義だと「ベルエポック」末期世代になるだろうか。彼の『総理大臣になりたい』 (講談社)も以前紹介したが、その本でも、自身の父親のことなどを論じ、昭和世代論的な色彩もあったかと。併読するとなお面白そうだ。
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