古本虫がさまよう 中共の防空識別圏設定に対する主要新聞の社説比較採点—東京新聞は赤点? 毎日はA、朝日はB、 読売、産経、日経は…?
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中共の防空識別圏設定に対する主要新聞の社説比較採点—東京新聞は赤点? 毎日はA、朝日はB、 読売、産経、日経は…?
(2013・11・26・火曜日)








中国が尖閣諸島を含めた東シナ海の上空に防空識別圏を設定したことに関して、産経を除く主要新聞が11月26日付け朝刊社説で論評を加えていた。
「東シナ海で高まっている緊張について、中国は尖閣諸島を国有化した日本に原因があると主張してきた。だが、もはや、挑発しているのが中国側であることはだれの目にも明らかだろう」(日経「中国防空識別圏は極めて危うい挑発だ」)。

この日経の社説の書き出しは、多くの日本人の心境を表明したものといえよう。

毎日社説(「危険な挑発行動やめよ」)も、「習近平政権は中国が米国をしのぐという『中国の夢』に酔っている。だが、中国自身の高度成長を可能にしたのはアジアの平和秩序があったればこそだ。それを破壊するとは、暴力的な文革の夢を見ているのか」と結語している。

これもシャープな指摘だ。僕自身、傲慢な中共政権の報道官などのコメントを見ていて、こいつら、文革時代に戻ったのかなと感じていた。

何処の新聞も書いていないが、こういう時は、「戦前の日本の軍国主義者の独りよがりの挑発を彷彿させるものがある」とでも指摘してもいいだろう。「最近の中国共産党政権の威圧的行動や他民族に対する一方的な弾圧政策は戦前の日本軍の行動を想起させる」とでも書いてもいいだろう(この筆致、厳密にいえば、いろいろと問題はあるが、単純化して、そういってもいいではないか)。

なぜそう書かない?
いやいや、愛国心ある新聞、節度ある態度なのかな?

ともあれ、朝日新聞でさえ、社説(「無分別な線引きやめよ」)では「中国はこの措置をみずから見直し、撤回すべきだ」「中国側は『現状変更したのは日本だ』と主張しているが、日本政府による国有化は、識別圏のような軍事的に重い意味のある現状変更には当たらない」と指摘している。まぁまぁのレベルではある。

読売社説(「容認できぬ一方的な現状変更」)は、可もなし不可なしの解説調社説。

一番酷いのは東京新聞? 社説タイトルも「自制と冷静さを求める」。中国に対して「自制」、日本に対して「冷静」を求めるという喧嘩両成敗的内容。これって、一昔前の朝日社説でよく見かけた屁理屈論法だ。しかし、今も朝日でさえ理解している「違い」が東京新聞の論説委員には理解できていないようだ。

「(安倍)首相が冷静な対応に努める限り支持したい」といった表現も稚拙。「米国をはじめとする国際社会と連携し、外交的手段を通じて中国側に自制を促し、この問題の解決に努めてほしい」といった表現も、朝日とて若宮論説主幹時代の時のころによく見かけた中学生並みの作文。

「米国ははっきり警告のメッセージを出すべきだ」 (毎日)、 「中国は、日米安保を試すかのような危険な行動は慎まなければならない」(朝日)のほうがまだマシだ。

東京新聞も日頃、東京電力や政府の原発対策に舌鋒鋭く追及している筆致をなぜ、中共相手にも使わないのか? 僕なんかは、脱原発派だから、そういう筆致には基本的に賛成。

相手が東電だと遠慮せず、理不尽さを追及するくせに、相手が中共だと、とたんに理不尽な行動に対しても低姿勢になるのはおかしい。

そういえば、東京新聞などが「いいね」と囃し立てた小泉元首相の「脱原発」講演の全文が『プレジデント』(2013・12・16号)に掲載されていた(各地でゼロ講演をしている中の一つ)。

おおむねなるほどと思って一読したが(猪瀬直樹氏の著作をあれこれ論じながらというのが、いまのご時世的にはちょっと向いていない? 猪瀬氏が手にした契約書のインクなどを分析して、本当に一年前のものなのかどうか科学的鑑定をしてみる必要があるのではないか。もし、それ自体が偽装だったら都知事辞任ものだが?)、彼(小泉氏)のそうした反骨精神は、靖国神社参拝などでも首尾一貫して見られる。
東京新聞のように、相手によって舌鋒が鋭くなったり、モゴモゴ口調になるのとは違う…(もっとも、小泉首相も最初の靖国参拝を8・15にしないで、日を早めたのがマイナスだった。あの時、8・15に参拝していればよかったのに…)。

すくなとも来年の元旦、正月は伊勢神宮の前に安倍首相が靖国神社を参拝すべきではないか? なんと平和的な対抗策であろうか? でも、そんなことをすると、冷静な対応ではないと批判されるのかな?


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