古本虫がさまよう フランス料理のメニューとフランス書院の書名は、長ければ長いほど熟したティストがあるのだろうか?
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フランス料理のメニューとフランス書院の書名は、長ければ長いほど熟したティストがあるのだろうか?
(2013・11・14・木曜日)





「前向きに善処します」云々といった官僚用語は実態を反映せずにズボラで尊大でケシカランとよくいわれるけど、民間企業にしても、お高くとまりがちな準官僚的なホテルの「偽装メニュー」の数々も似たような精神構造が生み出したものだろうか?

大衆食堂みたいに「オムライス」「焼き飯」「サンマ定食」といったふうに「一言」で十分。
ところが、2013・10・30・東京新聞朝刊で読んで笑ったけど、阪急阪神ホテルズって、誤表示があった「オムライス」は「ビーフオムライス、自然卵の半熟オムライスに黒毛和牛ロース肉が入ったデミグラスソースを」というネーミングだったそうな。

ところが、「自然卵は加工卵が混ぜられていた」とのこと。「黒毛和牛」「デミグラソース」はホンモノ本当だったのだろうか。こういうことをすると、官僚が喜んで、やっぱり「前向きに規制をしないといけませんな」…となるのか?

民間が自らクビを絞めるなんてバカなことをしでかしたものだ。春風亭柳昇師匠の「ぜんざい公社」(落語)を久しぶりに聞いて笑いたいもの。笑っている場合ではないか?

それにしても、長いお名前のメニューの数々。フランス料理などによくあるようだ?
「鴨フォアグラのテリーヌ 白ポルト酒の香り コニャックのジュレを添えて」とか…。「とちぎ霧降高原牛サーロインのグリエ  ジュ・ド・ブッフにムータルドのアクセント」とか…。要は「国産牛ステーキ」でいいじゃん? いや「ステーキ」と「加工牛」とはまた違うのか?

ポルノ小説もただ一言『女教師』 (フランス書院)となれば、トー・クーンの名作。しかし、後発の作品は、その「女教師」にいろいろと言葉をつけるしかない。

『女教師の秘密』『女教師の誘惑』『狙われた女教師』『女教師の手弁当』『女教師の持ち帰り』『女教師の童貞指導』とか…(架空のものもありますので?)。

その程度ならまだいいが、『顧問女教師を調教したあの日  玲子先生と麻貴先生』や『女教師に狙われた童貞の叔母は、淫らな看護婦学校の女教師だった』と長めのタイトルの本も出てくるかもしれない(ホンモノもありますので?)。

でも、長くなったからといって、偽装表示とはなんの関係もないが…。

長くすれば妄想力や想像力やワイセツ感が増幅されるかといえば、必ずしもそうではない。
「女教師」その一言だけで、人それぞれのイメージが創造される。「兄嫁」とか「義母」とか「未亡人」とか、「看護婦」とか…。甘酸っぱい青年、いや少年の日の想い出が…。「ステーキ」といえば、子供時代のステーキが…。ブルドックソースかなにかをガバガバとつけて…。バター載せて。せいぜいで、「バター載せ国産牛ステーキ」で十分。

ところで、「共産主義」という言葉をみて、何を思い浮かべるか。このあたりは教養が試される?
「地上の楽園」「労働者の天国」…そう夢見た人々の屍のような本が、古本屋には山積している。そういう本を一冊一冊集めて読むのもまた楽しいものだ。同じ間違いを犯さないためにも。


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