古本虫がさまよう 特定秘密保護法に賛成の市民がいることをNHKニュースで初めて知った夜に法案が成立、篠沢秀夫名誉教授はどう受け取っただろうか?
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特定秘密保護法に賛成の市民がいることをNHKニュースで初めて知った夜に法案が成立、篠沢秀夫名誉教授はどう受け取っただろうか?

(2013・12・7)






昨夜(2013・12・6)はいつものように(?)早く寝たが、機密情報を漏えいした者への罰則を強化する特定秘密保護法が6日夜に再開された参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立したという。
今朝(12・7)の朝刊はまだ見ていないが、昨日の12月6日朝刊各紙はそれぞれ個性的であった? (12・7朝刊もさぞかし個性的であろうが?)
 
特定秘密保護法案が、参議院の委員会で可決され、いよいよ「あと」がなくなったと感じている(?)東京新聞などは、一面に「民主主義の否定」と大きな見出し。ううむ、なるほど? 一理ある?

朝日も、社会面で「声聞いて」と題して、老若男女(赤ん坊とともに主婦なども)が、プラカード的なものに手書きで「絶対反対」「立ち話も出来ないの?」「私たちの声は届かないんですか?」と……。20組弱がご登場しているが、強弱はあるものの全部反対論者。

世論調査的にも「賛成」の人もいるのだろうが、朝日は「賛成する国民」はゼロと考えているようだ(6日夜のNHKニュースは、街頭インタビューで「賛成」の市民、「反対」の市民の声という風に「賛成の声」もお茶の間に届けていた。賛成派の声は初めて聞いたような気がする)。

しかし、権力者は別にして、「市民」はみんな「反対している」という、こういう朝日的な報道の仕方というか、全体主義的発想がホントは怖い。記事の中には「法案が通れば全体主義国家になってしまう」と憂える人も。

この人、本当は「法案が通れば北朝鮮や中国のような全体主義国家になってしまう」と語ったのに、朝日記者が国名を割愛したのかも?  いやいや、ご本人にそういう国の発想は浮かばないのかも?

ともあれ、ちょっと感情論が展開しすぎていないのか? 国会周辺や日比谷では反対デモがお盛んだったようだが、日米安保反対闘争の時もこんな感じだったのだろうか?  賛成の市民の声はかき消される?

その点、12・6付け読売新聞朝刊の政治部次長の松永宏朗氏のコラム(民主主義誰が『破壊』? 多数決の否定はおかしい」)は、そうした朝日東京流の感情的反対論への反論として面白く読んだ。

自民・公明が過半数を両院で確保しながら、野党の一部(みんなの党、維新)の修正要求に応じて、法案を手直しし「知る権利」への配慮が増すことになったと先ず指摘。反対の意志は国会外で国民にアピールし、「その主張に多数の共感が得られれば、選挙を通じて政権が交代する。それが、憲法で間接民主制を採用する、わが国における民主主義のルールである。にもかかわらず、この法案について『民主主義の破壊』などと批判を浴びせる人たちがいる。立場の違いがあるとしても、『国民の代表者』たちの多数の声を無視して、3分の1以下の少数者の言うとおりにせよ、というのは『憲法の規定を無視せよ』というに等しい」「最後は採決で決めるのは民主主義のルールだ。それまでだめだというのは、少数者の横暴でしかない」と。まぁ、正論ではあろう。

新聞も冷静になって、朝日や東京にも、こういう「少数者の横暴」を戒める保守派コラムニストのコラムを一面に掲載するぐらいの度量がほしいもの(逆もありうる)。

東京新聞は一面で「民主主義の否定」と横断幕?を掲げ、同じ一面に、、その主張と同じことを語る識者を起用している。それもまた正論ではあろうが…。

そうした国会の騒動はともかくとして、1933年生まれの篠沢秀夫氏の『日本へのわが遺言 戦前・戦中・戦後—日本はひとつ』 (ライフハーベスト発行、産経新聞出版発売)を読んだ。

素晴らしい本。その一言に尽きる。

この季節、まもなく大学受験のシーズンだが、それが無事終わったなら、高校生三年生などに、是非一読してほしい。日教組や日共系高校教員などの「現代史・偏向教育」是正に役立つ本だ。

ナチスドイツとの「異なる日本の.悲劇」の分析、進駐軍の手先ではなかった安倍能成の手さばきへの評価、宮沢喜一・後藤田正晴両氏の「こと軍事、自衛隊の行動となると、まるで駅売り夕刊新聞なみの小児病的反軍国主義発言」批判など(「駅売り夕刊新聞」というのは、「夕刊フジ」ではなく「日刊ゲンダイ」のことかも?)。

篠沢氏は、あまり賢明とはいえないタレントが司会するクイズ番組の解答者として出ていたということもあり、さほどの認識をかつては持っていなかった(このクイズ番組に起用された経緯も綴られている)。

谷沢永一氏が、篠沢氏のある本を絶賛していて、「おやっ?」と思ってそれを手にしたものの、ちょっとフランス文学関連の専門書ということもあり、これまた認識を新たにするまでにはいたらなかったかと。
そのあと、こんな一般向け評論集もよく出すようになり、愛国心などに関しての考察など、ふむふむなるほどと感じるようになった。
渡部昇一氏などと連なる文化人といっていいだろう。

いま話題の徳田虎雄ではないが、篠沢氏も難病にかかって、医療機器に囲まれるような生活をしておられるようだが、こういう本を出されたことには敬意を表したい。

どうか長生きしてください。北朝鮮の崩壊を見てください。中共帝国の崩壊を見てください。特定秘密保護法がPKO法同様、日本を軍国主義復活に導くのか、そうでないのか見守ってください?


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