古本虫がさまよう 「自然」は「猛威」なのか「癒し」なのか
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「自然」は「猛威」なのか「癒し」なのか
(2013・11・30・土曜日)









俵万智氏の『オレがマリオ』 (文藝春秋)を読んだ。

(内容紹介)→俵万智の第五歌集。東日本大震災を間に挟み、第一部、第二部と分かれる。俵は、放射能被害を逃れ、西へ西へと移動し、幼い息子の手を引き、最終的に石垣島への定住を決める。そこで出会った自然や人々。冒険心を掻き立てられる幼子。さまざまな経験や観察の中から生まれた400首余り。母として、3・11以降を生きる日本人の一人として、世界を受け止める。絶望と新たな生命力の獲得をベースに詠まれた傑作歌集…とのこと。




「オレがマリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなり

どんぐりを集めている子並べる子中を見たい子投げてみたい子


3・11の時、俵氏は東京の新聞社の会議室にいたという。仙台に住んでいたが、両親と息子に再開できるのは4日後。それから、余震と原発事故が落ち着くまでと思って息子をつれて石垣島へ。しばし定住することになったそうな。

得るものがあれば失うものがあるのが「世の常」。そのあたり、マリオの歌がいみじくも語っているような気がした。

あの時の原発事故で「西へ」と逃避したのは間違っていなかっただろう。今後も原発を大したテロ対策もしないまま放置するなら、狭い日本、どこにも逃避できなくなるといった事態も発生しかねない。
小泉元首相などの直言を評価するほうがいい?

ただ、原発ゼロ社会を実現するならば、貿易赤字などが拡大し、電気料金も一時的にせよ、値上がりになる可能性もあることは自覚すべき(もっとも値上げ云々に関しては電力会社などの情報操作に注意!)。もっと速く、最新型の石炭火力発電所などを作るべきなのに、モタモタしていないのか。

地震原発がらみの句もある。

簡単に安心させてくれぬゆえ水野解説委員信じる

まだ恋も知らぬ我が子と思うとき「直ちには」とは意味なき言葉

子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え


いやいや、その心境はよく理解できる。本当にその通り。

NHKの科学部で、当時、 「特定秘密保護」のために(?)、民主党政権の「言いなり」の内閣広報官みたいになっていた記者の顔は最近見ないけど。
「直ちには」とはナンセンスもいいところ。あの時、ブログに書いた記憶があるけど、国際航空路線に乗る程度の「被曝」云々というなら、喫煙者のスチュワーデスが現地に居たら結構な被曝になるのか?

ともあれ、放射線・放射能とはエロ本みたいなもの。

大人、年寄りがエロ本見ても、大して悪影響はないだろうが、子供が見れば、やはり悪影響を受けるもの。誰かを見ても分かるように人生を誤ることもある?
放射能も同様。

それ故に、俵氏が西へ西へと逃げてゆく心境に当時なって、現在も石垣に住んでいるのを咎める気にはなれない(ただ、放射能同様、不気味な中国が近いですから、くれぐれもご注意を? 中共の軍事力も気になるし、中国の原発事故が発生したら、黄砂やPM2・5などを見ても分かるように、西から影響を受けるので。夏は台風も多いし)。

原発の悪影響を心配する母親たちの心境を綴ったのが、お母さん革命ネットワーク編の『母親たちの脱被曝革命~家族を守る22の方法』 (扶桑社新書)だ。瓦礫処理などにも反対する向きもあって、いささかいかがなものかと思わないでもないが…。とはいえ…。

一般論だけど、まぁ、両親がタバコ吸っていて、この前も自転車の後ろに子供乗せて、プカプカやりながら走るのがいた。自転車なら、前で親が吸っても、周辺に流れて、後ろの座席にいる子供より、道を歩いている人に不快感・臭気を与えるだけかもしれないが、自宅内ではやはり悪影響があるだろう。

よもや、放射能がどうのこうのと心配している大人は、たとえ喫煙者だとしても、少なくとも半径百メートル内に人がいるところではタバコを吸っていないと思うけど…。いや、いるかもしれない?

町中歩いていても、相変わらず歩行喫煙者はいくらでもいるし、立ちどまって吸えばいいんだろうという「建屋のない原発」同様の喫煙者も多々いる。
こういう環境悪化もなんとかならないものか。原発ゼロもいいけど、「悪質な喫煙者ゼロ」社会も実現したいもの(喫煙者ゼロではない。喫煙は大人の個々人にとって、癒しにもなるもの。あくまでも周辺に人のいないところで吸うのは自由。他人の鼻孔に臭気をもたらしたり、服に悪臭を染みつかせたりすることがゼロになってほしいだけ)。
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