古本虫がさまよう 「彩の国古本市」から「阪急古書のまち」へ行くには、ちくま文庫が便利?
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「彩の国古本市」から「阪急古書のまち」へ行くには、ちくま文庫が便利?


(2013・12・9・月曜日)











昨日(日曜日)は、午後所要(仕事)があって都内へ。
その前に所沢・彩の国の古本市に出かけた。先ずはいつものように(といっても、まだ2~3回か?)所沢駅構内の「テツ」(もちろん全面禁煙!)でつけ麺(特盛り900円)を食べる。

新宿御苑の「いなば」のほうが好みだけど、高円寺らーめん横丁で、時々食べていた想い出もあるし、彩の国の古本市に寄った時に、さほど行列になっていなければ、たまに食べるのもいいものと思うことにした。

古本市は、12月4日から始まっていて、12月10日が最終日ということもあってか、広い会場もそんなには混んでいない。リュック姿のオッサンがいても、迷惑にはならない程度の余裕の広さと人口密度。ただ、一階会場はラジカセから流れるアナウンスと音楽がやや煩い。歌詞はないのだが…。
8階の会場も、歌詞はないけど、BGMが流れている。「無音」状態がベストなのだが…。
一昔前は歌詞あるポップスが流れていて、本当に煩かったから(抗議したこともある)、それを思えば、改善はされているのだが…。好みではない音楽を聴かされるのはやはり苦痛…。

会場内は禁煙だし、外の休憩所も、以前は、半分が喫煙可能で、半分が禁煙だったのが(その間には何の遮断もなかったから、禁煙席はナンセンスそのもの)、今は全面禁煙になっているから改善はされているのだが…。あとは、余計なBGMが無くなればパーフェクト古本市なのになぁ…。残念?

永末千里氏の『航空自衛隊員誕生す  躍動感あふれる創設時代の物語』 (光人社NF文庫)、木元寛明氏の『ある防衛大学校生の青春 治安出動はついに訪れず』 (光人社NF文庫)、三枝茂智氏の『新憲法・その虚構と真実』 (日本文化連合会)を購入。

そのほか、 『自動車労連』なる雑誌を数冊購入。労働組合の機関誌。季刊だったのが隔月になり、月刊になっていったようで、それぞれ何冊か出ていた。
塩路一郎氏(自動車労連会長)のスピーチや、 福田恆存や高坂正堯や村松剛など、そうそうたるメンバーのエッセイなども収録されている。社会党、共産党系ではない民主的労働運動の基幹的組合ならではの組合機関誌といえようか。こんな雑誌があるのは勿論知らなかったから手にした次第。
塩路一郎氏は、この前亡くなった。その自叙伝『日産自動車の盛衰 自動車労連会長の証言』 (緑風出版)も本欄で紹介した。

レジのところには、所沢駅周辺ないし、西武池袋・新宿線沿線の古本屋マップでも置いてくれればいいのにと何度か要望もしているが、勿論、そんなものはない。
せっかくの「郊外」の古本市。わざわざ遠くから足を運ぶ人相手に、もうひと商売しようという気にならないものだろうか?  出展している古本屋は必ずしも所沢周辺の古本屋とは限らないようだが、もっとグローバルな思考をもって協力しあえばいいのに。
東京の神保町古書会館にだって、沖縄県内の古本屋マップが置かれているというのに…。これじゃ?

一昨日の古本屋ツアーインジャパンさんのブログによれば、狭山の某古本屋が閉店セール実施中とのことだが…。時間もなく行けず。

池袋に戻り、 古書往来座に寄ろうかとも一瞬思ったが、やはり時間もなく目的地へ。

車中では、グレゴリ青山氏の『ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記』 (ちくま文庫)を読んだ。単行本(イースト・プレス)は読んだはずだが、文庫で読んで、新鮮に感じた次第。ううむ…。

グレゴリ青山さんは、漫画家。本書も、学生時代に「阪急古書のまち」の某古本屋(加藤京文堂)でバイトをした体験をエッセイ&イラスト(マンガ)で綴ったもの。「阪急古書のまち」は、最近はごぶさたしているが、彼女がバイトをしていた1985年前後は、出張の折りなどに、年に一回以上は足を運んでいたかと。遭遇していたかも? 本書では古本好きの人は、中年オッサン風に描かれているが、当時はまだ僕は青年だったか?

ちなみに,その後、最近になって加藤京文堂は閉店したとのこと。

バイト先の古本屋にもよく来ていた生田耕作にサインを貰ったりしたこともあったそうな(その生田氏の蔵書の数々を、彼の死後、神保町などの古本市でしばしば見かけたものであった…)。

19歳の時の回想として居酒屋でかつての同級生と共に歓談するシーン(102~103頁)で、本人がビールを飲んでいるのは…いささかヘン? 法律違反? 単行本ではどうだったか?

古本に「はさまっているもの」の例示で、愛人からのラブレターがあったり…とか。僕も500円札とかゲットしたこともあったが…。

そういえば、この前、某古本屋で買った本の中に、その本の持ち主であった(だろう)人の給与明細が挟まっていた。5年ほど前、20万円弱。店長手当が月5000円ほど。ううむ…。
モノが挟まっていると、プライバシーの問題になってしまうが…。
書き込みに関しては、赤線引いたり、「バカ!」「アホ!」「容共リベラルめ!」とかコメントを付記したりすることはよくあるけど…。

入手した古本に食べ滓や「毛」が一杯あったこともあったそうな? 僕も買った古本に、「毛」が一杯あったこともあった。
僕自身、毛抜きで「鼻毛」や「顎髭」などを抜きながら読むことも多く、その抜いた毛を本になすりつけるなんてことも一時よくやっていた。毛の根っこの根元には粘着力があるので、抜いた毛をそのまま本にベタっとなすり付けたりすると剥がれることもないから…。
しかし、それでは美醜の上で、古本としては、やはり売り物になりにくくなるものなり。
本を読む時は、書き込みは個人の自由だが、あまりにヘンなモノを挟むのは個人の所有物といえども、死後のことを考えるとやめておいたほうがいい?

それにしても、図書館の本にも、そんなことをする手合いがいるから困る? 折り目をつけるのは自由と思っている人もいるようだ。図書館なんかに行くと、かわいそうな本の例示をしていることがある。モノをこぼしたり、折り目をつけたり、切り抜いたり…とか。

ともあれ、古本の中に何があるかを探求(?)したのが、古本屋店主でもある古沢和宏氏の『痕跡本のすすめ』 (太田出版)。著者経営の古本屋(愛知県)にも、往復青春18切符で出掛けて覗いたのも懐かしい思い出。あれからもう一年以上が経過したのやら? 明日から青春18切符なども使えるが、まだ購入しておらず。
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