古本虫がさまよう 「年上の女」を知ったのはジョディ・フォスターの『君がいた夏』か、ジェニファー・オニールの『おもいでの夏』か、川奈まり子の『僕の兄嫁さん』か…
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「年上の女」を知ったのはジョディ・フォスターの『君がいた夏』か、ジェニファー・オニールの『おもいでの夏』か、川奈まり子の『僕の兄嫁さん』か…








澤井健氏の『スターすっぱだか列伝 女優編 2006-2012』 (洋泉社)を読んだ。
すっぱだかというから、ふふふの本かと思ったら、女優に関してはイラスト図解による紹介。作品はDVDのカバー提示。一昔前の本なら、肖像権など無視した映画のスチール写真などが使われていたであろうが…。

女優といえば、アネット・ヘヴンぐらいしか知らない。あとゴールディ・ホーンぐらい。ジョディ・フォスターはさすがに知っていたが、彼女が主演した作品で『君がいた夏』といった、『おもいでの夏』や『青い体験』のようなふふふの作品があるとは知らなかった。見てみたい?
そういう発見があった本でした。

著者によると、フォスターは「大人っぽくて話のわかるカッコイイお姉さん」だったそうな。「少年の心に永遠の思い出として生きるフォスターの(筆おろしまでしてくれる)ちょっと不良な年上のひとぶりは最高」だという。ううむ、知らなかった。

日本の映画の世界で「年上の女」といえば、誰でも直ぐに浮かぶのが川奈まり子氏? 元アダルト女優でもあり、『三十路セックス』 (ベスト新書)というノンフィクションエッセイも書いている。監督の溜池ゴロー氏と結婚。ご主人も本の中で、ノロケ話を書いたりもしている。

その後、川奈氏はポルノ作家にもなり、著者自らのセミヌード写真をカバーに使用して登場し頑張っている。
最新作は『僕の兄嫁さん』 (双葉文庫)。帯に「伝説の美熟女優」「待望の第六弾!」「ねえさんは罪よりも甘く」とある。

彼女の作品はすでに双葉文庫から『義母の艶香』『人妻、洗います』『熟れ酔い美人』『人妻鑑賞会』『未亡人喫茶』が出ている。ブックオフに行けばおおむねあるからよく売れているのだろう。

今回の最新刊の作品は、大学生になって兄の家に居候生活を始めていたのだが、兄が単身海外赴任し、兄嫁と二人きりの生活をすることになった…という設定。しかし、兄嫁以外に、先ずは近所の兄嫁の知人である年上の人妻、自動車教習所でめぐり合った年上の美人教官、兄嫁の妹(それでも年上)…との性遍歴があり、その上で兄嫁と結ばれる…といったストーリー。ううむ…。初期のそれは、タブー視していた兄嫁との性交の代償としてのやむをえない(?)女性遍歴ではあろうが、ちょっと相手が多すぎる?
『兄嫁は二十八歳』 (高竜也氏・フランス書院文庫)のほうが、少年と兄嫁との再会と別離があっての葛藤(いやよ駄目よ→いいわもっとして→でも…)ありの作品で、もう少し作品の幅があったかと。『君がいた夏』は見ていないが、別離があるし、『おもいでの夏』も『兄嫁は二十八歳』ももちろん別離あり…。

それにつけても、「年上の女」は、男にとって永遠のテーマであろうか。いや、やはりせいぜいで30歳まで? しかし、そういう「少年」が「中年」になり、昨今のおばさんブームを形成しているのか? だとしたら、ちょっと気色悪し? 現在の僕にとって「年上の女」となると「還暦おばさん」? おぉ? それでも「美熟女」なのか? 


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